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[ KNOWS Now! ]

115 号 <探究の達人インタビューVol.1 について>

学修デザイナー協会メルマガ [ KNOWS Now! ]115 号
<探究の達人インタビューVol.1 について>
投稿日2022年5月26日(木)
作成者:学修デザイナー協会
  誰もが夢中になれる学びをつくる

「LOVE」  Jhon Lennon 
Love is real
Real is love
Love is feeling
Feeling is love
(中略)
Love is touch
Touch is love
Love is reaching
Reaching love
Love is asking
To be loved
(以下省略)

(YouTubeのURLはコチラです。)
Love - John Lennon (With Lyrics in Movie & Description) - YouTube

ジョン・レノンの「LOVE」の一節です。
この歌に込められたメッセージ。感じることが触れ合うことが、そして手を差し伸べることが、
今だからこそ、このシンプルなメロディと詩を感じ取りたいです。

<今号の目次>
1 探究の達人インタビューVol.1開催報告
2 5月度定例座談会のお知らせ


1.探究の達人インタビューVol.1開催

 

探究学習において先進的な取り組みを行っている先生に
インタビューする「探究の達人インタビュー」vol.1が
5月21日にオンラインにて開催されました。

今回は、5年前から探究学習のカリキュラム開発を
行なってきた最先端の実践者、
福島県立郡山高等学校教頭の荒康義先生をお招きし、
学校現場での探究教育の実際についてお聞きしました。

インタビュアーは大阪万博共創パートナーとして、
探究学習を支援する「探究リンク」プロジェクトを
推進している昌典氏です。

主に次のような内容についてお話いただきました。

・OECD(ラーニングコンパス)との連携
・ふたば未来学園の具体的な事例
・探究の始まり
・内発的動機の重要性
・グローバル探究科の創設

参加者のアンケートの一部

「荒先生のこれまでの実践のすばらしさ、そして、
神田さん他の関係者の方々の本気度に感銘しました。
今後のご活躍が楽しみです」
(武蔵大学 代島克信様)

「素晴らしい生徒たちの活動紹介有り難うございました。
生徒たちの内発的動機が爆発的に大きいなと感じました。
今後本学に入学してくる生徒たちの「ぶっ飛ぶ」ような
思考と行動に期待したいと思います。
そのような時に出会ったときには、
最大限の支援をしたいと思います」
(熊本総合医療リハビリテーション学院理学療法学科学科長
 池田耕治様)

当日の収録動画に関しては、当協会が運営する
オンライン学習プラットフォーム「PABLOS」にて
公開されています。

PABLOSは小中高校、大学、専門学校、各種学校における
教職員の方に限定し、無償で登録・利用できます。

登録希望の方は下記までどうぞ。
https://almacreation.co.jp/lda/lp/pablos-opt


「探究の達人インタビューvol.2」は6月25日19時より
枚方市立東香里小学校の磯西重行教諭をお招きし
小学校での探究につながる授業の取り組みについて
お聞きする予定です。

次回のメールマガジンにて詳細をご案内します。
今しばらくお待ち下さい。


2.5月度定例座談会のお知らせ

今月の定例座談会の詳細が決まりました。
テーマは「前多先生のお話を聞く30分」。

今回はICT教育へ積極的に取り組み
『先生のためのICTワークハック』などの本を出版している
青森県立小学校の前多昌顕教諭にお話をお伺いします。

聞き手は吉井理事。また当日は玉村理事がお話を伺いながら、
リアルタイムでマインドマップを描き、画面を共有します。

【学修デザイナー協会理事 前多先生の話を聞く30分(マインドマップ付)】
日時:5月27日(金)21:30より(30分間の予定)

視聴:時間になりましたら下記よりご覧ください。
https://youtu.be/1leW79QKv5Y

※前回の佐久間先生との座談会は下記よりご覧ください。
https://youtu.be/IhiI8JO5B5A


[KNOWSなう] 第115号は、いかがでしたか? 第116号は6月上旬に配信の予定です。
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114 号 <探究の達人インタビューVol.1 について>

学修デザイナー協会メルマガ [ KNOWS Now! ]114 号

<探究の達人インタビューVol.1 について>
 投稿日2022年5月14日(土)

作成者:学修デザイナー協会
  誰もが夢中になれる学びをつくる


「猫のボブ」   長田 弘


赤と白のサザンカが咲きこぼれる

緑の垣根のつづく冬の小道で、

猫のボブが言った。平和って何?

きれいな水? 皿? 静けさ?

それからは、いつも考えるようになった。

ほんとうに意味のあるものは、

ありふれた、何でもないものだと。

魂のかたちをした雲。

樹々の、枝々の、先端のかがやき。

すべて小さなものは偉大だと。


上掲詩所収の詩集「奇跡~ミラクル~」のあとがきに、著者は記している。


「たとえば、小さな微笑みは奇跡である。

小さな微笑みが失われれば、世界はあたたかみを失うからだ。

世界というものは、おそらくそのような仕方で、

いつのときも一人一人にとって存在してきたし、

存在しているし、存在してゆくのだろうということを考える。」と


さて、今号は

1 探究の達人インタビューVol.1について

2 全国大会について

お知らせします。


1 探究の達人インタビューVol.1について


2022年度から高校で「総合的な探究の時間」

が始まりました。


これからの日本をリードする

未来型人材の育成を目指したもので

最も大きな教育改革の目玉のひとつです。


NPO法人学修デザイナー協会ではこの動きに

いち早く注目し

会員の多くが学校教育の現場で探究教育に

積極的に取り組んでいます。


探究教育研究の一環として、

「探究の達人インタビュー」シリーズを

開始することになりました。


これは学校の最前線で探究教育を実践し

目覚ましい成果を上げてきた教育者の方々を

ピックアップし

リレー対談の形でお話を伺うものです。


第1回にご登場いただくのは

5年前から探究学習のカリキュラム開発を行なってきた

最先端の実践者、荒康義先生です。


荒先生の高校では生徒たちが

さまざまな探究の成果を上げてきました。


その一部を紹介すると・・・

・献血に対する意識変化のプロジェクト

・脱プラスチックとバナナペーパープロジェクト

・南部鉄器鉄卵を福島で作るプロジェクト

・マインクラフトで原子力発電所や双葉郡の今と昔を再現

・双葉郡でファーマーズマーケットを企画したプロジェクト


今回は学修デザイナー協会理事にして、

経営コンサルタント・作家・国際的マーケッターである

神田昌典がインタビュアーとなり

荒先生に探究教育についてお話をお伺いします。


探究の達人インタビュー Vo.1

2022年「探究学習」元年

5年前から始まった先進の取り組みで続出する成果を聞く


出席者:

福島県立郡山高等学校 教頭 荒康義

アルマ・クリエイション株式会社 代表取締役 神田昌典


日時:2022年5月21日(土)19:00-19:50

(終了後質疑応答を予定)


形式:zoomによるライブ配信


参加:無料


お申し込み:下記よりご登録下さい。

https://bit.ly/3swMkRj


※ご参加にあたって

質疑応答等で集められた情報はPABLOS(探究教育を支援するためのプラットホーム)に公開されますので、皆さんが安心・安全に参加していただける環境を整えるため、以下のグランドルールを設けています。


・登録は所属名(学校名)、個人名ともに実名でお願いします。

・お顔出しにつきましては任意とさせていただきます。

・守秘義務に則り、生徒さんのプライバシーや学校の込み入った情報等が流れないようにご配慮ください。

・お互いを尊重し高め合い学びの場が活性化する発言を心がけてください。

・公序良俗に反することなく責任を持った発言をしましょう。

 

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113 号 <全国大会の日程について>

学修デザイナー協会メルマガ [ KNOWS Now! ]113 号

<全国大会の日程について>
 投稿日2022年4月27日(水)

作成者:学修デザイナー協会
  誰もが夢中になれる学びをつくる


新年度が始まって一ヶ月。

あなたの近くにいる新入社員や新入生は、新しい環境に慣れたでしょうか。

あなた自身、転職や人事異動などで働く環境や人間関係が変わったのではないでしょうか。

「変わる」ときには、緊張やストレスを感じます。

しかし、環境に慣れて「生き抜く」こと、順応していくことも必要です。


「変化」は「進化」の一過程です。

揺れ動く世情を強く意識しながらも、自分自身の立ち位置を確立したいものです。


さて、今号は

1 全国大会の日程について

2 World Reading Days2022について

お知らせします。



1.  全国大会について

 2022年度の全国大会は

 日時:2022年8月7日(日) 10:00〜17:00 


テーマ 「誰もが夢中になれる、学びの創造」 


目 的  

 本大会は教員、企業研修担当者および社会人講師等が一堂に会し、実践発表や協議をとおして、教育技術の向上を図ることを目的とする。

 学修デザインの考え方を活用し、自ら学び、自ら考える力を育てる。
児童生徒、受講者の体験的・能動的な参加を促しながら、主体的・対話的で深い学びを構築する。
児童生徒、受講者の気づきを引き出し、学ぶ意欲の向上につながるファシリテーション型の授業を行う。

会場:日本教育会館

〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2−6−2  Tel  03-3230-2831

※会場及びオンライン配信のハイブリッドで開催します。

※新型コロナ感染症の状況によりオンラインのみで開催する場合があります。

日 程

  10:00~10:15 挨拶・諸連絡 開会式

  10:15~11:00 講演(1)テーマに関する基調講演

  11:00~12:30 講演(2)テーマに関する招聘講演または研究発表

  12:30~13:20 昼食・休憩

  13:20~15:00 ワークショップ(1) 学習指導に関する基礎演習

  15:00~16:50 ワークショップ(2)学習指導に関する応用演習

  16:50~17:00 全体会 閉会式

  講演者等、詳細が決まり次第、お知らせいたします。

  

2. World Reading Day 2022への参加について


World Reading Days 2022とは、ユネスコが制定した「世界本と著作権の日(World Book & copyright day)」にちなんで、世界最大級の読書会グループ、リード・フォー・アクションが提唱した全国一斉読書会です。

2022年4月23日から5月22日までの期間に、リーディングファシリテーターが「SDGs」をテーマに読書会を行っています。

NPO法人学修デザイナ―協会では、このイベントに連動して、日本の小学校から2校200人程度、インドネシアから9校780人が参加して合同読書会を開催します。


【World Reading Days2022~世界をつなぐ「読書」イベント】

開催日時:2022年5月10日(火)11時~12時

参加方法:クラス-Zoom会議+生徒-各自端末でテキスト入力


詳細はこちらをご覧ください。

https://learning-designer.org/


こちらのメルマガにて開催後に当日の内容をレポートする予定です。


また小学校のクラスまたは学年単位でこのイベントに参加を希望される先生、学校は学修デザイナー協会までお問い合わせ下さい。


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112号 <World Reading Day 2022への教員無料ご招待>

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<World Reading Day 2022への教員無料ご招待>
 投稿日2022年4月16日(土)

作成者:学修デザイナー協会
  誰もが夢中になれる学びをつくる


新聞に書かれた人脅かすニュース

美味しい食事にさえぼくらはありつけない

空から降る雨はもう綺麗じゃないし

晴れた空の向こうは季節を狂わせている

正義や真実は偽られ語られる

人の命がたやすくもて遊ばれている

未来を信じて育てられてきたのに

早く僕たちを幸せにしてほしいよ

Hey おいらの愛しい人よ

おいらのためにクッキーを焼いてくれ

温かいミルクもいれてくれ

おいらのためにクッキーを焼いてくれ


この歌詞は、尾崎豊の「Cookie」の一部です。

30年前のメッセージを、いま再び思い起こします。


さて、今号は

1 World Reading Day 2022への教員無料ご招待と

2 4月度定例座談会のお知らせ

を掲載します。


1. World Reading Day 2022 教員無料ご招待


4月23日は、ユネスコが制定した世界本の日。

この日にちなんで、

地球の未来を考える「読書」イベント

【World Reading Day2022】が開催されます。


キックオフイベントでは

星友啓氏をお迎えして、

「自らの可能性を拓くSDGsへの関わり方」を

お話しいただきます。


世界の教育現場では、

SDGs教育にどのように取り組んでいるのか

先生方にもぜひ、星先生のお話に触れていただきたいと

教員の方は無料参加いただけることになりました。


アメリカ在住の星先生にご登壇いただくため

土曜日の朝9時という時間ではありますが、

ぜひ、世界の生の声をお聞きください。


詳細・お申し込みは下記よりどうぞ

https://almacreation.co.jp/read4action/lp/wrd2022t

※ご都合が悪い方も事前登録いただければ、

5月22日までの間

録画を視聴することができます。

 

2. 4月度定例座談会のお知らせ 

 今月の定例座談会の詳細が決まりました。テーマは「佐久間理事のお話を聞く30分」。

 前多理事が聞き手となり、フューチャーマッピングや読書会を積極的に教育に活用している朝日塾小学校佐久間賢志先生(学修デザイナー協会理事)のお話をお伺いします。

 当日は玉村理事がお話を伺いながら、リアルタイムでマインドマップを描き、画面を共有します。言葉の選び方などマインドマップの描き方としても、参考になると思います。


【学修デザイナー協会定例座談会 佐久間理事のお話を聞く30分(マインドマップ付)】

  日時:4月26日(火)22:00より(30分間の予定)

  視聴:時間になりましたら下記よりご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=IhiI8JO5B5A


※過去の定例座談会の動画はこちら

荒先生

https://youtu.be/8BOjtTeiJO4

磯西先生

https://youtu.be/VpTaSpyXXLM


3 全国大会について

 2022年度の全国大会は

 日時:2022年8月7日(日) 10:00〜16:30

 会場:東京都千代田区・日本教育会館 

 まだ、新型コロナウィルスの感染状況は不明瞭ではありますが、2年ぶりにリアル会場で開催したいと考えております。

(オンラインとのハイブリッドになる可能性あります。)


 ご関心のある方は、今のうちに予定に入れておいてください。

 

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111号 <定例座談会の報告 >

 

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<定例座談会の報告 >
 投稿日2022年3月31日(木)

作成者:学修デザイナー協会
  誰もが夢中になれる学びをつくる


Imagine there’s no heaven    想像してごらん 天国なんてないと

It’s easy if you try        その気になれば簡単さ

No hell below us         僕らの足元に地獄はなく

Above us only sky       頭上にはただ空があるだけ

Imagine all the people       想像してごらん 全ての人々が

Living for today         今日のために生きていると


Imagine there’s no countries  想像してごらん 国なんてないと

It isn’t hard to do        そんなにむずかしいことじゃない

Nothing to kill or die for     殺したり、死んだりする理由もなく

And no religion too        宗教さえもない

Imagine all the people     想像してごらん 全ての人々が

Living life in peace       平和な暮らしを送っていると


ジョン・レノンの「Imagine」の一節です。


さて、今号は3月度定例座談会の報告を掲載します。


1 3月度定例座談会の動画公開のお知らせ 


 3月22日に学修デザイナー協会定例座談会「磯西理事のお話を聞く30分」が開催されました。

 前多理事が聞き手となり、ICT教育、探究学習で注目されている枚方市立東香里小学校磯西重行先生(学修デザイナー協会理事)のお話をお伺いし、玉村理事がリアルタイムでマインドマップを描き、画面を共有しました。


 当日の動画は下記よりご視聴いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=VpTaSpyXXLM

 

次回の座談会は4月26日に開催を予定しています。次のメールマガジンで詳細をご案内します。

 

2 新刊書籍紹介


 学修デザイナー協会前多理事が寄稿した書籍がAmazon社会学の論文・講演集ベストセラー1位になりました。


『2030年代のデジタル学習論:教育DXの構想と実践(智場#124特集号) 』(2022/1/31発売)

-1カ月で軌道に乗せたGIGA スクール 前多昌顕(つがる市立森田小学校教諭)

https://www.amazon.co.jp/dp/4904305183


どうぞご一読ください。


3 学修デザイン講座のインストラクター養成について

学修デザイン講座の普及を推進するためにインストラクター養成プロジェクトが始まりました。

本プロジェクトにはこれまでに、現職の教員の方を含めて7名の方からご協力のお申し出をいただきました。

インストラクターとしてご協力をいただく方には、数回のトライアル講座などを通して、学修デザインのスピリットを体得していただいた上で、講座が開催ができるようにしていきます。

今のところ学修デザイン講座は、有料で3時間程度を想定していますが、現職教員のインストラクターが校内研修会などで活用できるように、無料の体験講座も用意する予定です。

4月以降の学修デザイナー協会の新たな取り組みにご期待ください。


4 全国大会について

 2022年度の全国大会は

 日時:2022年8月7日(日) 10:00〜16:30

 会場:東京都千代田区・日本教育会館 

 まだ、新型コロナウィルスの感染状況は不明瞭ではありますが、2年ぶりにリアル会場で開催したいと考えております。

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110号< 3月度定例座談会について >

[ KNOWS Now! ] 110号< 3月度定例座談会について >
 投稿日2022年3月10日(木 )
作成者:学修デザイナー協会

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君と私は仲良くなれるかな

この世界が終わるその前に

きっといつか儚く枯れる花

今、私の出来うる全てを

笑って笑って 愛しい人

不穏な未来に手を叩いて

君と君の大切な人が幸せである

そのために祈りながらsing a song


AIが歌う「アルデバラン」という曲の歌詞です。

新しい希望が見えるニュースを、待ち望んでいる毎日です。


さて、今号は3月度定例座談会についての概略を掲載します。


 1.3月度定例座談会のお知らせ


 今月の定例座談会の詳細が決まりました。テーマは「磯西理事のお話を聞く30分」。

 前多理事が聞き手となり、ICT教育、探究学習で注目されている枚方市立東香里小学校磯西重行先生(学修デザイナー協会理事)のお話をお伺いします。

 当日は玉村理事がお話を伺いながら、リアルタイムでマインドマップを描き、画面を共有します。言葉の選び方などマインドマップの描き方としても、参考になると思います。

 

【学修デザイナー協会定例座談会 磯西理事のお話を聞く30分(マインドマップ付)】


日時:3月22日(火)21:00より(30分間の予定)

視聴:時間になりましたら下記よりご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=VpTaSpyXXLM


※前回の定例座談会の動画はこちら

https://youtu.be/8BOjtTeiJO4


2.新刊書籍紹介

 前多理事が著書の一人として参加した書籍が3月11日に出版されます。

『逆引き版 ICT活用授業ハンドブック』(東洋館出版社)

「どんな場面で」「どのアプリを」「何のために」使うかが101のアイデアで早わかり!

GIGAスクール構想により1人1台端末が実現し,授業への利活用が喫緊の課題となっている。それでは,授業のどんな場面で,どのアプリを,どのように使うとよいのか? 「導入」「展開~情報収集~」「展開~整理・分析~」「展開~意見交流・共有~」「まとめ~表現~」「振り返り」「評価」の7場面に分類して,計101点のアイデアを紹介する。


現在amazonにて予約できます。

https://www.amazon.co.jp/dp/4491047375

どうぞご一読ください。


2.全国大会について

 2022年度の全国大会は

 日時:2022年8月7日(日) 10:00〜16:30

 会場:東京都千代田区・日本教育会館 

 まだ、新型コロナウィルスの感染状況は不明瞭ではありますが、二年ぶりにリアル会場で開催したいと考えております。

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109号<養成講座について>

[ KNOWS Now! ] 109号<養成講座について>

 投稿日2022年2月 23 日(水 )
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる


 「たいせつなものは、目には見えない…」


これは、サン=テグジュペリ著「星の王さま」の中のことばです。

サン=テグジュペリは、飢えと寒さにふるえている友人に、この本を捧げます。のちに本の冒頭に、この本をおとなに捧げてしまったことに、子どもへ謝罪をします。


「おとなたちもみんな、はじめは子どもだったのですから。(もっとも、それを覚えている人はめったにいませんけれど)」


という言葉を書き記しています。


平和の祭典、戦争への危機、子どもへの虐待、収まらないコロナ感染。混とんとする世界情勢、急激な気象変動。

かつて、保護が必要だった子どもの頃を、思い起こして前に進んでいきたいです。


さて、今号は「学修デザイナー養成講座インストラクター認定」についての概略を掲載します。


 1.「学修デザイナー養成講座インストラクター認定について」


 誰もが新しい一歩を踏み出そうとするこの時期に、「学修デザイナー養成講座のインストラクター」として、ご活躍いただける方を募集することになりました。過去に本協会の講座等にご参加いただいた方へは、事務局からあらためてご協力のご依頼をいたします。


 インストラクターの認定条件としては、講座の内容を熟知していただくために、トライアル講座の実施や学修デザインに関する「知識・スキル・考え方・」などを確認させていただきます。必要に応じて協会から、丁寧にアドバイスをさせていただきますので、気軽にチャレンジしていただきたいと思います。

 

 ご案内資料等が出来上がりましたら、インストラクター候補の方へは、事務局からご依頼状をお送りいたします。また、メルマガにも掲載いたしますので、お待ちください。

 

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108号<今年の活動予定>

 

[ KNOWS Now! ] 108号<今年の活動予定>
 投稿日2022年2月10日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 節分、そして立春と確実に時間が流れていきます。

しかし、私たちを厚いオミクロンのベールが覆っているようで、なかなか近い将来でさえ見通すことができません。


 それでも冬季オリンピック北京大会は、世界の多くの人々の注視の中で開催されています。困難な状況の中でも、自らの可能性に挑み続けるアスリートのように、私たちもパンデミックの中をしぶとく生き続けなくてはなりません。


 さて、今号は本協会の活動報告と全国大会の日程(予定)を掲載します。


 1,学修デザイナー協会定例座談会を開催しました


 1月の定例座談会を1月25日に実施しました。

今回のテーマは「荒先生の話を聞く60分 (マインドマップ付)」

探究学習で注目されている福島県立ふたば未来学園の荒先生のお話を伺いました。


 前多理事が聞き手となり、ざっくばらんな雰囲気でフューチャーマッピング(構想実現法)やアクセラメンツ(加速教授法)の活用などさまざまな話題をお聞きすることができました。


 当日は玉村理事がお話を伺いながら、リアルタイムでマインドマップを描き、画面を共有しました。

言葉の選び方などマインドマップの描き方としても、参考になると思います。


収録動画は下記で視聴できます。

https://youtu.be/8BOjtTeiJO4プレビュー


次回が決まりましたら、またメールマガジンにてお知らせします。どうぞお楽しみに。


2,第4回学修デザイン研究会全国大会


 昨年度の全国大会はオンライン開催となりましたが、千人近くのお申込みをいただき大変盛況となりました。ご参加いただいた皆様にあらためて感謝申し上げます。


 2022年度の全国大会は

 日程:2022年8月7日(日)

 会場:東京都千代田区・日本教育会館

 まだ、新型コロナウィルスの感染状況は不明瞭ではありますが、二年ぶりにリアル会場で開催したいと考えております。

(オンラインとのハイブリッドになる可能性あります。)


 ご関心のある方は、今のうちに予定に入れておいてください。

 

 

 [KNOWSなう] 第108号は、いかがでしたか? 第109号は2月下旬の配信を予定しています。
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107号<理事長挨拶>

[ KNOWS Now! ] 107号<理事長のご挨拶>

 投稿日2022年1月25日(火)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 新年が明けてからも、オミクロン株の感染力の強さに圧倒されています。この見えない敵との戦いは、新たな長期戦の様相を呈しています。


 それでも私たちは、この戦いに負けるわけにはいきません。前に進むことで必ず出口が見えてくるはずです。そんな日を信じて歩み続けていきたいものです。


 さて、今号は本協会の理事長である鹿江宏明から、皆様へのメッセージを掲載します。


年頭のご挨拶

理事長 鹿江宏明


 オミクロン株の感染拡大とともに始まった2022年。今年も新型コロナウイルスの影響を受けながら社会が動いていくことが予想されます。


 この感染拡大は,私たちの教育活動にも大きな影響を与えています。マスクをつけながらの学校生活は,子どもたちに日常的な感染の不安へと影を落としています。学校行事も中止や縮減が余儀なくされ,これまでの日常はすっかり一変しました。


 この先,感染症の拡大はやがて収束へと向かうことになるでしょう。それとともに,教育の現場も日常を取り戻していくことと思います。しかしながら,感染症の拡大とともに社会は,新しい価値や方法に気づきました。


 これまで,当たり前のように勤務先に「集合」し,日常の業務を進めていた仕事の構図はいま,「リモート」の加速とともに,本当に必要な仕事かどうかについての問い直しとともに,新しい働き方へと進められています。


 この動きは,教育においても同様です。もとの学校の姿に戻るのか,それとも新しい価値や方法を取り入れた「新しい学校」の姿へと進むのか・・・今月7日に,デジタル庁・総務省・文科省・経産省は「教育データ利活用ロードマップ」を公開しました。


 この資料には,これからの「令和の日本型学校教育」を見据え,教育DXの方向性と工程表が記されています。特に,学習者主体の教育の実現を目指し,「どこからでも」学べる,「誰とでも」学べる,「いつでも」学べる,「自分らしく」学べるなどの「目指す姿」は,私ども協会がこれまで実績を重ねてみた方向性とも合致します。


 今こそ,全国の授業者にとって新しいモデルとなるような取り組みを,学修デザイナー協会が発信し共有しながら,次世代の教育へと「橋をかけていく」ことが求められていると考えます。


 本年は,webや全国大会,各種オンライン座談会,出版物などの機会を通して,私たちの成果を届けながら,私たち自身も次世代の教育への歩みを加速してまいりたいと考えております。2022年も引き続き,学修デザイナー協会へご支援,ご協力を賜りますよう,何卒よろしくお願い申し上げます。


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106号<2021年の活動について>

[ KNOWS Now! ] 106号<2021年の活動について>
 投稿日2021年1月7日(金)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる

24万5361人(死者3632人)。これは、昨年の1月3日の新聞に載っていた新型コロナ感染者数です。そして、12月末には、173万3779人の感染者と亡くなった方が1万8393人という数字になっていました。。


2021年は、日本だけでも約150万人が感染し、1万8千人の方が亡くなりました。数字は無機質ですが、私たちは、お一人お一人の顔を思い浮かべ、苦しみや痛みを実感したいものです。そして残念ながら亡くなられた方や回復されても後遺症に悩まされている方たちのいることも忘れないようにしたいです。


そんな未曾有のパンデミックの中でも、ビジネスも教育も様々な工夫をしながら、活動を継続してきました。「しぶとく生き残る」術も身につけなければなりません。


さて今号は、2021年の活動を振り返って、事務局からのお礼と実践の報告について、掲載します。


 新型コロナの感染の流行という困難な社会状況の中でも、学修デザイナー協会は予定していた活動をオンラインという形で展開してきました。皆様のご協力に深く感謝をいたします。


  2021年は、大きな活動としては4つありました。

(1)9月17日に学修デザイン研究会全国大会を開催しました。

アルマ・クリエイションの神田昌典氏と広島県教育長平川理恵氏をお招きし、探求教育の現状、新たな取り組みなどをご講演をしていただきました。オンラインで開催し、1000人近いお申し込みをいただきました。

 

(2)オンライン座談会を開催しました。

  現場のリアルな声を伝えるために、理事によるオンライン座談会を開催しました。

第7回  1月23日(日)「オンライン授業の研究発表」

第8回  6月19日(土)「ICT教育の現状について語る」

第9回  9月14日(火)「全国大会での問題提起を考える」

第10回 11月23日(火)「いまさら いまだから マインドマップ」

本音で語る座談会を今年も開催します。


 (3) 学修デザイナー養成講座について

教員(小学校、特別支援学校、大学)、塾経営者、セミナー講師など合わせて21名

の方に、合計6回のオンライン講座を行いました。


(4)PABLOSについて

オンラインプラットフォームPABLOSをリリースし、探求学習に役立つオンラインコンテンツの提供をサポートしてきました。PABLOSは、まだまだ発展途上。今後さらに充実した形でご紹介していきます。

 

 2022年の全国大会の日程等は、決まり次第逐一連絡をいたしますので、よろしくお願いいたします。

 

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105号<全国大会のアンケートから(3)>

 


 投稿日2021年12月5日(日)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる

師走に入りました。

人々が動き始めて、以前の年末の活気が戻ってくるかと期待していたのですが、新たな変異株が確認されました。歴史の大きなうねりの中に、投げ出されているようにも思います。


小さな綻(ほころ)びは、あっというまに修復が困難な破れにつながります。明るい希望の光までには、まだ少し距離があるようです。それでも「前に進む歩み」は止めてはいけません。「共に学び、共に進み、共に喜ぶ」。地球規模の視点が求められています。


さて今号は、全国大会でのアンケートの回答内容(Q5,Q6)から抜粋して掲載します。


1  全国大会のアンケートから(3)


Q5 オンライン読書会「教育の不易と流行ー未来の授業を創る」についての感想を一言お願いいたします。52 件の回答


いろいろな立場の方から感想をいただきました。

・無意識に実践していましたが、改めて納得しました。

・こんな読書会があったのかとびっくりです。字を読むのが苦手な人にも良さそうですね。

・初めて『オンライン読書会』に参加しました。発言より『チャット』がとても興味深く見ていて面白かった。 


・参加者全員のシナジーでビジョン、イメージ、エネルギーが高まるのを感じた。

・先生(ファシリテーター)と学習者が共に創り上げる学びの場を体感させていただき、ファシリテーターのあり方を学ばせていただきました。

・制限時間のある読書は集中力と創造力が高まると改めて実感できました。


・本と自分が対話しながら、探究をしていくそんな体験でした。自分にとって、なくてはならないものが明確になりました。未来を創る対話です。

・皆さんが違う本でどのようにワークをおこなうのだろう?と思っていましたが、読書に必要なステップはとてもシンプルなのだなとわかり、とてもよかったです。

・各自が違う(読んだことのない)本を選び、共通の活動を通してそれぞれが気づきや学びを得る、こういう学び方がより多くの場面でデザインできたらいいなと感じました。


また、主催者として検討すべき内容のご指摘もありました。

・残念ながら、個人的には今ひとつピンとくるものがありませんでした。

・音声が出ていなかった時にフォロー無しのアルマさんの教育は厳しいなぁと感じました(笑)

・ちょっと期待外れでした。新人さんの研修会に付き合っているような感じでした。

・ファシリが今いち。あそこは重要な転換期、上位者のベテランが仕切つて占める処、手抜き!!


Q6 ICTを使ったワーク 「未来の授業について想いを語る」についての感想を一言お願いいたします。52 件の回答


長時間のズームによる大会は、なかなか時間が取れず、途中退出した方も2割弱おりました。しかし、「未来」に思いをはせる感想をたくさんいただきました。


・大変良い学びの機会となりました。ありがとうございました。

・前多先生のFlipgrid の演習、ためになりました。

・苦手とするところですが、あえて受講しました!ブレイクアウトルームで事務局の方、小学校の先生とお話することが出来、まだまだお話足りませんでした!

・具体的な使用例がわかってありがたかったです! 積極的に使用していきたいと思いました。


・まさに、明日の授業につながる内容だったと感じています。早速取り入れてみようと思います。

・こんなに簡単に動画を学習の場に導入できるツールをもっと色々な使い方ができそうだな、と思いました。

・年齢も多いのでついて行くことがやっとですが、頑張っていきたいと思います。

・学生の学ぶ楽しさを引っ張っていく先生は、こういう先生なんだな、と思いました。


ただ、会の運営に関して、時間のことや参加者への配慮についてもご指摘いただきました。

・もっと時間をゆっくりやって欲しかったです。MMやFlipgrid は初めて触るツールだったので、今回のペースではついていけませんでした。一方で、もっとIT知識を幅広く学ぶ必要性を実感しました。前多先生、良い刺激をもらえました。

・苦手な人に配慮していない。チャットで質問しても対応してもらえなかった。


以上、全国大会のアンケートを抜粋して掲載しました。今後の大会運営の参考にしていきます。


Q7は、意向調査ですので割愛します。

 

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104号<全国大会のアンケートから(2)>

[ KNOWS Now! ] 104号<全国大会のアンケートから(2)>
 投稿日2021年11月18日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくるかつての日常を取り戻せるのでしょうか?

先日、リモートで会議をしていた仲間と2年ぶりに会いました。週に一度はディスプレイ越しに会議をしていたので、2年ぶりに会ったという「懐かしさ」はありませんでした。「会う」ということは視覚情報そのものですが、ふた昔前の電話による音声だけの情報だったら、もっと「久しぶり」感が強かったような気がします。


リモートと対面を活用する際のバランスは、教育やビジネスでも科学的な知見を援用して配慮していかなくてはなりません。特に教育機関では、対面授業やリアルな友人との関わりがとても重要であると言われています。マイナスの意味で「コロナ禍世代」などどいう言葉が生まれないように願っています。


さて今号は、全国大会でのアンケートの回答内容(Q3,Q4)から抜粋して掲載します。



全国大会のアンケートから(2)
Q3 講演「2025年大阪万博共創チャレンジTEAM EXPO2025『探究リンク』プロジェクトについて」の感想を一言お願いいたします。73 件の回答

※ 神田昌典氏による上記の講演は、次のURLより視聴できます。

   https://youtu.be/8I4SoiYzNXo


回答を読んで、まず「素晴らしい」という語句が目につきました。7名の方が使っていました。

・素晴らしい、の一言です。この旗印の下で教育改革が行われたら日本の社会が変わると思います。

・素晴らしいプロジェクトです。ぜひ参加したいし息子の学校の先生方にもお勧めします。

・まだ、十分な理解ができておりませんが、とても素晴らしいプロジェクトだと思いました。そして、その発想の原点も知りたいと思いました。

・神田さんの考えていらっしゃることはいつも具体的で常に先を見ていて、様々なところにwinが取れていて素晴らしいです。私には何ができるかを考えながら聞きました。


また、「ワクワクする」「応援したい」「楽しみ」「協力したい」「画期的」「おもしろい」「うれしい」などの語句を使って感想を書いた方もいました。

・企業と教育がリンクして新しい価値を生み出せるおもしろい取り組みだと思いました。

・若者のアイデアを尊重する社会になって欲しいと考えているので、多いに楽しみにしています。

・ビジネスと地方創生を絡めた学校の探究学習型授業の変化促進になればいいですね! ぼくも何かしらで絡めたらうれしいです(^^)

・未来の子どもたち、どこまで行くんだろう。楽しみです。神田さんが教育と手を組んでくださり(教育に梃入れしてくださり)目指すところのほんの一部を理解できたように感じました。

・「探究」をキーワードに、あらゆる人がつながっていく可能性にワクワクしました。

・体育の方面から何ができるのかと楽しみが膨らみました。


「興味(深い)」という語句を使った方もおりました。

・とても興味深いおはなしでした。サイトの紹介がとてもよかったです。

・万博に対して、改めて興味が湧いてきました!

・PABLOS、興味深いです。

・プロジェクト自体がとても興味深く、改めて調べて各学校に紹介したいです。


その他には、次のような回答もありました。

・教育と企業の新しい形が定着したらうれしいです。インターンも、経営者の参加者から,賛同もあり、参加者以外の経営者にも広まってほしい。

・いつの時代にも、未来を見据えた大人たちが、道を作るプロジェクトがあるものなのだと、歴史の教科書を見ているような感じです

・よくわかっていません。

・やりたいけどハードル高すぎる


Q4 講演・座談会「探究学習の現場における実情」について感想をお願いいたします。75 件の回答


講演と座談会の感想は、多くの参加者から長い文章での回答をいただきました。平川理恵教育長の講演に対する感想が8割を占め「具体的」「熱烈」「実践」「行動力」「スピード感」「エネルギー」といった語句で丁寧に回答していただきました。回答内容は、分けることができないものもありますが、読みやすくするために分けました。


<講演>

・既存の既得権を持った管理者たちの数が多く、長年の垢がついているだけに変革導入部には強烈な具体的ビジョンとリーダーシップが必要と感じます。

・熱量と行動力が圧倒的。視線が広く、そして現場に落とす。そもそも人は「生きてこそ」ですね。

・トップの方がはっきりと思いを持って行動すればいろいろな方法が見つかる、変えられるということが分かって勇気が出ました。

・平川教育長のもとで働きたいと切に思いました。

・平川さんの講演、具体的で行動的で、本当にすばらしい。広島の変革が進んでいることが希望になりました。

・これほどのエネルギーのある、実に実際的なオンライン講演に参加したのは初めてです。


<座談会>

・私のできるところからアプローチして子どもたちの未来を輝くものにしていきます。

・探究学習についての実践。試してみようと思います。

・探究学習は社会に出たときに役立つ学習と思います。ぜひ、日本で浸透させたいですね。

・現場(高校)はICT活用と新指導要領をどう繋げて良いのか……迷走状態。教科書がやっと届き、一歩前進したものの、探究学習に結びつける方法がわからない。これは、経験がないからです。定着には3年はかかると思います。

・パワフルでした。さまざまな制限のために学習がしづらい子どもたちも、彼らなりに課題を見出し、周囲の人たちと一緒にその課題を解決しながら生きていけるようにして行きます。


その他には、次のような回答もありました。

・素晴らしい内容でした。私自身も絶望しかかっていた日本の未来、教育、自分の役割について新しい知見を得ることができました。

・教育関係とはいえ、無料の開催であって、非常にクォリティが高いお話の数々で、久しぶりに明るい気持ちになりました。また業務への思いもより高めることができそうだと思っております。

・現状の教育の課題と近未来の教育のあり方を考えるきっかけとなった。


紙面の都合ですべてを紹介できず残念ですが、参加者の皆様からは「刺激」や「希望」や「勇気」をいただいたとの記述もあり、主催者としてもこの上ない喜びを感じております。ありがとうございました。


次号は、アンケートのQ5, Q6を掲載する予定です。


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103号<全国大会のアンケートから(1)>

 

[ KNOWS Now! ] 103号<全国大会のアンケートから(1)>
 投稿日2021年11月4日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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新型コロナの流行が少し速度を弱めてくれています。少しずつ日常が取り戻せるのでしょうか?まだまだ警戒し予防を怠ってはいけないと肝に銘じつつ、ゆっくりと以前の日常生活に足を踏み入れ始めたところではないかと思います。


不要不急の外出が制限されている時には、知人からの写メールも、季節ごとに移り変わる自然の情景が多い日々でした。朝顔やきんもくせい、クレマチス、雪化粧や夕焼けに包まれた富士、ダイヤモンドをいただいた姿、そして雲や月の様子・・・。


そんな中の「新型コロナウィルス予防接種の記録」や「衆議院議員総選挙投票証明」など動かない事実は、しっかりした手掛かりを与えてくれる足跡のようでもあります。今こそ後戻りすることなく、一歩一歩前に進んでいることの実感を失ってはならないと思います。


 今号は、全国大会でのアンケートの回答内容(Q1,Q2)から抜粋して掲載します。

 

1  全国大会のアンケートから(1)

Q1 全国大会で最も印象に残ったことは何ですか。86 件の回答

86件の回答をいただきました。6割近い方々が平川理恵広島県教育長と神田昌典さんのご講演と回答していました。


平川理恵教育長に対しては、

「実績とそのスピード感」

「実現力」

「熱意・行動力・果敢に挑む勇気に感動」

「常識を変える力」、

「エネルギーに感動」

「イエナプラン教育の持込事例」

「コミュニティースクール構想とその実践状況」

などの言葉で印象に残ったことを回答していました。


神田昌典さんに対しては、

「未来志向で全体包括し具体的」

「教育にかける思いを更に実感」

「平川塾設立に際して、『お金なら僕がなんとかします!』と言い切ったところ」

などの回答がありました。


その他では、大会の全体的な雰囲気や個別の事例などの回答がありました。

・実践的でわかりやすく、感動しました。

・おとなもこどもも、ワクワク探究することの大切さを再認識できたことです。

・参加者の皆さんの熱意。

・能動的に参加しているという実感が持てたこと。


・非常にアットホームな大会で居心地がよかったことです。

・何が大切かについて、これまで考えていたことに確信が持てた。

・先生方の教育、子供たちへのとても強い思いと行動。

・前多先生のボノボノトーク。

・探究の時間の進め方

・コメントが多く、聴衆者の熱量がすごかったです。


Q2 全国大会への御参加の理由・目的をお聞かせください。 84 件の回答

  84件の回答のうち、4割の方が平川理恵教育長と神田昌典さんの講演を聞くことが目的であったようです。


また、「探究学習」にも多くの方が興味・関心をもち、参加の理由・目的として回答していました。

・広島県の探究学習の取組を知りたかった

・探究型学習の実際や、払拭すべき問題点、現場の教師の意識などが知りたかったため

・主流になる探究学習について、深く学びたいという目的で参加しました。

・探究活動の方向性を知りたかったです。

・本質的な探究の模索をするため

・探究学習型の授業の最新事例と先生方のご苦労や課題解決の切り口を知りたかった


その他では、次のような回答もいただきました。

・教育に対する視野を広げるため

・これからの教育についてもっと理解したい

・企業人から教育現場に何ができるか情報を得たいと考えているため。

・参加すると教員としての在り方(教員としての軸)を修正することができます。


アンケートでは「探究」と「探求」とふた通りの記述がありましたが、「探究」に統一させていただきました。


第104号ではQ3,Q4の回答(抜粋)を掲載する予定です。

 

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102号<協会会員の活動の紹介>

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 投稿日2021年10月24日(日)
作成者:学修デザイナー協会

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全国で「緊急事態宣言」が解除され、教育現場では分散登校から平常の授業に戻ったとの情報を聞きます。また、高校や大学も感染予防に配慮しながら、対面授業に移行しつつあるようです。


教育現場もビジネスの環境も、長い間のリモートでの経験を経て、大きく,変わろうとしています。一方、政治情勢は新内閣発足間もなく、衆議院を解散し選挙戦に突入します。


慌ただしい中でも、学修デザイナー協会は全国大会を開催し、多くの参加者に情報発信をしました。確かに、私たちの行く先には、今まで見たこともない景色が広がっているような予感がします。


 今号は、協会会員の新刊著と「学修デザイナー養成講座(パイロット版)」についてお知らせします。


 

1 学修デザイナー協会の会員の皆さんは、教育現場で先進的な取り組みを行っています。

それと同時に、その取り組みを積極的に発信されている方もたくさんいます。


今回は先進的なICT教育を実践している協会理事・前多昌顕教諭の新刊著をご紹介します。


タイトルは、

『先生のためのICTワークハック

   業務の生産性向上から授業・学級づくりまで』


“ クラウド活用による会議のペーパーレス化、AR動画が表示される保護者会資料の作成、非同期での海外交流など、最先端のICT活用術が満載! GIGAスクール時代の今、より効率的で、より効果的な働き方を目指すあなたに必携の一冊。学校の生産性を最大まで高めよう。”

【目次】

序章 ICTを活用してワンランク上の仕事を目指す

第1章 業務の効率を高める

第2章 チームの生産性を高める

第3章 学級経営の質を高める

第4章 授業の質を高める

第5章 自己の知識を研鑽する


2021/10/22発売・予約受付中


 

2 学修デザイナー養成講座(パイロット版)のご案内


これまで、長い時間をかけて内容を吟味してきた学修デザイナー養成講座ですが、いよいよオンライン版で提供できるところまできました。


現在、何人かの方にパイロット講座としてご受講をお願いし、いただいたフィードバックをもとに正式にリリースする計画で進めています。

今回、さらに多くの方からのフィードバックをもとに、より満足度の高い内容で広くご提供できるようにするために、次の日程で学修デザイナー養成講座パイロット講座(無料)を開催することになりました。


11月  5日(金) 19:00〜20:00

11月11日(木) 19:00〜20:00

(どちらも同じ内容です。)


正味3時間の講座ですが、もしご都合が合いましたら、新しい授業づくりの考え方に触れて、ご意見をいただければ幸甚です。是非ご参加下さい。

(システム運営の都合上 先着 各12名まで とさせていただきます。)


参加ご希望の方へは事前に資料を郵送しますので、お申し込みは下記のメールアドレスへ、

(1) 郵便番号、(2) 住所、(3) 電話番号、(4) 氏名、(5)ご希望の日程

を添えてお願いいたします。 

npo.learning.designer@gmail.com



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101号<全国大会を終えて>

[ KNOWS Now! ] 101号<全国大会を終えて>
 投稿日2021年9月30日(木)
作成者:学修デザイナー協会

  [ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる


「教育現場が今大きく変わろうとしています。

探究学習、ICT教育そして起業の勉強・・・。この流れはあっという間に日本のビジネスシーンを激変させます。」


全国大会の詳細を掲載したメルマガ100号の冒頭の言葉です。一方、緊急事態宣言は「期限の9月30日ですべて解除する方針」であると報じています。私たちの行く先に、今まで見たこともない景色が広がっているような予感がします。


「変わる」「激変する」を主体的なかかわりの中で、「変えていく」一つのエネルギーとしての役割を果たしていきたいものです。


 今号は、全国大会を終えた報告と各種コンテンツのご提供の予告を掲載します。

━━━━━━━━━━━━━━━
1  全国大会を終えて

2021年9月11日、オンラインにて第3回学修デザイン研究会全国大会が開催されました。


900名もの方にお申込みをいただき、過去のKNOWS研究会全国大会と合わせて、10回の開催のなかでも最大となりました。 

多数のご参加に心より感謝いたします。


現在アンケートをまとめておりますが、特に反響が大きかったのが、広島県教育長平川理恵氏のご講演でした。平川氏が取り組んだ、広島県内の教育現場での実践を列挙すると次のようになるでしょうか。


・セクハラを半減させ

・女性校長比率を日本一にし

・内申書から欠席日数欄を廃止

・不登校支援センターを設置

・学校図書館改革を行い

・定員割れの商業高校を人気校に変え

・ビジネス探究プログラムを導入

・授業をわくわく楽しいものに変える

・教職員研修を実施


平川教育長はこれを就任3年で、実施されたそうです。

日本財団による18歳の意識調査では、「自分で国や社会を変えられると思う」という設問に対して、日本は18.3%。中国65.6%、アメリカ65.7%に対してはるかに低い数値です。

平川教育長はどんどん変えました。

変えようと思えば変えられる。子どもたちがそう思える広島にしたい。そう思える日本にしたい。

その言葉と実践は多くの共感を得ました。


先にご案内したように

平川教育長の講演は、録画提供はありませんが、下記の内容については視聴できるように準備中です。


・2025年大阪万博共創チャレンジへの取り組み

  共創パートナー アルマ・クリエイション(株)

  代表取締役社長 神田昌典


・オンライン読書会:

 テーマ「教育の不易と流行ー未来の授業を創る」


・ICTを使った模擬授業

 「未来の授業について想いを語る」


準備ができ次第、下記にて公開します。


学修デザイナーYouTube公式チャンネル

https://www.youtube.com/c/ldajapan


こちらでは過去のイベントや効果的な家庭学習の方法などのコンテンツが公開されています。

見逃さないようにチャンネル登録をお願いします。


━━━━━━━━━━━━━━━

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100号<全国大会詳報>

[ KNOWS Now! ] 100号<全国大会詳報>
 投稿日2021年9月6日(月)
作成者:学修デザイナー協会

  [ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる


教育現場が今大きく変わろうとしています。

探究学習、ICT教育そして起業の勉強・・・。この流れはあっという間に日本のビジネスシーンを激変させます。


教育から時代を先取りするビッグイベント。

学修デザイン研究会全国大会。いよいよ今週末の開催となりました。


今号では、「全国大会」の具体的な内容をお伝えします。

参加をお待ちしています。

━━━━━━━━━━━━━━━
1 今回は広島県教育委員会の平川理恵教育長と
神田昌典の講演・座談会が実現しました。


元リクルート、女性初の公立民間人校長、文科省中央環境審議会委員という異色の経歴を持ち、新学習指導要領改訂作業に携わった平川教育長に、新しい教育の現場についてご講演をいただきます。


そしてもう一人。2025年大阪万博に向けての共創パートナーに選ばれたアルマ・クリエイションの神田昌典は、『探究リンク』プロジェクトを語ります。


社会課題の解決、地方創生の突破口になるのは探究学習によって生み出される学生たちの新規事業。これを支援する社会的ムーブメントを起こそうというその未来へのチャレンジについて講演します。


探究学習やICT教育など、これからの教育に関心がある方ならどなたでも無料でご参加できます。


お申し込みは下記よりご登録ください。

https://bit.ly/2V4ec1p


2【令和3年度  第10回KNOWS教育研究会 兼 第3回学修デザイン研究会全国大会】


◯テーマ 「誰もが夢中になれる、学びの創造」

◯主 催  NPO法人学修デザイナー協会

◯後 援  文部科学省

◯日 程 2021年9月11日(土)

 ・10:00 開会挨拶・諸連絡

・10:15-11:00 講演

「2025年大阪万博共創チャレンジ TEAM EXPO2025『探究リンク』 プロジェクトについて」

共創パートナー アルマ・クリエイション代表取締役社長 神田昌典


社会課題の解決、地方創生の突破口になるのは探究学習によって生み出される学生たちの新規事業。これを支援する社会的ムーブメントを起こすのが『探究リンク』プロジェクトです。

2025大阪万博に向けてこのプロジェクトが目指す未来についてご講演いただきます。

 

・11:10-12:30 講演・座談会

「探究学習の現場における実情」広島県教育委員会教育長 平川理恵


正解ではなく自分で課題設定を行い解決を模索していくのが探究学習。2022年度から高校で探究学習が本格的にスタートしますが、すでに先行して実施し成果を上げている学校の実情をご紹介いただきます。


座談会では、平川教育長、神田昌典氏に加え学修デザイナー協会の鹿江宏明理事長(広島大学教育学博士)との3者により探究学習がもたらす日本の未来像について語り合っていただきます。


・13:20-15:00 オンライン読書会「教育の不易と流行ー未来の授業を創る」


本を読まずに参加できる特別な読書会

リードフォーアクションは今年10周年を迎えます。短時間で本のエッセンスをつかみダイアローグするこの手法は多くの学校でも導入され、注目を浴びています。

今回は未来の授業を考えるリードフォーアクション読書会を参加者とオンラインで実施します。


・15:10-16:50 ワークショップ

 ICTを使ったワーク 「未来の授業について想いを語る」


無料で使える教育向け動画ツール「Flipgrid」で参加者に未来の授業について、動画メッセージを作成していただくワークを行います。

後日開催する発表会では優れたメッセージをご紹介し、特に優秀なものは表彰させていただく予定です。


・16:50 閉会式


○お申し込み

・一部分のみの参加、途中参加、退出も可能です。

・ご登録の方には当日の録画映像の一部をご案内します。

(平川教育長のパートは後日の録画配信はありません)


お申し込みは下記よりご登録ください。

https://bit.ly/2V4ec1p


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学修デザイン研究会全国大会については

当協会の広報誌『KNOWS』にて過去の開催がレポートされています。


KNOWS第9号


・特集:オンライン教育について考えるオンライン座談会

・報告1:第8回KNOWS教育研究会兼第1回学修デザイン研究会全国大会

「誰もが夢中になれる、学びの創造」

・報告2:関西KNOWSでんがなぁ

〜あ!そうだ!2020年の行動計画を立てよう〜東京オリンピックもあるしなぁ!


ご覧になりたい方は下記よりどうぞ

KNOWS9号.pdf (2.55 MB)


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99号<全国大会詳報>

 

[ KNOWS Now! ] 99号<全国大会詳報>
 投稿日2021年8月30日(月)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる

全国大会の開催まで10日余り。

新型コロナは、変異株となって若い人たちへの感染拡大を続けています。この勢いを止められるのも、私たち一人ひとりの取り組みにかかっています。


学校では、夏休みが延長になり、リモート授業への取り組み・整備が急務になっています。このような状況でも子どもたちの「学び」は、続けていかなくてはなりません。


誰も経験したことのない困難な時期です。そんな時には、仲間と知恵を出し合い情報を共有し、危機を乗り越える「ヒント」や「アイデア」を見出すことも必要です。


今号では、「全国大会」の具体的な内容をお伝えします。参加をお待ちしています。

  ━━━━━━━━━━━━━━━
1 全国大会、タイムスケジュール発表

第3回学修デザイン研究会全国大会は、当初日本教育会館とオンラインのハイブリッドで

開催することを予定していました。


しかし、東京都の緊急事態宣言の延長に伴い会場開催を中止し、昨年同様オンラインのみで

開催することが決定されました。


合わせて当日の詳細なタイムスケジュールも、決まりましたのでお知らせします。


〚第3回学修デザイン研究会全国大会〛

日時:2021年9月11日(土)10時~17時

場所:zoom 会議システムによるオンライン

主催:NPO法人学修デザイナー協会

後援:文部科学省


主な内容とタイムスケジュール

●10:00 開会挨拶・諸連絡

●10:15-11:00 講演

 「2025年大阪万博共創チャレンジ

  TEAM EXPO2025

  学生による『探究リンク』プロジェクトについて」

  共創パートナー アルマ・クリエイション

  代表取締役社長 神田昌典


●11:10-12:30 講演

 「探究学習の現場における実情」

  広島県教育委員会教育長 平川理恵


●13:20-15:00 オンライン読書会

 テーマ「教育の不易と流行ー未来の授業を創る」


●15:10-16:50 ワークショップ

 ICTを使った模擬授業

 「未来の授業について想いを語る」


●16:50 閉会式


参加:無料

※一部分のみの参加、途中参加、退出も可能です。

※ご登録の方には当日の録画映像の一部をご案内します。


申込:こちらにご登録ください。

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98号<本協会理事(小学校教諭)と児童が作った作品の紹介>

[ KNOWS Now! ] 98号<本協会理事(小学校教諭)と児童が作った作品の紹介>
 投稿日2021年8月12日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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「われわれにとって何かもっとよい未来があるにちがいない。
  さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない。」
   (ドイツの詩人 ヨハン・ペーター・ヘーベル)

 東京オリンピックが終わり、しかし、コロナの新規感染者が増え続けています。不安な不安定な気持ちになっている人もいるのではないでしょうか?それでも、私たちは夕焼けを見て、その美しさに感動する気持ちは失ってはいません。「もっとよい未来」を信じて、前に進みたいと思っています。

 

さて今号は、本協会の理事 佐久間賢治(小学校教諭)が児童と一緒に作ったファンタジー作品について紹介します。 

━━━━━━━━━━━━━━━
1 学修デザイナー協会の理事である佐久間教諭より、児童と共同で作った書籍の案内が届きましたので、ご紹介します。

**************

私、さくまけんじが、ファンタジー作品『ハヤトの不思議な色鉛筆』を出版しましたのでお知らせします。私は、岡山市内で小学校の教諭として教鞭をとっています。ご承知のように、昨年度はコロナ禍で多くの行事が中止となりました。そんな中、「少しでも、子供たちにいい思い出が残るように・・・」と書き始めたファンタジー作品です。

 

12色12話のお話で、1話できるごとに受け持つクラスで読み聞かせをし、子供たちに感想を聞き、次のお話のアイディアを出し合いながら書き上げた作品です。登場人物の名前がクラスにいる子の名前であったり、実際のエピソードが盛り込まれていたりと、まさに思い出とお話の世界が融合した作品にしあがりました。会話は、岡山弁を中心に書かれており、親しみやすさや懐かしさも感じられるようにしています。

 

実際に、教育の現場では、コロナ禍のしわ寄せが、最終的には子どもたちに行き着いているように肌感覚で感じます。子どもたちは、その見えないストレスを意識したり、言語化したりできないので、何か我慢している雰囲気を醸し出していました。そんな心を解放するためのお話にしたかったのです。わざと、ケンカとか、悲しいとか、つらいとか、そんなワードを使わずに書いています。温泉に入って、心も体も緩めるような感じで読んで欲しいと思っています。

 

6月21日より、Amazonにて販売が開始されました。早速購入した子どもたちに「買ったよ。また、読んだよ」と言われたり、保護者に「いいお話で、涙が出ました」などと言われています。

 

著書『ハヤトの不思議な色鉛筆』のプレビューや目次はこちらから

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%83%88%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AA%E8%89%B2%E9%89%9B%E7%AD%86-%E3%81%95%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%98/dp/B096TQ6GY7

2〚第3回学修デザイン研究会全国大会〛

日時:2021年9月11日(土)10時~17時

場所:日本教育会館及びオンラインのハイブリッド

主な内容:

・大阪・関西万博「TEAM EXPO2025」学生プロジェクトについて

  共創パートナー アルマ・クリエイション 代表取締役 神田昌典氏

・探究学習の現場における実情

  広島県教育委員会教育長 平川理恵氏

・オンライン読書会:

 テーマ「教育の不易と流行ー未来の授業を創る」

・ICTを使った模擬授業

 「未来の授業について想いを語る」

 

会場参加をご希望の方もまずはこちらにてご登録ください。

全国大会オンライン参加登録フォーム

https://bit.ly/2V4ec1p


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97号<全国大会(文部科学省後援)に広島県教育長がご登壇>

 

[ KNOWS Now! ] 97号<全国大会(文部科学省後援)に広島県教育長がご登壇>
 投稿日2021年7月30日(金)
作成者:学修デザイナー協会

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オリンピックが開幕しました。33種目339競技が繰り広げられています。今大会では、陸上、競泳、柔道、卓球などで初めて男女混合の種目が採用され、大会参加の男女の割合がほぼ同じになったようです。


コロナ禍の難しい社会状況の中で開催されているオリンピックですが、「男女混合の種目」や「参加男女の割合がほぼ同じ」になったことは、東京大会の成果の一つとして記憶にとどめておく大切な視点かもしれません。しかし、感染拡大が報じられる中でのスポーツの祭典は、次々と新たな課題にさらされています。


こうした喧(かまびす)しい世情でも、企業や学校は本来の役割を果たすために、前に進んでいく必要があります。「ピンチをチャンスに!」、使い古された言葉ですが、学修デザイナー協会は歩みを止めることなく活動しています。


さて今号は、一月半後に迫ってきた「全国大会」の具体的な内容をお伝えします。 

━━━━━━━━━━━━━━━
1 <全国大会に広島県教育長がご登壇>

9月に行われる第3回学修デザイン研究会全国大会に、広島県教育委員会教育長・平川理恵氏のご登壇が決定しました。


平川氏は元リクルート社で、その後独立起業。女性初の公立中学校民間人校長に登用されています。また、文部科学省中央教育審議会の各委員を歴任し、新学習指導要領改訂作業に携わりました。


2018年4月から広島県教育委員会教育長となり、内閣官房教育再生実行会議有識者でもあります。ビジネスおよび教育現場での経験が深く、探究学習の導入やGIGAスクール構想などで大きく変わる教育界を主導する立場の方です。


今回は探究学習の現場における実情などについて、オンラインにてご講演をお願いしています。また当日は鹿江宏明理事長、神田昌典理事を交えて、これからの教育について懇談いただく時間も設ける予定です。


〚第3回学修デザイン研究会全国大会〛

日時:2021年9月11日(土)10時~17時

場所:日本教育会館及びオンラインのハイブリッド


主な内容:

・大阪・関西万博「TEAM EXPO2025」学生プロジェクトについて

  共創パートナー アルマ・クリエイション 代表取締役 神田昌典氏

・探究学習の現場における実情

  広島県教育委員会教育長 平川理恵氏

・オンライン読書会:

  テーマ「教育の不易と流行 — 未来の授業を創る」

・ICTを使った模擬授業

 「未来の授業について想いを語る」


参加費:無料


申し込み:感染症の状況によって会場開催は不確定となっています。先行してオンライン参加の申込みをお受けします。


会場参加をご希望の方もまずはこちらにてご登録ください。

全国大会オンライン参加登録フォーム

https://bit.ly/2V4ec1p

*************


※お申込みが多く、zoomの容量を増やして再設定しました。

恐れ入りますが前にお申込みの方も再度ご登録ください。


※昨年度実施時の動画は下記をご覧ください


オープニング

https://www.youtube.com/watch?v=w1uKZ30F4v0

研究協議(1)

https://www.youtube.com/watch?v=g1Odhh2rFxI&t=1790s

研究協議(2)

https://www.youtube.com/watch?v=J_WoGlDuJQE&t=984s

ワークショップ(1)

https://www.youtube.com/watch?v=BBgBKvZJlF4&t=2s

ワークショップ(2)

https://www.youtube.com/watch?v=-88uElKxkI0&t=7s

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96号 文部科学省後援「全国大会 」の受付開始について

[ KNOWS Now! ] 96号 文部科学省後援「全国大会 」の受付開始について


 投稿日2021年7月2日(金)
作成者:学修デザイナー協会

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迫りくるオリンピック・パラリンピックの開催。そして、コロナウィルスの新規感染者数とワクチン接種の動向。とても不安で悩ましい時間が過ぎていきます。


 新規感染者数が少ない地域でも、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が発せられている地域への不要不急の往来などを自粛するよう、強く要請されているとも聞きます。


「準備は悲観的に」、「対処は楽観的に」。危機管理に際して教えられた言葉を思い出しました。コロナウィルスの感染拡大を抑え込み、オリンピック・パラリンピックが無事開催されることを祈り、同時にそのための小さな力になりたいと思っています。


さて今号は、「全国大会」の参加受付についてお伝えします。  

━━━━━━━━━━━━━━━
1 第3回学修デザイナー研究会全国大会の受付が始まりました


 「令和3年度第3回学修デザイン研究会全国大会」(文部科学省後援)の参加受付が開始されましたのでお伝えします。

 

・日 時  令和3年9月11日(土)10時00分~17時00分

・会 場  日本教育会館

     (〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2)


・内 容  学修デザイン、ICT教育等についての研究協議

      ワークショップで読書会やICTを使った模擬授業

・参加費  無料

・形 式  オンラインと会場のハイブリッド開催


感染症の状況によって会場開催は不確定となっていますので、先行してオンライン参加の申込みをお受けします。

会場参加をご希望の方もまずはこちらにてご登録ください。


全国大会オンライン視聴登録フォーム

https://tinyurl.com/822uu6nj


※昨年度実施時の動画は下記をご覧ください


オープニング

https://www.youtube.com/watch?v=w1uKZ30F4v0

研究協議(1)

https://www.youtube.com/watch?v=g1Odhh2rFxI&t=1790s

研究協議(2)

https://www.youtube.com/watch?v=J_WoGlDuJQE&t=984s

ワークショップ(1)

https://www.youtube.com/watch?v=BBgBKvZJlF4&t=2s

ワークショップ(2)

https://www.youtube.com/watch?v=-88uElKxkI0&t=7s

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95号 協会会員の活動紹介

 

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 投稿日2021年6月11日(金))
作成者:学修デザイナー協会

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県境を流れる多摩川べりを散策しました。河川敷は以前なら、いくつもの野球練習場があり、早朝から日没まで一投一打ににぎやかな歓声が上がっていました。 

しかし、2019年10月の台風19号で川は増水して、河川敷はすべて濁流に埋まりました。今は、再整備のために何台もの大型トラックが列をなして、物資や土砂の搬出入のため、土ぼこりを巻き上げないように低速で走っていました。

川の向こうは東京都です。水面をなでる風が川下から吹いて、小さな波が立っています。自粛生活の中、1年以上都内には足を踏み入れていません。そんな思いでいた時、川上から一羽の鷺が、水面すれすれに滑空してきて、静かに対岸に降り立ちました。

さて今号は、協会会員の活動をご紹介します。  

━━━━━━━━━━━━━━━
1 協会会員の活動紹介

学修デザイナー協会の会員の皆さんは教育現場で先進的な取り組みを行っています。それと同時に、その取り組みを積極的に発信されている方もたくさんいます。

 今回は、昨年末に理事長に就任された比治山大学鹿江宏明教授の論文についてご紹介します。

 「身近な環境が幼児に及ぼす影響」に関する大人の意識調査(1)

 -教育・保育系を志望する学生を対象とした調査より-

http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hijiyama-u/metadata/12897

 鹿江教授は、協会理事を長年務められており、マインドマップについても積極的に教育に取り入れてこられました。

 今回の論文では教育・保育系の資格・免許取得を志望する学生において、1年次と4年次では教育における環境の重要性にどれだけ意識が高まるかの意識調査がまとめられています。

加速教育の中で重視されている環境要因、におい、温度、色などについて、年次が上がっても学生の意識があまり向上しないことが報告されています。 

全体として教育者育成に関する教育カリキュラムの改善の方向性を示唆するものとなっています。どうぞご一読ください。

鹿江宏明教授のプロフィール

https://researchmap.jp/hiroakikanoe

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94号 文部科学省後援「全国大会 」について

[ KNOWS Now! ] 94号 文部科学省後援「全国大会 」について
 投稿日2021年5月30日(日)
作成者:学修デザイナー協会

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小学校一年生は、マスクをしたまま「かたつむり」を大きな声で歌っています。

音楽の教科書には、アジサイの葉の上に2匹のカタツムリが描かれています。「アジサイには毒があり、カタツムリはアジサイには近づかない」という話を小耳にはさんだことがあります。


確かにアジサイには「毒」があるようですが、ネットにはアジサイの花や葉の上をカタツムリがのんびり?と這いまわっている映像がありました。


新型コロナワクチン接種の話題とオリンピック・パラリンピック開催の可否で揺れている今日この頃ですが、季節は確かに巡っています。自分の軸を見失わないように生活したいものです。

 

さて今号は、全国大会(文科省後援)の日程(再掲)と協会会員の活動を紹介します。

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1 「全国大会 」について(再掲)
 「令和3年度第3回学修デザイン研究会全国大会」は、文部科学省の後援となりました。

・日 時  令和3年9月11日(土)10時00分~17時00分

・会 場  日本教育会館

     (〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2)

・開催形態 会場およびオンライン配信のハイブリッドで開催する。


内容は午前中に2つの研究協議、午後はワークショップで読書会やICTを使った模擬授業などを予定しています。


 詳細が決まり次第、順次掲載していきます。


2 協会会員の活動紹介

 

学修デザイナー協会の会員の皆さんは教育現場で先進的な取り組みを行っています。

それと同時に、その取り組みを積極的に発信されている方もたくさんいます。

 

今回はMicrosoft教育センターの【 動画で学ぶ 】先生の Microsoft Teams 活用実践

 ( この機能どうやって使う?編 )に掲載された

江戸川学園取手小学校 吉井毅教諭の動画についてご紹介します。

 

【モジュール 5: 他ツールとの連携】タブに Word を追加し ”もくじ”をつくる

https://education.microsoft.com/ja-jp/course/364c1a26/4

 

吉井教諭は協会理事を長年務められており、マイクロソフト認定教育イノベーターに認定されています。

 

今回の動画では教育現場でよく使われているMicrosoft Teamsの活用方法について、初めての方にもわかりやすく解説されています。どうぞご一読ください。

 

※2018年にはPC-Webzineの取材記事の中でも詳しく紹介され、吉井教諭がICT教育にいち早く取り組んでこられたことがわかります。

 

「リーダーシップを育むICT教育とは」

https://www.pc-webzine.com/entry/2018/09/ict-4.html

あわせてご覧ください。

 

━━━━━━━━━━━━━━━
  [KNOWSなう] 第94号は、いかがでしたか?第95号は6月上旬の配信を予定しています。
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93号 協会会員の活動紹介:教育向け動画ツールの活用について

[ KNOWS Now! ] 93号 協会会員の活動紹介:教育向け動画ツールの活用について
 投稿日2021年5月8日(土)
作成者:学修デザイナー協会

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「こどもの日」の朝、ラジオからはリクエストに応えたピアノの音色が聞こえてきました。曲目は、「茶摘み」「こいのぼり」「背くらべ」。誰もがメロディを口ずさめると思います。

 今、このコロナ禍で、子どもたちはどんな思いで日々を過ごしているのかが気になりました。オトナたちの言動をどのように見聞きしているかが気になりました。

 オトナたちにとっても初めての緊急事態の中で、子どもたちに「範を示す」という意識を持つことが見直されています。誰もが先の見通せない日々を過ごしながら、やり場のない葛藤に苦しんでいるのは同じですが、オトナは子どもたちの苦しみに寄り添ってあげられたらと思います。

  さて今号は、協会会員の活動を紹介します。 

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学修デザイナー協会の会員の皆さんは、教育現場で先進的な取り組みを行っています。

 それと同時に、その取り組みを積極的に発信されている方もたくさんいます。

 今回は、教育ICTのオンラインメディアEdTechZine(エドテックジン)に掲載されたつがる市立森田小学校前多昌顕教諭の記事についてご紹介します。

 【教育向け動画ツール「Flipgrid」を使ってみよう!】

 第1回「Flipgrid」は何ができる?

https://edtechzine.jp/article/detail/5373

 
第2回 登録方法と基本の使い方を解説

https://edtechzine.jp/article/detail/5482

 
前多教諭は協会理事を長年務めており、日本初のFlipgrid認定教員レベル3を獲得しました。


今回の記事では、Flipgridについて初めての方にもわかりやすく解説されています。

どうぞご一読ください。
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92号 「SDGs(持続可能な開発目標 」について(2)

 投稿日2021年4月23日(金))
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 先週、「密」を避けてリフレッシュするために、郊外の公園を目指して家を出ました。ウイークデイの午後の早い時間なので、交通機関もそんなに混んではいないのではと予想していました。


 しかし、目的地の最寄りの駅前でバスに乗ろうとすると、女子大生が大勢乗っていました。それでも、体が触れるくらいの混雑ではないので乗り込みました。車内は、禅道場のように異様な静かさでした。20歳代前後の女子大生。いつもなら楽しいおしゃべりの花が、いくつも咲いていてもおかしくないのに・・・。


 粛々と学び舎に向かう学生たちから、コロナ禍はかけがえのない喜びや思い出さえも封じ込めているのを感じました。彼女たちの二度とない青春時代の一コマとして、笑って話せる時期が早く来ることを祈るばかりでした。


 さて今号は、SDGsの「目標4」と全国大会の日程(再掲)をお伝えします。

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目標4は、「教育」や「生涯学習」について、記されています。一部抜粋して掲載します。


目標4。すべての人に包括的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

4.3 2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

4.4 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

4.5 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

次のURLから「SDGs」の情報を得ることができます。

https://www.csr-today.biz/sdgs/17goals

2 「全国大会 」について(再掲)
 「令和3年度第3回学修デザイン研究会全国大会」の日程等が決まりましたのでお伝えします。

 

・日 時  令和3年9月11日(土)10時00分~17時00分

・会 場  日本教育会館

     (〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2)

・開催形態 会場およびオンライン配信のハイブリッドで開催する。


内容は午前中に2つの研究協議、午後はワークショップで読書会やICTを使った模擬授業などを予定しています。


 詳細が決まり次第、順次掲載していきます。

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  [KNOWSなう] 第92号は、いかがでしたか?第93号は5月上旬の配信を予定しています。
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91号 理事長交代のお知らせ


 投稿日2021年4月8日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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 入社式、入学式はどのような形で行われたでしょうか? 


新しい人を迎える側としては、彼らの不安や戸惑い緊張などを少しでも和らげてあげたい。仲間との出会いや未知の仕事や学習などが、世界を広げるきっかけになることを知ってもらいたい。そんな気持ちになります。


2020年、そして2021年は「コロナ禍の社会」として、後世にも長く語り継がれていくことになると思います。私たちは、そんな歴史の渦中で生活していることを強く意識することは大切です。そして、感染拡大を防止する行動を多くの人を巻き込んで行っていく必要があります。

早くアフターコロナの新しい日常を取り戻すために・・・。


 さて今号は、新理事長の挨拶(一部抜粋)と全国大会の日程(再掲)をお伝えします。

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1 理事長交代のお知らせ
 NPO法人学修デザイナー協会はこのたび組織改変に伴い、長く理事長を務めた村田孝二は顧問になり、新たに鹿江宏明(かのえひろあき)を理事長に選出しました。鹿江宏明は、10年前の本組織の前進「KNOWS」の起ち上げから関わり、現在大学の教員としても、日々学生と向き合って指導をしています。理事長就任にあたっての挨拶の一部を紹介します。


これからの私たちの社会は、情報技術の進展、少子高齢化など、誰も経験したことがない予測困難な社会を迎えることとなります。このような時代の変化にともない、激動の時代を生きる子供たちへの教育にも、パラダイムシフトが求められています。


(中略)教育に、万能の方法はありません。子供たちの学び方が一人ひとり違うように、子どもたちにあった教え方も異なります。私たちは教育学や心理学、脳科学などの知見をもとに、学習者一人ひとりを観察し、学習を深める思考ツールやICTを活用しながら、「何を教えたか」ではなく「何ができるようになるか」の視点で授業のデザインに取り組んでいます。(後略)


挨拶の全文と新理事長の写真はホームページから見ることができます。

http://www.learning-designer.org

 

2 「全国大会 」について(再掲)
 「令和3年度第3回学修デザイン研究会全国大会」の日程等が決まりましたのでお伝えします。

 

・日 時  令和3年9月11日(土)10時00分~17時00分

・会 場  日本教育会館

     (〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2)

・開催形態 会場およびオンライン配信のハイブリッドで開催する。


内容は午前中に2つの研究協議、午後はワークショップで読書会やICTを使った模擬授業などを予定しています。


 詳細が決まり次第、順次掲載していきます。

━━━━━━━━━━━━━━━
  [KNOWSなう] 第91号は、いかがでしたか?第92号は4月下旬の配信を予定しています。
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90号 「全国大会 」について(第1報)

 

[ KNOWS Now! ] 90号 「全国大会 」について(第1報)
 投稿日2021年3月25日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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 3月の中旬の朝、窓を開けると近くの小薮からウグイスの鳴き声が聞こえてきました。少したどたどしいが、確かに春の訪れを感じました。部屋に入り込む空気の冷たさも、心なしか緩んできたような気もします。


 気象庁は、今年の1月から「生物季節観測」を見直したとのことが報道されました。今まで57種の動植物で観測されていましたが、6種の植物だけにしました。梅や桜、アジサイなどの開花やイチョウやかえでなどの黄葉・紅葉、落葉などは続けるようです。


 ウグイスの初鳴きもそうですが、セミの声やツバメの姿など身近な場所で動植物の動きや変化から、季節を感じたいものです。


 さて今号は、全国大会の日程等について掲載します。大会は、会場での発表と同時にオンラインを使っての開催を計画しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━
1 「全国大会 」について(第1報)
 「令和3年度第3回学修デザイン研究会全国大会」の日程等が決まりましたのでお伝えします。

 

・日 時  令和3年9月11日(土)10時00分~17時00分

・会 場  日本教育会館

     (〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2)

・開催形態 会場およびオンライン配信のハイブリッドで開催する。


内容は午前中に2つの研究協議、午後はワークショップで読書会やICTを使った模擬授業などを予定しています。


新年度が始まり、年間計画が決まってきますが、ぜひ学修デザイン研究会の全国大会の日程も計画の中に入れていただきたいと思います。詳細が分かり次第メールマガジンで配信していきます。

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 [KNOWSなう] 第90号は、いかがでしたか?第91号は4月上旬の配信を予定しています。
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89号号 「SDGs(持続可能な開発目標 」について

[ KNOWS Now! ]89号号 「SDGs(持続可能な開発目標 」について
 投稿日2021年3月4日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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 2月は「逃げる」。確かに28日しかない月であり、20日を過ぎたらあっという間に月が替わっていたというのが正直なところです。


また新型コロナの緊急事態宣言が発出されている都県もあり、新規感染者数に一喜一憂したり、福島を中心に大きな地震が発生したり、空気の乾燥のため山火事が発生したり・・・。

慌ただしさが増す年度末ですが、心を鎮めて1年を振り返ってみる時間も持ちたいものです。


さて今号は、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の会長交代をきっかけに思い起こしたことをお届けします。

  ━━━━ 目 次 ━━━━
1  「SDGs(持続可能な開発目標 」について①

━━━━━━━━━━━━━━━━
1 「SDGs(持続可能な開発目標 」について

女性への差別発言で紛糾した東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の交代劇を見ていて、「SDGs(持続可能な開発目標 」の17の目標5、「ジェンダー平等を実現しよう」を思い起こしました。


「SDGs(エスディージーズ)」は、2015年9月に国連で193ヵ国の首脳の合意のもとに採択されました。Sustainable Development Goalsの略称です。貧困や格差、気候変動や生物多様性の喪失など、地球の慢性的な危機に対して、2030年までという年限を切って、17のゴールと169のターゲット、232の指標を示して、これを克服することを目的としています。


日本の企業でも、すでに取り組みが進んでいるところもあります。また、学校でも総合学習等の授業の中で積極的に取り入れているとの報告もあります。


話を戻して、目標5、「ジェンダー平等を実現しよう」について、ターゲットをみると5.1「あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。」

5.5「政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。」(外務省)と、あります。


現状を変えていく一つの方向性が示されているようです。1986年に「男女雇用機会均等法」が成立し、2015年には「女性活躍推進法」(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)が10年間の時限立法ですが定められました。意識をして一歩一歩進まなければという思いを強くします。


次のURLから「SDGs」の情報を得ることができます。

https://www.csr-today.biz/sdgs/17goals


「SDGs(持続可能な開発目標 )」については、随時掲載していきます。

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  [KNOWSなう] 第89号は、いかがでしたか?第90号は3月下旬の配信を予定しています。
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88号 「35人学級」について

[ KNOWS Now! ]88号 「35人学級」について
 投稿日2021年2月12日(金)
作成者:学修デザイナー協会

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 昨年末から事務局の移転等で、「メルマガ」を配信できなかったことをお詫びいたします。コロナ禍で明けた2021年ですが、自分の軸をしっかり据えて、新たな生活を送りたいと思います。


暮れからジョン・レノンの「イマジン」を聴いています。「想像してみよう、いつの日かコロナを克服して、世界中の人と手をつなぎ高らかに歌っている姿を・・・」

それは、決して「夢想」ではありません。


メルマガの内容も一新して配信いたします。よろしくお願いいたします。


  ━━━━ 目 次 ━━━━
1 「35人学級」について

2 事務局の移転について(再掲)

━━━━━━━━━━━━━━━━
1 「35人学級」について

2021年度から公立小学校の学級編成を35人に引き下げる法律案が、2020年の12月に閣議決定されました。現在、小学校1年生のみ35人学級になっているのを、2年生から5年かけて全学年を35人学級の編成にします。

35人学級ですので、教室に35人の児童が座っている様子を想像するかもしれません。ただし、これは1学年の児童数が、ちょうど35人の時です。

実際には、1学年の人数が50人であったり64人であったりします。例えば50人ならば、25人の学級が2クラス編成されます。36人ならば、18人ずつ2学級ということになります。

ところで、過去に4月の始業式が終わってから、新たにクラス替えをしたという話を聞いたことはありませんか?

学校は3月中には、学級編成や担任等を決めて新学期の準備をします。しかし、3月や4月は引っ越し(企業などの社員の異動などで)の多い時期です。そのため一人二人の転入や転出で学級数を増やしたり減らしたりしなくてはならないこともあります。

実は、学級編制の基準日は、5月1日に定められています。そのため、クラス替えで学級数の増減があれば、教員の過不足が生じ、4月に入ってから教員が異動したケースもありました。

しかし、最近は都道府県や市町村の弾力的な運用により、こうした事態は少なくなっているようです。


2 事務局の移転について

 学修デザイナー協会は、12月1日に次の住所へ事務局を移転しました。

電話やネットのアドレスなどには、変更がありません。郵便物等については新しい所在地へお送りください。

<新住所>〒150―0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW16階 

NPO法人学修デザイナー協会


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87号 事務局の移転・ アンケート(5)<最終>

[ KNOWS Now! ]87号 事務局の移転・ アンケート(5)<最終>
 投稿日:2020年11月25日(水)
作成者:学修デザイナー協会

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勤労感謝の日を含む3連休が終わりました。「コロナ感染防止」と「経済活動の活性化」、その両方を目指すことの難しさを誰もが感じているのではないでしょうか。


ワクチンの開発が待たれますが、一人一人が感染防止を徹底することにより、感染の拡大は防げるのだと信じ、強い気持ちを持ち続けて実践していくことが重要な気がします。

家を出るときには、マスクを着用するとともに基本を思い起こして、歩き出そうと思っています。


さて、今号は事務局の移転についてと全国大会のアンケートの最終版を掲載します。


  ━━━━ 目 次 ━━━━
1 事務局の移転について

2 全国大会のアンケートから(5)<抜粋>

Q7 ワークショップ(2)『学習デザインシートの活用とICT』について

3 ~言の葉スクランブル~
       「サブスク」ってなに?

━━━━━━━━━━━━━━━━
1 事務局の移転について

 学修デザイナー協会は、12月1日から次の住所に事務局を移転することになりました。

電話やネットのアドレスなどには、変更がありません。郵便物等については新しい所在地へお送りください。

<新住所>〒150―0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1

渋谷マークシティW16階


2 全国大会のアンケートから(5)<抜粋>

 Q7 ワークショップ(2)『学習デザインシートの活用とICT』についての感想を

ひと言お願いいたします。


・途中退席になりましたが、あとは学修デザイナー協会のHP を見ながら自学でがんばります。

・サイクルを回す、フレームワークがわかりやすく印象的でした。

・これから毎日使わせてもらい、実践に役立てたいです。


・Zoom 会議のときは、基本的にカメラOFF+音声OFF でアクセスしているのでブレークルームは他の方々にご迷惑をおかけするので、退席しました。学修デザインシートそのものは大凡理解できました。授業に活かします。ありがとうございました。


・学修デザインシートの使い方がいまひとつ飲み込めないまま、所用により途中で失礼させていただきました。

・授業者ではないので、学習デザインシートは想定で作りましたが、勉強になりました。「無責任な付箋」は、思考が広げるのに良い方法だと思いました。


・学修サイクルの根本的な説明(なぜアクセラメンツが有効なのか等)をもう少し、詳しく聞きたかったです。

・とても良い勉強になりました。ありがとうございました。

・面白かったです。他の方のを見られ、爆弾付箋の対応など楽しんで受講できました。

・デザインシートについても、今日が初めて拝見したものでしたが、一気に実践の機会まで設けていただき、今後も引き続き活用させていただきたいと思いました。


・学習デザインシートは久しぶりに使いましたが、再度有効性を感じました。今後はもっと使っていきたいと思います。

・考えがまとまらず、苦労しました。時間をかけて復習します。


・2ステップ目の無責任な付箋がとても良かったです。衝撃を受け、良いアイデアが出ました。素晴らしいです。

・学修デザインシートはとてもわかりやすい。指導案がこのかたちになったらいいのにと思った。


・初めて自分の保健指導を学修デザインシートにあてはめてみたが、抜けているところが見えてきたので、これから再設計し直したい。

・爆弾を入れてくれたこと、それをシェアのときに他の方からアイデアをもらったことで、自分一人だけでは考えられないデザインになって面白かった。


・保健指導は養護教諭が変わってもずっと続けていくものなので、この学習デザインシートを引き継ぐことで、同じものが継続できるし、さらに工夫を凝らしてよくしていくこともできる。

校内で相互授業参観をして感想を伝えるみたいな意味があるのかないのかわからないことをしているけど、これを用いてやれば、見て書かれる方は痛いけど、そのフィードバックが確実に力になっていくと思う。


・爆弾処理が刺激的でした!もらった方も、渡した方も(笑)。

・楽しかったです。グループに分かれて発表・フィードバックなどができたことも有意義でした。

・いつもながら,前多先生の説明は,多くの実践に裏付けられていて,示唆にとんでいてとても勉強になりました。


━━━━━━━━━━━━━━━━
 3 ~言の葉スクランブル~

    「サブスク」ってなに?


「サブスク」は「サブスクリプション(subscription)」の略。携帯電話の料金では「定額制」という仕組みで、よく耳にする言葉です。商品やサービスを一定期間貸し出すシステムのことで、デジタル情報やサービスを利用するときに、注目されています。


また子供の成長に合わせて必要となる「おもちゃ」や「絵本」などを期間貸しする方式は、若い親世代には重宝がられているようです。


「レンタル」は、商品やサービスに対する代金の支払いに対して、「サブスク」は一定期間なら商品の取り換えや情報の更新などができ、利用者にとって利便性の高いシステムとなっています。

  

━━━━━━━━━━━━━━━
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86号 「全国大会」アンケートから(4)

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 投稿日:2020年11月5日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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「富士山を撮影するには、空気の澄んだ2月頃がいいんだよ」

以前、そんな言葉に押されるように三保の松原からの富士を撮影したことがあります。

11月に入り秋の深まりを感じ、夕方に雲が紅く染まる様子を眺めたり、月の満ち欠けを仰ぎ見たりしています。


コロナ禍でずいぶん活動範囲が狭まった感じがします。在宅していてもいろいろな情報が入ってきます。しかし、リアル、ライブでないと味わえないものは絶対にあります。オンラインでできること、そしてライブ、対面でこそできること、増えた選択肢を上手く活用したいと思っています。


さて今号も、全国大会に寄せられたアンケート(4)を掲載します。

  ━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のアンケートから(4)<抜粋>

Q5 研究協議(2)『教育でのICT 活用事例』について

Q6 ワークショップ(1)『Flipgrid 達人講座』について

2 ~言の葉スクランブル~
       「ブレジャー (bleisure)」ってなに?

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1 全国大会のアンケートから(4)<抜粋>

Q5 研究協議(2)『教育でのICT 活用事例』についての感想を一言お願いいたします。

・少人数校は取り掛かりやすい。大規模校にはないフットワークの軽さがある、というのは共感した。管理職(上層部)の考え方にとても影響されるため、最新の情報を得る機会が必要と感じた。


・一人一台持ち帰りがデフォルト、大賛成ですが、なぜか教育行政がまだその方向にないのが残念! やりながら問題を修正することでいいと思います。

・「自分でビデオを作るスキルが重要」、その際、「美しくビデオを作る」ばかりを気にする人が多いのですが、そうではないなあと。


・ICT 導入によって子どもたちが時間に追われるということを減らせる、というのが良いなと思いました。

・引き続き、平井先生を中心とする歯切れのよいお話に、大いに学ばせていただきました。

・それぞれの事情や状況にあわせた事例を紹介いただき参考になりました。

・ICT を提供する立場におりますが、学校学校での取り組みの差が大きいと感じました。


・先生たちも先を行く先生たちに習う時間と余裕があればいいのにと感じました。自身の生活とビジネスを圧迫する苦しい環境は本当に健康によくありません。実践できる解決策があればいいのにと思いました。オンライン学習は子どもだけでなく大人にとっても大きなチャンスであると感じました。


・これまでの座談会でもご紹介してくれていましたが、どれもとても参考になるし、やっている人がいるというのはとても心強い。

・破損とか保険のこととか、参考になりました。

・本校の整備状況、活用・実践,まだまだだなぁ・頑張らなくちゃと思いました。


Q6 ワークショップ(1)『Flipgrid 達人講座』についての感想を一言お願いいたします。

・使い方はあとから学ぶとして、使う目的、使う効果についてもう少しお話を聞きたかった。

・小学校での図工の作品のコメントを入れるアイディア、とてもいいと思いました!


・私のほうは英語のプレゼンテーションと相性がいいので使っています。海外の先生ともつながり、子どもたちの交流が始まりました。 ほかの方々とつながって子どもたちがやり取りできる機会がもっと増えるといいなと思います。


・Zoom 会議のときは、基本的にカメラOFF+音声OFF でアクセスしているので。使い方は大凡理解しました。Flipgrid、生徒たちが楽しめそうです。

・Flipgrid の第一人者でいらっしゃる前多先生からご紹介いただき、Flipgrid のことは全く知らなかったため、新しいツールを教えていただき、ありがとうございます。


・新しいツールに触れられてよかったです。

・テンポよく必要なことを学ぶことができました。

・便利なツールですね、使っていきたいと思います!


・今回、Flipgrid に初めて触れることができ、今後の活用方法を検討したいと思っています。

・Flipgrid は使ったことがなかったので、大変参考になりました。

・使い方を教わったので、ぜひ活用したいと感じました。

・楽しかったです。授業かホームルームで試してみたいです。


・使い方がよくわかりました。楽しい講座でした。

・達人の前多先生から直接教えていただけてよかった。登録するところ、投稿するところまではできたので、あとはどんどんチャレンジしていくだけ!

・自分も企業研修や企業顧問で活用してみようと思いました。

・楽しかったです。ただ,ページの移動中何度も迷子になってしまいました。

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 2 ~言の葉スクランブル~

    「ブレジャー (bleisure)」ってなに?


  「business」+「leisure」を合わせた造語のようです。「出張休暇」などの日本語訳もあるようですが・・・。そんなに新しい言葉ではないようです。


 ただ「Go Toトラベル」を実施する中で、仕事とレジャーを分けて考えて補助をする必要があるようです。「出張先でプライベートの旅も楽しむ」のは、至極合理的に思うのですが、確かに時間的な区切りや意識のけじめなどは、主観的な判断にゆだねられる部分も大きいのかもしれません。


「ワーケーション」なども便利な言葉ですが、経費や災害時の補償など考えていくといろいろな課題も出てきそうです。

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85号  「全国大会」アンケートから(3)

[ KNOWS Now! ]85号  「全国大会」アンケートから(3)
 投稿日:2020年10月21日(水)
作成者:学修デザイナー協会

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「晴れた日は、外に出よう!」

閉じこもる生活が続いたので、なるべく外に出ようとしています。近所の家の庭隅に植えられた柿の木に、小さな実がたわわになっていました。珍しいものを「発見!」したような気になりました。

近くの植物園には、92品種100本余の柿の木が植えられたくだもの園があります。一昨年の台風の塩害で多くの枝葉を伐採したため、樹勢も実のなり具合も少し寂しい感じがします。そんな柿の木の枝に「わたしたちがしゅうかくしますので、とらないでください。〇〇〇養護学校」という段ボールの表示が何枚かありました。

その枝の高さは、ちょうど子どもたちの手に届くのでしょうか。晴れた日に子どもたちが元気な声を上げながら、柿の実を収穫している様子が目に浮かびました。少し元気をもらったような気がしました。

ヨーロッパでは、再びコロナウィルスの感染が拡大しているようです。気を許さずにこの見えない敵と戦い続けなければなりません。

今号も、全国大会に寄せられたアンケート(3)を掲載します。

  ━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のアンケートから (3)<抜粋>

Q4 研究協議(2)の平井聡一郎氏の御講演について

2 ~言の葉スクランブル~
       「レスピレーター (respirator)」ってなに?

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Q4 研究協議(2)の平井聡一郎氏の御講演について感想をお願いいたします。

  • 学ぶ場所の多様化、学び方の多様化→ドリルはAI、知識はオンデマンド、対面がオンラインという新たな学び方について、これからの世代には一斉一律ではなく個別な対応ができる教育が必要と感じました。自治体や教育委員会の内情なども参考になりました。
  • わかりやすかったです。

  • GIGA スクール構想のツボが良くわかりました! 個別最適化の学びをひろげてほしい。
  • コロナをチャンスととらえてICT 化を推進する空気。ぜひ進めていきたいと思います。
  • 貴重なキーワードをいろいろ伺えて、元気をいただきました。

  • 日常使いのオンライン教育をハード、ソフト両面で整備していく必要性を痛感させられるお話でした。平井先生の情熱がひしひしと伝わってきて、襟を正す思いで聞かせていただきました。
  • やはり一番おおきな課題が、持ち帰りと日常的な利用をどう実現するかである、ということがよくわかりました。

  • 内容は大変学びになりましたが、ICT万歳的な姿勢が少し気になりました。オンライン活用の基本には、アナログでしか学べない基底の能力が必須であると私は考えておりますが、そのバランスについてのお考えを聞いてみたかったです。(「環境が整わない学校はやめなさい」という表現は大変気になりました。そういう場所こそ救わなければならないのではと思います。)

  • 痛快なお話が気持ち良かったです。自分の職場にいてもらえたらなと思ってしまいました!
  • 平井先生のお話は、特に心に響きました。おんぶにだっこというわけにはいきませんが、次代の子供たちのために、親という立場で参加可能ことを、これからも考えていきたいと思います。

  • 率直な言葉で現状の問題と課題を挙げていただきよかったです。
  • チーム作りで苦労しているので、うらやましく感じました
  • ずばっと問題点を指摘していただき気持ちのよい講演でした。共に風通しと資金力不足の状況を辛く感じました。しかし、打破の道はあると信じて進みたいと思います。

  • とにかく痛快の一言に尽きる。言いたいけど言えなかったことを言ってくれた。コロナの休校時のときとこれからの日常の中のICT は全然違う。そしてこれからくるインフルエンザの学級閉鎖でも対応をする必要があるし、それは、ケガや病気で入院して学校に来られない生徒に対しても同じ。できることからとにかくどんどんやっていく必要があると思った。管理職にはならないけど、管理職を裏から動かす養護教諭になる!

  • これまで、ICT 化が進んでいない真相がわかった気がしました。
  • GIGA スクール構想の意図がとてもよくわかりました。
  • 職場で早速お話したいと思います。来年2月に自治体から情報端末が一人一台貸与されます。その大前提となる考え方を理解するのに役立ちました。

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 2 ~言の葉スクランブル~

   「レスピレーター (respirator)」ってなに?

「人工呼吸器」と言えば、聞いたことのある言葉だと思います。新型コロナに感染した患者の治療のためにレスピレーターやエクモ( ECMO)が使われました。特にECMOは、医療関係者以外の人には耳新しい言葉だったのではないでしょうか。

ぜひ近い将来、絶大な効き目を発揮する「ワクチン」が開発され、その名前と共に「終息」という言葉が専門家から発せられる日を待ちわびています。

「三密」や「ロックダウン」「濃厚接触」などの「言葉」が遠い記憶になるように願っています。

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84号  「全国大会」アンケートから(2)

[ KNOWS Now! ]84号  「全国大会」アンケートから(2)
 投稿日:2020年10月8日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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季節を感じるときは、人によって様々だと思います。草花の開花や枯れていく様子だったり、長袖を羽織る気温の変化だったり・・・。


先日、ラジオの気象情報で「秋雨前線(あきさめぜんせん)」という言葉を聞いたとき、しみじみと秋の気配を感じたような気がしました。そういえば夕方に虫の声に耳を傾けたり、夜空に満月を探していました。


いよいよWITHコロナの生活が本格的に始まりました。人々が動き始めて、この見えないウィルスとのたたかいです。なんとかコロナウィルスを抑え込んで、日常生活を取り戻したいと思います。


今号も、全国大会に寄せられたアンケートを掲載します。

  ━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のアンケートから (2)<抜粋>

Q2 全国大会への御参加の理由・目的をお聞かせください。

Q3 研究協議(1)『探究の実践』についての感想を一言お願いいたします。

2 ~言の葉スクランブル~
       「ポジショントーク(position talk)」ってなに?

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Q2 全国大会への御参加の理由・目的をお聞かせください。

  • 以前から教育は変革の時期にあると感じ、また変革しなくてはならないところに来ていると思っていました。そこにコロナで加速され、チャンスが到来したと実感しています。しかし、何をどこからはじめていいのかわからず、この研究会のイベント参加で何かを得たい、今後の変革のきっかけになると確信したからです。

  • GIGAスクール構想でどんなことを使用としている確認するため
  • 探求とGIGA スクール構想について見識を深めたいと考えたからです。
  • 各地での学校の取り組みを知るため。ICT の導入・活用状況を知るため。

  • 授業で活かすため(2名)
  • 教育に携わる者として、魅力ある授業にしていくために何が必要かを常に考えているのですが、何かしらの示唆や刺激を得られればと思い、参加させていただきました。
  • 教育の現場で実際に起きていることについて、実感を持つヒントを得たいため。

  • オンラインとアナログのよりよい交わり方について学んでみたいと思いました。
  • デザインシートの作成方法を学びたいと考えたからです。
  • 新しいことを模索している教員の方のお話を聞きたかったので
  • 脳が喜ぶ教育ってなに?という好奇心
  • 総合的な探求の時間の実践で困っているから
  • トップランナーの先生たちはどうIT を活用しているのか知りたかったこれまで座談会に参加してきて、とても学ばせていただいたので、ぜひ全国大会に参加してみたいと思った。

  • コロナ時代には新たな学修デザインが必須だと思ったので、体験してみたいと思った。
  • 時代を先ゆくアイディアを得られるから。(2017 年のSDGs のときもそうでした)

Q3 研究協議(1)『探究の実践』についての感想を一言お願いいたします。

  • 物事の本質を探ること、答えのない問題などに関しての具体的な授業の紹介が参考になりました。『死に山』の本をポチりました。

  • 学びはなんのため? 教育はなんのため? 未来社会へつながる教育をぜひ!
  • 子どもたちがどのように探究学習を行っているのか。ひじょうに興味深かったです。
  • メンチメーターは自分も使っていますが、選択肢ばかりだったので、今度自由に書いてもらう方式をやってみます。

  • 荒康義先生のお話のテーマも然ることながら、話の組み立て方が素晴らしく、聞き手を飽きさせない工夫が随所に盛り込んであって、惹きつけられました。
  • 荒先生の「理想を描くほど課題が生まれる」というお言葉が印象に残りました。今後の学校が担う役割について、考えさせられました。

  • 実践例がとても響きました。探求についての本質が全国に広まればよいと感じました。
  • 面白い先生、高校でした!印象と事実を分けて考える、実践したいと思います。
  • 実践事例に関して、具体例も多く、非常に参考になりました。

  • 参考になりました。進路につなげていていいですね。
  • 探求という部分はやはりリアルタイムである事や顔を合わせてできる環境が必要だと感じました。探求できる場所と時間が子どもたちには少ないように感じています。探求できれば開ける未来もたくさんあると思いました。
  • これまでの勉強も大切、そのうえで探求も大切というスタンスでのスタートが共感できた。事実と印象を分けて考えることもとても大事。生徒たちの考えをひとつひとつ試していく仮説検証が探求なのかなと思った。

  • 今の探究学習はこんなに進んでいるのか!と勉強になりました。高齢者向けの美容は、とてもニーズあると思います。美容メーカーと介護産業がとても関心を持ちそうですね。
  • 内容が深く,とても勉強になりました。3 年生の日々の授業の中でもこの考え方を取り入れていきます。
  • 生徒さんたちが自分が考えたアイディアを実現しながら検証する姿に衝撃を受けました。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━
     2 ~言の葉スクランブル~

   「ポジショントーク(position talk)」ってなに?

 

 先日、夜のニュース番組で解説者が口にした言葉です。その時は、「立場に基づいた話をすること」程度の理解で聞き流していました。少し調べてみると、元々は「金融界」で使われていた言葉のようです。


 ただ日常のニュースで使われたことを考えると、役職による立場から発した言葉と理解した方が良さそうな気がしました。「仕事の責任者としての言葉」や「教師や医者としての言葉」、少し広げて「親として子どもを躾けるときの言葉」など・・。


 和製英語のようですが、多くの人が場や状況に応じて、ポジションを意識した言動をしているように思えてきました。「本音」の言葉はどこへ行ったのだろう?

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83号 「全国大会」を終えて

[ KNOWS Now! ]83号  「全国大会」を終えて
 投稿日:2020年9月24日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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首都圏でも気温が30℃以下の日が多くなり、さすがに過ごしやすい時期になってきました。四連休では、人や車の流れも 多くなり、イベントなども規制が緩和されて徐々に日常に近くなっている感じもします。


9月12日には、第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会をオンラインで開催することができました。50余名の参加者があり、研究協議・ワークショップと予定通りに進めることができました。あらためて皆様のご協力に深く感謝申し上げます。


今大会が参加者の皆様に、どのような気づきや収穫をもたらすことができたのか、主催者としても気がかりです。

今号は、参加者の皆様から寄せられたアンケートを掲載します。皆様の感想を共有したいと思います。

  ━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のアンケートから (1)<抜粋>

2 ~言の葉スクランブル~
       「ダイナミック プライシング(dynamic  pricing)」ってなに?

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1 全国大会アンケートから(1)

 Q1 全国大会で最も印象に残ったことは何ですか。 

・平井総一郎先生の、地震が来ても GIGA スクール構想を熱く語ったところが印象に残りました。「つべこべ言わずやってみろ」もいい言葉です。
 

・ ICT GIGA スクール構想の話。教育現場の先生方の中にも新しい時代に向けて進化を楽しんでいらっしゃる方がいて安心しました。

 

・公立の学校でも先進的な取り組みをされている先生方がいらっしゃること。しかしそれはまだごく一部であることも。

 

・フリップグリッドの体験、講演。

・「オンライン授業は飽きると、どこかへ行ってしまう」という言葉。 

・GIGA スクール構想の動きに対する現場の感覚 。


・コロナを変革のチャンスと前向きに捉えていた活動。 

・こんなに多くの皆さんが、これからの新しい教育の在り方について日々研究されていることを知ることができて、感慨ひとしおです。 


・ITC 化を阻む雰囲気があることを、現場の先生のお声でお聞きしたこと。 

・探求の実践例のお話。 

・学修デザインシートの爆弾。

・授業デザインで爆弾を投下することで、自分の頭の中にないデザインができる爆弾処理が刺激的でした!もらった方も、渡した方も(笑)。


・普段の「もやもや」が「すっきり」に変わったこと。午前中しか参加できませんでしたが,とても刺激的でした。


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 2 ~言の葉スクランブル~

     「ダイナミック プライシング(dynamic  pricing)」ってなに?

 

 日本語では「価格変動制」を意味するのでしょうか、宿泊施設などでの週末の料金やトップシーズンやオフシーズン時の旅行代金を思い起こします。需要と供給の状況に合わせて価格を変動させる戦略と説明されます。


一つの飲食店で時間帯によって、価格を変える試みなども行われているようです。例えば、12時の混雑時に1000円で食べるカレーライスと、2時半に余裕を持って900円で食べるカレーライス。店側と客側のそれぞれの事情が見えてきます。

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82号 「全国大会」について(最終案内)

 

[ KNOWS Now! ]82号  「全国大会」について(参加費無料)
 投稿日:2020年9月3日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 

 9月に入り、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。ただ学校の授業開始や休業日数は、地域によって様々なようです。すべての子どもたちに、質の高い学習環境を確保してあげられるのだろうか? オンライン授業なども地域差、学校差があるようにも聞こえてきます。 


 新型コロナウィルスの流行は、一時学校教育の停滞も招きましたが、同時にオンラインでの授業等を試行するチャンスにもなりました。「ピンチはチャンス」です。教員はもちろんビジネスパースンにとっても、オンラインの可能性を究める絶好の機会だと思います。


さて全国大会が目前に迫ってきました。参加申し込みはお済みでしょうか?ご多忙な時期とは存じますが、参加費は無料ですので、まずは申し込みをしてください。全国大会の最終案内です。


 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (最終報)について

2 ~言の葉スクランブル~
       「ワンヘルス  (one  health)」ってなに?

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1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (最終報)について

今年の全国大会はオンライン開催です。参加費無料、定員100名。

 

  研究協議やワークショップの講師なども決まりましたので、お伝えいたします。


また研究協議(2)は、座談会形式で行う予定です。この座談会には情報通信総合研究所の平井聡一郎氏(ICT創造研究部特別研究員)に、「GIGAスクール構想」について20~30分程度お話ししていただけることになりました。

 平井聡一郎氏は、ICTの活用について教育委員単位の事業支援や多くの学校で実践支援等も手がけておられます。貴重なご意見が伺えると期待しています。

  

 平井聡一郎氏が「GIGAスクール構想」について、大変わかりやすい動画を配信してくれています。次のURLから視聴できます。

  https://jpn.nec.com/educate/gigaschool/index.html?fbclid=IwAR3gJMgMRNH_eK9SmUFKANCdGkwz7MCMTQpSIPP2HquSlXvFRRiFM4Fteoo

  

〇日時=2020年9月12日(土)10:00~17:00

〇テーマ=「誰もが夢中になれる、学びの創造」

〇後援=文部科学省

〇日程

 10:00~10:15  挨拶・諸連絡   学修デザインの未来 (理事長 村田)

 10:15~11:15  研究協議(1)   探究の実践 (荒康義理事 高等学校教諭)

 11:30~12:30  研究協議(2)   教育でのICT活用事例 (座談会形式)

 12:30~13:20  昼食・休憩

 13:20~14:20  ワークショップ(1)   Fripgrid達人講座 (前多昌顕理事 小学校教諭)

 14:30~16:45  ワークショップ(2) 学修デザインシートの活用とICT

 16:45~17:00  全体会      

 

7月1日から次のURLで申し込みを受け付けています。

http://ptix.at/Ggn2BY


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 2 ~言の葉スクランブル~

    「ワンヘルス  (one  health)」ってなに?

 

一つの健康。人間だけの健康を考えるのではなく、動物や植物などの健康も同時に考えていくという理念。


 この地球に共存するすべての生物の健康を多角的な視点で捉え、犠牲や弊害、被害などを生まない健康のあり方を目指す考え方。過去には、農薬の大量の使用や煤煙などによる健康被害を思い起こしますが、「ワンヘルス」は、未来の地球環境改善のためにも重要な考え方のようです。

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  [KNOWSなう] 第82号は、いかがでしたか?第83号は9月下旬の配信を予定しています。
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81号 「全国大会」について(参加費無料)

[ KNOWS Now! ]81号  「全国大会」について(参加費無料)
 投稿日:2020年8月20日(木)
作成者:学修デザイナー協会

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子どもたちは、短い夏休みを終えて学校に通い始めたようです。地域によって休みの期間は違いますが、新型コロナの影響で授業時間が少なくなり、児童生徒も教員も不安を抱えたスタートです。


それでも日常生活を取り戻していかなくてはなりません。連日の猛暑で「熱中症」にも気をつけながら、なるべく活動のレベルを落とさないように、運動不足にならないように願っています。


全国大会まで3週間です。学校現場は早めの授業再開で多忙な時期になりますが、これからの時代はICTの活用は避けて通ることができません。今号はICTによるオンライン全国大会の新しい情報をお届けします。

 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第4報)について

2 ~言の葉スクランブル~
       「運鈍根(うん・どん・こん)」ってなに?

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1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第4報)について

今年の全国大会はオンライン開催です。参加費無料、定員100名。

 

  研究協議(2)は、座談会形式で行う予定です。この座談会には情報通信総合研究所の平井聡一郎氏(ICT創造研究部特別研究員)に、「GIGAスクール構想」について20〜30分程度お話ししていただけることになりました。

 平井聡一郎氏は、ICTの活用について教育委員単位の事業支援や多くの学校で実践支援等も手がけておられます。貴重なご意見が伺えると期待しています。


 平井聡一郎氏が「GIGAスクール構想」について、大変わかりやすい動画を配信してくれています。次のURLから視聴できます。

 https://jpn.nec.com/educate/gigaschool/index.html?fbclid=IwAR3gJMgMRNH_eK9SmUFKANCdGkwz7MCMTQpSIPP2HquSlXvFRRiFM4Fteoo


〇日時=2020年9月12日(土)10:00~17:00

〇テーマ=「誰もが夢中になれる、学びの創造」

〇後援=文部科学省

〇日程

 10:00~10:15  挨拶・諸連絡   学修デザインの未来

 10:15~11:15  研究協議(1)   探究の実践

 11:30~12:30研究協議(2)    教育でのICT活用事例

 12:30~13:20昼食・休憩

 13:20~14:20ワークショップ(1)   Fripgrid達人講座

 14:30~16:45ワークショップ(2) 学修デザインシートの活用とICT

 16:45~17:00全体会       閉会式

 

7月1日から次のURLで申し込みを受け付けています。

learningdesigner.peatix.com/

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 2 ~言の葉スクランブル~

    「運鈍根(うん・どん・こん)」ってなに?

 

広辞苑には、「好運と愚直と根気、事を成し遂げるのに必要な3条件」と、記されています。以前、企業経営者が成長戦略の指針として、この言葉を紹介しているのに出会ったことがあります。


WITHコロナの時期だからこそ、古くから言い伝えられているこの言葉が気になりました。特に「鈍」の解釈は、いろいろあるようです。「粘り強く取り組む」「物に動じない鈍感力」などと考える例もあります。周りの状況に左右されないで、自分を信じて進むことにも通じているのかもしれません。


自粛や規制を強いられる生活で、気持ちが萎えがちですが「ピンチはチャンス!」。発想を転換して乗り切りたいと願っています。

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80号 「全国大会」について(参加費無料)

[ KNOWS Now! ]80号  「全国大会」について(参加費無料)
 投稿日:2020年8月7日(金)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる


 「もう少し早く避難していたら・・・。」

「新型コロナウィルスが流行していなければ・・・。」

「タラレバ」は、言ってはいけないと自戒しているのだが、尊い命が奪われ、世界的なスポーツの祭典が延期された現実を受け入れるには、もう少し時間が必要な気がします。


それでも時間は過ぎていきます。子どもたちの学びは、続けていかなくてはなりません。同時に、感染の拡大を防ぎながら経済もまわしていかなくてはなりません。

まだまだwithコロナの生活が続きそうです。それに伴い、オンラインの活用がますます注目されてきています。


そこで、今年の全国大会はオンラインの活用について特集し、大会そのものもオンラインで開催します。

 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第3報)について

2 ~言の葉スクランブル~
       「ナッジ(nudge)理論」ってなに?

━━━━━━━━━━━━━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第2報)について

今年の全国大会はオンライン開催です。参加費無料、定員100名。

 

オンラインによる授業・仕事・飲み会・ミーティング・・・、オンラインの可能性が広がっています。Microsoft Teams、Google Meet、Classroom、Zoom、YouTube、 Classi等々、多くのオンラインのためのツールがあります。各ツールの機能を理解して、学校や職場では使い分けているようです。一方で、オンライン活用時の課題も出てきています。通信環境を含めた端末の準備の問題、公平性の担保、また物理的な環境(場所や部屋など)の問題、疲労感や講義(授業)内容の適否などです。

 

本協会の理事は、以前から積極的にオンラインでの授業や講義を展開してきました。参加者が日頃から感じている疑問・質問や意見を出していただくことで、実りある研究会になればと願っています。多くの方の参加をお待ちしています。

 

〇日時=2020年9月12日(土)10:00~17:00

〇テーマ=「誰もが夢中になれる、学びの創造」

〇後援=文部科学省

〇日程

 10:00~10:15挨拶・諸連絡    学修デザインの未来

 10:15~11:15研究協議(1)    探究の実践

 11:30~12:30研究協議(2)    教育でのICT活用事例

 12:30~13:20昼食・休憩

 13:20~14:20ワークショップ(1)   Fripgrid達人講座

 14:30~16:45ワークショップ(2) 学修デザインシートの活用とICT

 16:45~17:00全体会       閉会式

 

7月1日から次のURLで申し込みを受け付けています。

learningdesigner.peatix.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━
 2 ~言の葉スクランブル~

   「ナッジ(nudge)理論」ってなに?


 シカゴ大学のリチャード・セイラー教授らが提唱した理論。元々は「ひじで小突く」そっと押して動かす」という意味ですが、行動経済学で人を望ましい行動変容へと促すことに利用されています。


 新型コロナ感染防止のために、スーパーのレジ前に並ぶ位置を示したテープを貼る工夫などは、このナッジ理論を活用した例だと言われています。テープを無視して並んでいる客を見ると、ちょっといらついている自分は「ナッジ」を受け入れて新たな基準として動こうとしている証左かもしれません。


強く腕を引っ張られると、却って足を踏ん張って抗ってしまいます。「自宅で自粛生活をしなさい!」「3密を避けなさい!」正しいであろう事を次々と要求されても、「やらされていること」は長くは続けられません。自ら選択をして、なお望ましい行動に変えていくためのヒントになりそうです。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━
 [KNOWSなう] 第80号は、いかがでしたか?第81号は8月下旬の配信を予定しています。
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79号  オンライン「全国大会」について(参加費無料)

通称「さんかく橋」(新横浜)

通称「さんかく橋」(新横浜)

[ KNOWS Now! ]79号  オンライン「全国大会」について(参加費無料)
 投稿日:2020年7月23日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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  誰もが夢中になれる学びをつくる


西の地域から「梅雨明け」のニュースが入ってきました。本格的な夏の到来に、例年なら子どもたちの輝く笑顔が見られるのですが・・・。子どもたちの心中を思うと、私たちオトナも複雑な思いがうずまき、子どもたちにかける言葉に苦慮しています。


しかし、WITHコロナAFTERコロナの生活を立ち上げなければなりません。極度に恐れることなく、的確な情報をよりどころにして、前に進みたいと思っています。

 

さて今号は、全国大会の開催日時、日程等についてと、アメリカの大学院でADHD児とペットの関係について研究している方からのアンケートの依頼を掲載します。。

 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第2報)について

2 カリフォルニア大学大学院の学生からアンケートのお願い

3 ~言の葉スクランブル~
       「ギミック(gimmick)」ってなに?

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1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第2報)について

今年の全国大会はオンライン開催です。参加費無料、定員100名。

 

現在、全国大会の具体的な準備を進めています。例えば2019年12月に文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」について取り上げられないか?

 

新型コロナウィルスの影響で、全国の学校はオンラインでの授業に取り組み始めています。そこで「GIGAスクール構想」とは一体どんな内容なのか、また教育現場ではどのようにオンライン授業を展開しているのかなどを発信していけたら・・、詳細が決まり次第、お伝えしますのでお待ちください。

 

〇日時=2020年9月12日(土)10:00~17:00

〇テーマ=「誰もが夢中になれる、学びの創造」

〇後援=文部科学省

〇日程

10:00~10:15挨拶・諸連絡    学修デザインの未来

10:15~11:15研究協議(1)    探究の実践

11:30~12:30研究協議(2)    教育でのICT活用事例

12:30~13:20昼食・休憩

13:20~14:20ワークショップ(1) Fripgrid達人講座

14:30~16:45ワークショップ(2) 学修デザインシートの活用とICT

16:45~17:00全体会       閉会式

 

7月1日から次のURLで申し込みを受け付けています。

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2 カリフォルニア大学大学院の学生からアンケートのお願い

(調査依頼者=カリフォルニア大学大学院デイビス校  瀧瀬館奈)

 子どもとセラピーアニマルの関係を調査・研究している学生から、アンケート調査の依頼です。対象は、ADHDまたはその傾向のある3歳から12歳の子どもで、猫を飼育している家庭です。


アンケートに答えていただける保護者や施設の担当者への質問で、80項目ありますが15分くらいで回答できる内容です。ご協力をお願いします。

https://ucdavis.co1.qualtrics.com/jfe/form/SV_bjYOfhq1X5wRGdv

※当調査に関するご質問等がございましたら、下記までご連絡をお願い致します。

University of California, Davis, School of Veterinary Medicine

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 2 ~言の葉スクランブル~

   「ギミック(gimmick)」ってなに?


 TBS系のTV「情熱大陸」での満田晴穂氏(自在置物作家)の話の中に「ギミック」という言葉が出てきました。「ギミック」には、「仕掛け、仕組み」などの意味があります。


氏は、オニヤンマの標本を元に金属で忠実に「オニヤンマ」を制作していきます。オニヤンマの口が開閉する仕組みを再現します。外見からはわからない部分、作品を手にしたコレクターさえも気がつかないような細かい「ギミック」にこだわります。


50年後100年後に「この作品」が解体されたときに、初めて人の目に触れるかもしれない細部へのこだわり。「改ざん」や「取り繕う」といった表層的な事象の対極にある思いだと感じました。

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78号  「全国大会」について(参加費無料)

(横浜清水が丘公園のえのき)

 

[ KNOWS Now! ]78号  「全国大会」について(参加費無料)
 投稿日:2020年7月9日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に、注力しているさなかに「線状降水帯」がすさまじい量の雨を降らせました。英語のことわざに、「不幸は単独では決してやってこない(Misfortunes  never come singly.)」というのがあります。被災地の方々のことを思うと胸がふさがります。
 
七夕の小さな笹飾りに、子どもたちは「コロナに負けない」「友だちに会いたい」「いっぱい遊びたい」などと書いた短冊をつり下げました。
 
地球温暖化問題で「私たちの未来を盗むな!」と、環境活動家のグレタさんは全世界の大人を糾弾しましたが・・・。
「子どもたちの未来を奪わないでほしい!」、わたしは丘の上の一本の木に向かって、祈るように呟きました。
 
さて今号も、全国大会の開催日時、日程等について再掲します。
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会について(再掲)
2 ~言の葉スクランブル~
       「プレイン・イングリッシュ(Plain English)」ってなに?
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1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会について(再掲)
今年の全国大会はオンライン開催です。参加費無料、定員100名。
 
〇日時=2020年9月12日(土)10:00~17:00
〇テーマ=「誰もが夢中になれる、学びの創造」
〇後援=文部科学省
〇日程
10:00~10:15挨拶・諸連絡    学修デザインの未来
10:15~11:15研究協議(1)    探究の実践
11:30~12:30研究協議(2)    教育でのICT活用事例
12:30~13:20昼食・休憩
13:20~14:20ワークショップ(1) Fripgrid達人講座
14:30~16:45ワークショップ(2) 学修デザインシートの活用とICT
16:45~17:00全体会       閉会式
 
7月1日から次のURLで申し込みを受け付けています。
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 2 ~言の葉スクランブル~


  「プレイン・イングリッシュ(Plain English)」ってなに?
 「平易な英語」。簡潔な英語によって開示文書を作成する指針として、米国証券取引委員会(SEC)が作った「A Plain English Handbook」が起源のようです。


 ハンドブックの第6章には9つの Commom problems の指摘があり、難しい単語や専門用語を使わない、また一文を短くする事などを推奨しています。


 「難解な文章」が格式あると崇められた時代はあったのかもしれませんが、英語や他の言語も「平易」であってほしいです。中学生の時にテレビの中で政治家が「・・・いかんです」と何度も言っているのを聞いて、なぜ「いかん、いかん」と怒っているのか不思議でした。
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 [KNOWSなう] 第78号は、いかがでしたか?第79号は7月下旬の配信を予定しています。
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77号  オンライン「全国大会」について(参加費無料)

[ KNOWS Now! ]77号  オンライン「全国大会」について(参加費無料)


 投稿日:2020年6月25日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる

 「自分のスタンスを取り戻そう!」

久しぶりに東京へ出勤した帰りに、電車の中でふとそんな言葉が思い浮かびました。マスクの着用や手洗いの励行、そして行動範囲の自粛を求められる中で、萎縮している自分、背中を丸めて遠くを見ようとしない自分がいるような感じがしたのです。

 すべての乗客がマスクをつけた、様変わりした車内の光景。その中にいる自分が人混みの中に埋もれてしまいそうな気がしました。ふっと背筋を伸ばして顔を上げ、少し先の未来を見つめて歩き出そうと思いました。

さて今号は、全国大会の開催日時、日程等について掲載します。

 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第1報)について

2 ~言の葉スクランブル~
       「カラーバス効果」ってなに?

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1 第9回KNOWS教育研究全国大会 兼 第2回学修デザイン研究会 (第1報)について

今年の全国大会はオンライン開催です。参加費無料、定員100名。

 

〇日時=2020年9月12日(土)10:00~17:00

〇テーマ=「誰もが夢中になれる、学びの創造」

〇後援=文部科学省

〇日程

 10:00~10:15  挨拶・諸連絡    学修デザインの未来

 10:15~11:15  研究協議(1)       探究の実践

 11:30~12:30  研究協議(2)       教育でのICT活用事例

 12:30~13:20  昼食・休憩

 13:20~14:20  ワークショップ(1)    Fliprlid達人講座

 14:30~16:45  ワークショップ(2)   学修デザインシートの活用とICT

 16:45~17:00  全体会        閉会式

 

7月1日から次のURLで申し込みを受け付けています。

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 2 ~言の葉スクランブル~

     「カラーバスColor bath効果」ってなに?

 

 心理学の分野の言葉ですが、「自分の意識した物や言葉や色などが、自然に目に飛び込んでくる」ことを「カラーバス効果」と言います。「Color bath」とは、色を浴びるという意味ですが、「気になっていることや思ったこと」 が雑誌の活字や知人との会話や町並み看板などから見つかって驚いたりします。

 

星座や血液型の占い記事などは、このカラーバス効果によって自分事として一喜一憂しているのかもしれません。「願えば叶う!」、一度強く意識したり、願うことは「実現」への確かな一歩なのかもしれません。

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 [KNOWSなう] 第77号は、いかがでしたか?第78号は7月上旬の配信を予定しています。
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76号  第4回緊急座談会について


 投稿日:2020年6月11日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 「Withコロナ」「Afterコロナ」を意識した日常生活が始まっています。

  児童生徒は、登校できなかった期間や日数があり、そのぶん学習の遅れが出ているのは事実です。その遅れを解消するのは大変でしょうが、児童生徒が多くのストレスを抱えることのないようにしてほしいと思います。


 図書館の貸出票に「新型コロナウイルス感染症対策のため、本を読む前と後に手を洗いましょう」と書いてありました。これも新しい生活スタイルでルーティンにしなければいけないのかと改めて思いました。


さて今号は、第4回の緊急座談会「オンライン教育をオンラインで語る座談会4」~Teams体験と模擬授業~を掲載します。

 

 ━━━━ 目 次 ━━━━

1 第4回の緊急座談会「オンライン教育をオンラインで語る座談会4」

   ~Teams体験と模擬授業~

2 ~言の葉スクランブル~
        「コントロール可能性」ってなに?

━━━━━━━━━━━━━━━━

1 第4回緊急座談会

 「オンライン教育をオンラインで語る座談会4」

  ~Teams体験と模擬授業~


5月17日に(株)アルマ・クリエイションと共同で第4回目の座談会を開催いたしました。


Teamsを使ったオンライン授業について、本協会の理事が学校現場で活用している様子を紹介します。Teamsによるコミュニケーション・模擬授業・グループワークなど、課題や留意点なども交えて詳しくお伝えします。


また、オンライン授業に関する座談会では、参加者からの発言もあり、充実した内容になりました。オンライン授業を始めるにあたっての児童生徒の実態や環境の把握、アプリやツールの選択などたくさんのヒントが提示されています。


YouTube録画は、次のURL からご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=n4WHAQrrpkg


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 2 ~言の葉スクランブル~

      「コントロール可能性」ってなに?


  村越真著「子どもたちには危険がいっぱい」の中に、子どもたちの「目に見えない危険を認知するために」大人や指導者が持つべき視点として提示されている言葉。


書中に危険予知トレーニングとして、2枚のイラストがある。1枚はハイキング場面。ポケットに手を入れて岩山に立っている子、裸足でガレ場を歩いている子、釘がでている案内板が倒れている道、そして集団から離れようとしている子など・・。


もう1枚は飯ごう炊飯の場面。靴の踵を踏んでいる子、火のそばでふざけている二人の子、熱い汁物の鍋をよそ見をしながら運んでいる子、そして風上で火をのぞき込んでいる子など・・。

 

差し迫った危険はないが、次に起こるかもしれない危険を察知して対処する重要性を著者は説いている。それが「コントロール可能性」という言葉に、集約されている。

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 [KNOWSなう] 第76号は、いかがでしたか?第77号は6月下旬の配信を予定しています。
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75号  第3回緊急座談会について

 

[ KNOWS Now! ]75号  第3回緊急座談会について
 投稿日:2020年5月28日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 「緊急事態宣言」が解除されました。

 今年も近くのスーパーの商品搬入口の軒先に、ツバメが巣を作っていました。外出自粛の中で、買い物に行く回数も減り、足早で帰宅していたため今まで気がつきませんでした。親ツバメはヒナのために餌を運んでいます。ヒナたちの巣立ちが待ち遠しいです。


 新型コロナウィルスとのたたかいは、長期戦になりそうですが、新しい生活スタイルを維持しながらも自分自身の「変えてはいけない部分」をあらためて確認して生活したいものです。


さて今号は、第3回の緊急座談会「オンライン教育をオンラインで語る座談会3」~今度はGoogle Classroom体験~について掲載します。
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第3回の緊急座談会「オンライン教育をオンラインで語る座談会3」

~今度はGoogle Classroom体験~

2 ~言の葉スクランブル~
        「コンパニオンプランツ」ってなに?

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1 第3回緊急座談会

「オンライン教育をオンラインで語る座談会3」~今度はGoogle Classroom体験~

5月5日に(株)アルマ・クリエイションと共同で第3回目の座談会を開催いたしました。


Google Classroomを使ったオンライン授業について、本協会の5名の理事たちが大学高校小学校での現場の活用方法を詳しく紹介します。具体的には「課題」の作成の仕方やレポート提出に際しての留意点、英語のテストの作成方法やフィードバック、集計、そして小学校での活用の様子など盛りだくさんの内容です。


また、オンライン授業を受ける際の児童生徒の姿勢や服装などについて、示唆に富む意見も紹介しています。アフターコロナも踏まえたオンライン授業の可能性などを考えるヒントになると思います。


YouTube録画は、次のURL からご覧ください。

https://km.almacreations.jp/e/658473/watch-v-laA1Q6qkA1k/2hp39h/113743106?h=B5BqdAyI7CKZvLjiQA2WeSsNyHslBKM1E4YsMp2Y_NU

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 2 ~言の葉スクランブル~

      「コンパニオンプランツ」 ってなに?


  以前から園芸関係の本で目にしていたはずですが、今回外出自粛の期間にベランダガーデニングをやっていて、あらためて気になった言葉です。「共栄作物」とも言うようですが、相性のよい作物同士を近い場所で栽培すると、互いの弱点を補ったりして成長を助け合ったりする栽培法の一つです。


例えば、バジルとラデッシュやコマツナなどのアブラナ科を植えると、互いの病害虫が少なくなり、ナスとパセリや小カブとニンジンでは互いに害虫を遠ざける効用があるそうです。またマリーゴールドは、根につきやすい虫が嫌うので寄せ植えがいいそうです。


これらは、多くの園芸家の長い経験から産み出された組み合わせに違いありません。コンパニオンプランツ=仲間の植物。思わず人と人との関係や国と国との関係に思いを馳せていました。

 

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 [KNOWSなう] 第75号は、いかがでしたか?第76号は6月上旬の配信を予定しています。
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74号  第2回緊急座談会について

[ KNOWS Now! ]74号  第2回緊急座談会について
 投稿日:2020年5月14日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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  誰もが夢中になれる学びをつくる

 「緊急事態宣言」が一部解除されるようです。
 少ない外出の折に、意識して道沿いの草花や建物の上の空を眺めています。閑散とした街中、道端のわずかな植物も葉の色は少し濃くなり、小さな蕾が花開き、そして枯れていく。そんな営みが繰り返されています。
 
 今年の5月5日は、ちょっと寂しい「こどもの日」、また「立夏」でもありました。俳句歳時記を見ていたら「働いて遊ぶたのしさ夏来る-吉田小幸-」という句が載っていました。「働いて」そして「遊ぶ」、そんな普通の日常生活が早く取り戻せるように願っている毎日です。
 
さて今号は、第2回の緊急座談会「オンライン教育をオンラインで語る座談会2」~Zoom+αの活用事例~について掲載します。
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 第2回の緊急座談会「オンライン教育をオンラインで語る座談会2」~Zoom+αの活用事例~
2 ~言の葉スクランブル~
        「LLブック」ってなに?
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1第2回緊急座談会
「オンライン教育をオンラインで語る座談会2」~Zoom+αの活用事例~
4月29日に(株)アルマ・クリエイションと共同で第2回目の座談会を開催いたしました。
 
休校中の子どもたちにどのようにして学習指導をしていくのか?困難な状況であるからこそ、互いに情報を共有してこのピンチを乗り切らなければなりません。
「オンライン授業」という言葉は、頻繁に聞こえてきますが、子どもたちが夢中になって取り組める「オンライン授業」はどのようにしたらよいのか?
 
実際に以前からオンライン授業を手がけてきた現職教員であり、本協会の理事でもある6名が伝えます。具体的な授業の様子、児童生徒のリアクション、見えてきた可能性や課題など実践してきた生の声をお届けします。また、座談会中に参加者からの質問にも対応しています。
 
動画を以下のURLから配信していますのでご覧ください。
www.youtube.com/watch?v=NNdqrRSqAIY
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 2 ~言の葉スクランブル~
      「LLブック」 ってなに?

  「LL」は、スウェーデン語で「やさしく読める」という言葉の頭文字です。障害のある人でも読みやすく工夫してある本です。例えば「むずかしい漢字や長い文をなくす」「ふりがなや絵文字をつける」、そして写真や絵で理解を助けるといった工夫がされています。
 
 また日本語に不慣れな外国人などの語学入門書としても使われているようです。すでに20冊近くのLLブックを出版している社会福祉法人埼玉福祉会でも、LLブックについてわかりやすく掲載しています。
 https://www.saifuku.com/shop/llbook/about.html
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73号  全国大会について

 

[ KNOWS Now! ]73号 全国大会について
 投稿日:2020年4月30日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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  誰もが夢中になれる学びをつくる

「緊急事態宣言」が発令されてから3週間。
この大型連休での国民一人一人の動きが、感染を拡大させるのかまたは収束に向かわせることができるのか、大きな影響力を持ちそうです。

「STAY HOME!」いろいろな事情を抱えている中、新型コロナウィルスが収束へ向かうように強く願い、その力の一つになるような行動をとりたいと思います。
 
さて今号は、今年度の全国大会の情報と緊急座談会「長期休校期における学習効果を上げるリモート授業の作りから座談会」について掲載します。
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のオンライン開催について
2 4月25日開催「緊急座談会」について
3 ~言の葉スクランブル~
        「不安が自己実現する」ってなに?
━━━━━━━━━━━━━━━━
1全国大会について
(第9回KNOWS教育研究会兼第2回学修デザイン研究会全国大会)
開催日は令和2年9月12日(土)の予定で準備を進めています。ただ現在の新型コロナウィルス感染状況もあり、オンラインでの開催を検討しています。具体的な内容が決まり次第、ホームページやメルマガなどで連絡いたしますのでお待ちください。

2オンライン緊急座談会について
「長期休校期における学習効果を上げるリモート授業の作りから座談会」について
新学期からの授業開始ができない多くの学校は、市町村単位や学校独自でオンラインによる授業配信などに取り組んでいます。

NPO法人学修デザイナー協会の理事は、以前から学校現場でオンラインによる授業を実践しているおり、児童生徒の多くが家庭学習を強いられている状況を憂慮して3月はじめに「効果的な家庭学習の方法」と題して、24分間の動画を配信しました。

そして、4月25日に緊急座談会として「長期休校期における学習効果を上げるリモート授業の作りから座談会」を(株)アルマ・クリエイションと共同で開催いたしました。
当日は、急な開催告知にもかかわらず、全国から170名を超える教職員の方に視聴していただきました。
パネリストは、いずれも本協会の理事5名(現職の教員)です。

前多昌顕理事(小学校)はFlipGrid で子ども同士でインタビューをさせる授業を紹介。(Youtubeでも講演が配信されています) bit.ly/2VSjWIa

須藤祥代理事(中高一貫校)は、情報教育担当として、Office 365 を生徒や先生が活用する環境を構築しています。

荒康義理事(高校)は、Zoom を使って通常の授業をそのまま配信。より学習効果の上がる授業を教室から配信する方法を工夫しています。(NHKでも紹介されました bit.ly/2Vz6JF8 )

吉井毅理事(小学校)は、Microsoft Teams を小学校に導入して主体的な学びを加速させています。

鹿江宏明理事(大学)は、Google Classroom を使って授業やオンラインゼミを開催、資料配付と課題回収などに活用しています。

録画はこちらから視聴できます。 https://www.youtube.com/watch?v=NNdqrRSqAIY

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 3 ~言の葉スクランブル~
         「不安が自己実現する」ってなに?

文藝春秋5月号で渡部努氏(東京大学教授)は「巣ごもり消費パニックの『勝ち組』『負け組』」の文章の中で、「人々が品不足の不安で買いだめに走り、そのために結果として本当に品不足になる。」状況を経済学では 「不安が自己実現する」と説明しています。

一時的に起きたトイレットペーパーやティッシュペーパーの品不足などは、「不安」による消費行動です。マスクなども短期間の大量な需要によって、全く供給が追いついていない現状なのでしょうか?SNS等の情報は「両刃の剣」であることを強く肝に銘じる必要があります。
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 [KNOWSなう] 第73号は、いかがでしたか?第74号は5月中旬の配信を予定しています。
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72号 ドイツで気づいたこと(8)~石畳~

[ KNOWS Now! ]72号 ドイツで気づいたこと(8)~石畳~


 投稿日:2020年4月10日(金)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる

 「緊急事態宣言」が7都府県に発令されました。8日付け新聞1面の見出しの大きさに、状況の重大性をあらためて認識しました。

 新年度が始まりましたが、新入生や新社会人には辛いスタートになりました。日常生活では、出勤や登校はもちろん店舗の営業やイベントなども自粛や制約を要請されています。そんな中でも多くの情報を賢く選択して、新型コロナウィルスを一刻も早く収束させる力になりたいものです。

さて今号は、ドイツで気づいたこと(8)~石畳~を掲載します。


 ━━━━ 目 次 ━━━━

1ドイツで気づいたこと(8)~石畳~
2 ~言の葉スクランブル~
        「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」ってなに?
━━━━━━━━━━━━━━━━

1ドイツで気づいたこと(8)~石畳~


「使い捨てのスリッパかサンダルを用意して行きなさい。」


ホテルの部屋の中やホームステイのお宅で、靴を履いたままではくつろげないので、帰りには捨てられるようなスリッパかサンダルを用意した方が良いというアドバイスでした。


ホストファミリーの家に着いた初日、15歳の長女と12歳の三男、8歳の末娘が出迎えてくれました。玄関には家族の靴が揃えて置いてあったので、私もそこで靴を脱ぎ、サンダルに履き替え、ドイツの人はどんなスリッパを履いているのかと目をやると、みんな裸足です。


昨年に続き今年(2019年)も7月のヨーロッパは記録的な熱波に襲われ、私たちが到着する1週間前までドイツでも35℃を超える日が続いていたので、家の中では裸足で過ごしていたのです。


ところが、そこに17歳の二男が帰ってきました。彼は、靴を履き替えずにそのまま家の中を歩き回っています。やがて19歳の長男も帰ってきて、やはり靴を履き替えません。私と家族それぞれが裸足とサンダルと靴で歩き回っています。


ドイツの地方都市では石畳の道路が多く見られます。特に歩道は、ほとんど石畳です。そのせいか、靴があまり汚れません。靴が汚れないので、家の中では裸足でいるところにそのまま土足で入ってきても、気にならないようなのです。(さすがに、公園は土と芝生になっています。)


ちなみに犬の糞については、歩道のあちこちに黄色いポストのようなものがあって、それが犬の糞を捨てるダストボックスになっています。


フランクフルトやベルリンなど、都会の車道はアスファルト舗装ですが、私が滞在したリッヒや観光都市のマールブルク、ハイデルベルクなどは車道も石畳のところが多く見られました。石畳の道路は、ヨーロッパの観光都市ではよく見られる光景ですね。石畳の車道は滑りやすいので、制限速度を大きく超える車もほとんどいません。


ヨーロッパにおける石畳の道路の歴史は古く、「すべての道はローマに通ず」という言葉があるように、ローマ軍の騎馬戦車や荷馬車が通るためにすでに整備されています。ヨーロッパでは平地や丘陵地帯を掘り起こして都市を造ったので、出てきた岩石の使い道として石畳の道路や石造りの建物が造られます。さらに、18世紀の産業革命によって、急速な物資輸送の増加のための丈夫な道路の整備が進められました。


観光都市では歴史的な景観を保持するために、石畳の道路をそのまま残しているところが多くあります。維持費が大変だろうと思っていたら、アスファルト舗装の寿命は10年、コンクリート舗装は20年と言われますが、石畳の道路は数十年は持つようです。

石畳の道路は、意外とエコだったのですね。

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 2 ~言の葉スクランブル~


         「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」ってなに?


 小学校1年生の国語の教科書の裏表紙で「カラーユニバーサルデザインに関する校閲」という文字を見つけました。多様な色覚(色の見え方)に配慮して情報がなるべくすべての人に正確に伝わるように、色遣いをした文字やデザインにすることがカラーユニバーサルデザインです。


文科省が「色覚に関する指導資料」を出したのが2003年。この冊子の中に「黒板上に赤・緑・青・茶色などの暗い色のチョークは避けるように・・」との記述がありました。学校では、板書や、配布プリント、テスト問題などにも色遣いやフォントや文字サイズの配慮がされています。


いま自宅学習でオンライン授業などが行われている学校もあると聞きますが、この時にもぜひCUDを意識した資料づくりを忘れないでほしいと思います。色弱者の割合は、日本人の男性の20人に1人、女性は500人に1人と言われています。                                


「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」は、下記のURLからご覧になれます。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/kiban/machizukuri/kanren/color.html

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 [KNOWSなう] 第72号は、いかがでしたか?第73号は4月下旬の配信を予定しています。
 
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71号 ドイツで気づいたこと(7)~メートル法~

日本丸

[ KNOWS Now! ]71号 ドイツで気づいたこと(7)~メートル法~
 投稿日:2020年3月25日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
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新型コロナウィルスの収束は、なかなか容易ではないようですが、感染拡大予防の基本はしっかり守り続けていきたいです。

長期に緊張や集中力を強いられると、疲れが出てきて思考力も低下します。そして統計の数字から確率を導き出して、楽観したくなるものです。しかし、深呼吸をして短期目標を設定して、一つ一つクリアしながら進んでいきましょう。


一人一人の感染拡大阻止の自覚が問われている時期です。


さて今号は、ドイツで気づいたこと(7)~メートル法~を掲載します。


 ━━━━ 目 次 ━━━━

1ドイツで気づいたこと(7)~メートル法~
2 ~言の葉スクランブル~ 

  「知の予防接種」ってなに?
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1ドイツで気づいたこと(7) ~メートル法~


「あれ、km(キロメートル)と書いてある?」

アウトバーンを走る車の助手席からスピードメーターをのぞき込み、さらにもう一度確認しました。車はドイツ製のフォルクスワーゲンです。

ドイツはメートル法です。重さはkg、気温は摂氏℃。日本と同じです。世界的には、スポーツではヤード、肉料理店ではポンド、航空会社はマイルポイントなどがよく使われています。アメリカの天気予報は華氏℉です。

明治維新の前後に、日本を開国させたのはアメリカ、旧幕府軍を応援したのはフランス、新政府軍を応援したのはイギリスでした。


それでも、日本は立憲君主制や陸軍のあり方などのさまざまな制度を、ドイツから取り入れました。メートル法もそのひとつ。ヤードやポンド、マイルではなかったのです。


ドイツは1815年に35の君主国と4つの自由都市、オーストリア、プロイセンの一部からなる「ドイツ連邦」となり、1871年にはプロシアを頂点とする「ドイツ帝国」が誕生。鉄血宰相ビスマルクのもとに強大な統一国家づくりに成功しました。


1868年の明治維新とその後の新しい国づくりの立役者たちが、ドイツから学ぶことが多いと考えたのは当然のことかもしれません。日本がメートル法などの制度をドイツからとりいれたことについて、当時のヨーロッパ諸国の地政学的な理由から一応の理解はできます。

それとは別に、明治維新後の体制を作った人たちはドイツに親しみを感じていたのではないかと、今回の日独スポーツ少年団同時交流に参加して思うようになりました。


水道の水が安心して飲める、緑豊かな風景の中に古い建物を大切に残す文化、日本食と似ている塩味加減の食事、微笑みながら挨拶を交わす人たち、そんなところに、どこか日本と似ているものを肌で感じることができます。


私がドイツへ出発する前に、ヨーロッパを旅行したことのある友人が教えてくれました。

ドイツへ行くと、ほっとするよ。                

Tschues!(チュウス! バイバイ、またね...)

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 2 ~言の葉スクランブル~                            
   「知の予防接種」ってなに?

朽木誠一郎氏は「ネットの医療情報にご用心」(文藝春秋3月特別号)の記事中に「(ニセ科学医療情報に)騙されないためには、・・・できるだけ騙されにくくなるためのフィルターが必要になる。」といい、例としていくつかのNGワードをあげている。

「『すぐに』『楽に』『簡単に』と言った心理的ハードルをさげる言葉は、本来は医療にはなじまないもの。」といい、そうした「騙されにくくなるためのフィルター」を文筆家の山本貴光氏が「知の予防接種」と表現した。悩みや病気を抱えているときに、思わず縋り付きたくなるような言葉は、NGワードだと気づきたい。

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70号 <無料>「効果的な家庭学習の方法」(動画)について

[ KNOWS Now! ]70号 <無料>「効果的な家庭学習の方法」(動画)について
 投稿日:2020年3月10日(火)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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 新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、国から「小中高校の休校要請」があり、各地域では様々な対応に迫られています。


 特に子どもたちには、被害や影響が最小限に済むようオトナ(国政を担う方、企業のトップの方、福祉行政や医療の関係者、教師や親など)は、最善の策を講じていく必要があります。


 さて今号は、学校の休校に伴い子どもたちのために「効果的な家庭学習の方法」についての動画を作成しましたので掲載します。


 ━━━━ 目 次 ━━━━
1「効果的な家庭学習の方法」(動画)について
2 ~言の葉スクランブル~ 

 「少欲多施(しょうよくたし)」ってなに?
━━━━━━━━━━━━━━━━


1「効果的な家庭学習の方法」(動画)について


 突然の休校要請で学校も家庭もかなり混乱したのは事実のようです。しかし、現実を受けとめて前に進むしかありません。


 私たちの協会でも、教育現場に携わっている理事たちが家庭学習をする子どもたちのために、「効果的な家庭学習の方法」の動画を作成しました。


 8本の動画で全体は24分程度の長さですが、ぜひお家の方が視聴してからお子さんと一緒に見ることで、より効果が高まると思いますのでご覧になっていただければと存じます。


以下のURLで見ることができます。<無料>

 

https://www.youtube.com/playlist?list=PLMNyCEt5CjNp2hfzf-kZDi_AOGUAIUSoD


 
 短時間で作成したために、伝えきれない部分もありますが、今後さらに検討してバージョンアップをしたいと思っております。
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 2 ~言の葉スクランブル~

                           
「少欲多施(しょうよくたし)」ってなに?


グループラインでも、ペーパー類の品切れやマスクを探す話題が出てきます。一人の仲間から「少欲多施」という言葉が出てきました。


今の社会状況から考えると、「買い占め買いダメをしないで、節度をわきまえなさい。持っているものがあれば、他の人にも分け与えなさい。」といった意味になるでしょうか。これは「健康十訓」の中の一つのようです。


この「健康十訓」は江戸時代の俳人横井也有がつくったとも言われていますが、真偽は定かではないようです。「少車多歩」などは元禄時代に発想できる内容か少し疑問です。それでも「少肉多菜」「少塩多酢」などは健康につながるかもしれません。                          ━━━━━━━━━━━━━━━━
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69号 ドイツで気づいたこと(6)~交通マナー~

 

[ KNOWS Now! ]69号 ドイツで気づいたこと(6)~交通マナー~
 投稿日:2020年2月26日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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 関東地方では、22日に去年よりも15日も早く「春一番」が吹きました。ただ、かなりの強風で「春の嵐」という感じで外出もためらいました。 

 「春一番」は、沖縄や東北・北海道を除く地域で、一定の条件を満たした風にこの呼称をつけているようです。あまりに強い風なので「花に嵐」という言葉を思い浮かべました。依然として新型コロナウィルスの情報に不安な日々が続きます。

 入学試験や卒業式、地域の行事やイベントが予定通りに行えるように願っています。
さて今号は、ドイツで気づいたこと(6)~交通マナー~を掲載します。

━━━━ 目 次 ━━━━
1ドイツで気づいたこと(6)~交通マナー~
2 ~言の葉スクランブル~

       「にくい!にくい!」ってなに?
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1ドイツで気づいたこと(6)~交通マナー~

「もっと速く走れる?」

 助手席に乗せてもらって、アウトバーンを走るときに聞いてみました。

ドイツの人は速度無制限のアウトバーンを、どれ位のスピードを出すのか確かめて見たかったのです。

  アウトバーンは無料なので、都市間の移動にはとても便利です。何回か乗せてもらいましたが、大体マックス140km/hくらいですね。大型のベンツやポルシェなどが追い抜いていくことがありますが、多くの車はそこまでは出しません。100~120km/hくらいで走っています。140km/hだとかなり速く走る方になります。

  アメリカのハイウェイの制限速度は100マイル/hで、1マイルでもオーバーするとパトカーが追いかけてくる、と聞いたたことがあります。100マイルは約140km、このあたりが外国では一般の人が出せる速度の上限なのかもしれません。ドイツでは交通マナーの遵守が徹底しているなと感じました。 

  街中で歩道に立っていると、特に横断歩道ではなくても、車を停止して「どうぞ」と手で合図をしてくれます。そう言えば信号が無いところでの横断歩道をあまり見かけませんでした。

  通行量が多い交差点にはもちろん信号がありますが、地方に行くとロータリー式の交差点が多くなります。車は右側通行なので、ロータリーに進入したら、反時計回りから右折をしてロータリーを抜けます。車も人もほとんど通らないところで、信号が変わるのを待っているようなことはありません。

  その国の交通マナーは、幼児期からの安全教育に依るところが大きいと言われます。日本では、幼稚園や保育園にお巡りさんが来て、横断歩道の渡り方などを練習していますね。小学校や中学校では、年間2~3回の交通安全教室が義務づけられています。ドイツでも交通安全教育に力を入れているのが感じられました。

Tschues!(チュウス! バイバイ、またね...)

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 2 ~言の葉スクランブル~

   「にくい!にくい!」ってなに?

 作家多和田葉子は、著書「言葉と歩く日記」の中で、「現代人は『神経』という単語を使うのをやめて、代わりに『にくい!にくい!』と連発してみたらいいかもしれない。」と、言う。

 氏は「枕草子」の「にくきもの」の段を引き合いに出して、「『にくい!』と突き放すところに平安時代の健康さを感じる。」と断じている。

 「にくい」という言葉から「憎悪」という言葉を連想していたが、「にくい」の意味には「すごい、あっぱれ」などの意味もある。「無神経な人」や「神経にさわる人」って、自分の価値基準を超えた「すごい」人なのかもしれません。

※「枕草子」の「にくきもの」の現代語訳はこちらのサイトからも見ることができます。 
https://manapedia.jp/text/1924

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68号 ドイツで気づいたこと(5)「重厚」

 

[ KNOWS Now! ]68号 ドイツで気づいたこと(5)「重厚」
 投稿日:2020年2月12日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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 最近、バス停でバスを待っているときに、よく空を仰ぎ見ています。首筋に当たる風は冷たいですが、空は青く澄み切っていて思わず背筋を伸ばしている自分がいます。
 
2月は、空気が澄んでいるので富士山を眺めたり撮影したりするには絶好の時期のようです。以前、そんな言葉に動かされて、新幹線に飛び乗って三保の松原まで行き、右頬に海を感じながら富士山を撮ったことを思い出しました。
 
さて今号は、東北アクティブラーニングフォーラムの報告と「ドイツで気づいたこと(5)~重厚~」を掲載します。
 
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 東北アクティブラーニングフォーラム報告
2 ドイツで気づいたこと(5) 重厚
3 ~言の葉スクランブル~ 「持ち色」ってなに?
━━━━━━━━━━━━━━━━

1 東北アクティブラーニングフォーラム(2月8日~9日)報告
東北アクティブラーニングフォーラムが、仙台高等専門学校広瀬キャンパスで開催されました。参加したのは幼保から大学までの教員約35名。
 
2日目は3つの分科会に分かれ、学修デザインのセッションでは理事長村田による学修デザインの概要についての説明の後、理事で青森県の小学校教諭である前多氏による、実際の学修デザインシートのかき方のワークショップが行われました。小雪が舞う中でしたが、参加者の熱い想いが伝わってくるフォーラムとなりました。
 
2 ドイツで気づいたこと(5) 重厚
「ドイツのビールはいかがですか?」
私が滞在したリッヒLichというところは、Licher Bierというドイツの中でもちょっと有名なビール醸造所がある街です。ホストファミリーでの初日に一口飲んで、日本では味わったことのない、その爽やかさに感動しました。
同時に、コップの重さに驚きました。普段日本で使われている物と比べて、倍くらいの重さと厚さがあります。これなら床に落としても簡単に割れそうにはありません。他にも皿、スプーン、ナイフなど食器類は手に持つとずっしり感があります。
 
ドイツでは昼食は火を使った家庭料理をいただきますが、朝食と夕食は火を使った物はあまり出てきません。パンとバター、ジャム、チーズ、ハム、ソーセージ、それに生野菜です。パプリカ、きゅうり、りんごなどがそのまま皿の上に乗っていて、自分で適当な大きさに切って食べます。
私はパプリカやきゅうりはハムやチーズと一緒にいただきました。慣れると結構美味しいです。パンは固め、日本の食パンのようなフワフワ食感ではありません。ハム、ソーセージ、チーズは塩味が効いていて、生野菜とよく合います。
滞在期間がそれほど長くなかったということもありますが、日本の食事が恋しくなるという事はありませんでした。塩加減が日本食と似ていたのかもしれません。
 
和食では御飯、汁物の他に、おかずも銘々皿に取って食べますが、ドイツの食事は、パンや生野菜を小さく切って、手に取って食べます。食器の重さの違いは食文化の違いから来ているのだと納得しました。
 
 食事のときにはテーブルにナプキンのような厚みの紙が、折りたたまれて重ねて置かれます。テーブルはドイツ語でティッシュTisch。テーブルで使うのがティッシュペーパーですが、箱に入ったティッシュペーパーではありません。ポケットティッシュもありますが、一枚一枚がやはり日本の倍くらいの厚さです。
 
 初めてトイレットペーパーを使ったときに、何気なくクルクルと巻いてから驚愕しました。トイレットペーパーの束が、いつもの3倍くらいになっていました。一度に流すと詰まるかもしれないほどだったので、2度に分けて流しました。
 
 
 ベッドに使うシーツも、厚く、重いものでした。4隅をマットに止めるようなゴムバンドはついていません。コットンの素材感と寝返りを打ってもずれない安心感で、快適な眠りに就くことができました。
ドイツの人は、重厚さで安心感を担保しているのかもしれません。  Tschues!(バイバイ、またね...)
 
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 3 ~言の葉スクランブル~

                     「持ち色」ってなに?

 先日、NHK総合TVで放映された「青 金 緑 平山郁夫~色彩と人生」の中で「持ち色」という言葉に出会いました。
 
平山郁夫氏は「画家の持ち色は、その人の人生体験を映し出す」と言い、特に「青 金 緑」にこだわって創作に取り組んだようです。
「持ち味」「持ち歌」「持ちネタ」などの言葉はよく知られていますが、画家は天然の鉱石や岩絵の具から「自分の色」を創り出し、絵を描いていきます。
 
「好きな色」や「ラッキーカラー」などという言葉もよく使いますが、「持ち色」を創り出す画家の飽くなき行為に、芸術家の神髄に触れた思いでした。
 
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67号 無料!「学修デザイン書き方講座」オンラインについて」

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 投稿日:2020年1月28日(火)
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 「新型コロナウイルス」が猛威をふるっています。

先日、知人は香港の友人からマスクを送ってほしいと依頼されたそうです。早速近くのドラッグストアで買い求めて送ったそうです。
 
「大切なものは目に見えない」という言葉がありますが、この厄介な目に見えない「ウイルス」が発熱や嘔吐や倦怠感、そして肺炎を引き起こす前に押さえ込み、一刻も早く収束するように願っています。
 
さて今号は、「学修デザイン書き方講座オンライン」の開催について掲載します。

 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 「学修デザイン書き方講座オンライン」について
2 ~ことばスクランブル~ 「勝ちポジ」って?
━━━━━━━━━━━━━━━━

1 無料!【学修デザインシートかき方講座オンライン】
日時=2月1日(土)午前9:30〜10:30 ネットで開催。
今までライブでしかお伝えしてこなかった学修デザインシートの書き方を、ネット会議システムを使ってお伝えします。
 
もちろん参加費は無料!
 
何人でも可能なのですが、初回なので捌き切れない可能性があるので、
8人限定とします。                      
 
活用するツールは                         
Microsoft Teams
Google スライド                            
 
どちらもwebアプリですので、PCの場合はインストール不要です。
 
詳細は、申し込み時に入力していただいたメールアドレスにご連絡いたします。
申し込みフォームはこちら
https://forms.gle/QoSaEdBPRTeYcH789
━━━━━━━━━━━━━━━━
 2 ~ことばスクランブル~ 

  「勝ちポジ」って?


 2019年はラグビーワールドカップで盛り上がりました。そして、今月はトップリーグも開幕して、観客数も多くなったようです。
 
そのトップリーグの試合のあとに、勝利チームの選手のインタビューの話の中に出てきたコトバです。最初「ポジ」が「ポジティブ」のことかと思ったら「ポジション」の省略形でした。
 
つまり「勝つためのポジション」ができていたという話のようでした。競馬でも馬群の中で、騎手は騎乗した馬の特性を考えて勝つための位置取りをすることを「勝ちポジ」と言っているようです。
 
教育の中でも多くの児童生徒を引率したり指導するときには、教員同士の「立ち位置」が重要になります。状況を的確に把握し、意図的・効果的に動こうとするときの「ポジション」の大切さを思い起こしました。

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 [KNOWSなう] 第67号は、いかがでしたか?第68号は2月中旬の配信を予定しています。
 
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TEL:050-5876-6994/ FAX:050-3737-9274
 
 
 
 
 

66号 ドイツで気づいたこと(4)

出初め式@横浜みなとみらい

[ KNOWS Now! ] 66号 ドイツで気づいたこと(4)~あいさつ~
 投稿日:2020年1月15日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる

 新年明けましておめでとうございます。
 いよいよオリンピックイヤーの幕開け、日本にとって2回目の夏季オリンピックは7月24日に、そしてパラリンピックが8月25日に始まります。
 
アスリートたちの日頃の練習の成果が、各会場で披露されると思います。また、サーフィンや空手、スポーツクライミングなどの新種目も楽しみの一つです。アスリートたちの日々の努力を想像しながら、私たちも元気にスタートしたいものです。
 
さて今号は、「ドイツで気づいたこと(4)~あいさつ~」を掲載します。また、「言葉シリーズ」は~ことばスクランブル~として“気になるコトバ”を取り上げていきます。
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 ドイツで気づいたこと(4)~あいさつ~
2 ~ことばスクランブル~ 「横板に鳥もち」
━━━━━━━━━━━━━━━━
1「ドイツで気づいたこと(4)あいさつ


 ドイツでは「ハロー Hallo!」「チュウス Tschues!」という挨拶が日常頻繁に使われます。(Tschuesのueは、uの上に点々がついているウムラウトの代用表記です。メルマガではウムラウト表記が使えないのでueで代用します。)

 

 ハロー Hallo!は基本的には「こんにちは」。特に親しい人でなくてもHallo!と声をかけ合います。散歩の途中に公園のベンチにかけていたら、人が通り過ぎる度にHallo!と声をかけられました。ここで黙っていると不審者と思われてしまうかもしれません。声をかけられる度にHallo!と返しました。

 家に帰ったら「ただいま」でHallo!それを受けて「お帰り」もHallo!です。店に入ると店員がHallo!こちらも怪しまれないようにHallo!

 

 チュウスTschues!は基本的には「バイバイ」。「またね」という意味もあります。家庭では出かけるときにTschues!(行ってきます)。それを受けて「行ってらっしゃい」もTschues!

 

 グリム兄弟が学生時代を過ごしたマールブルクという街のカフェで、二人で休憩を取りました。
 カフェの多くは、日本で言えばお弁当屋さんぐらいの店構えで、外にテーブルと椅子が並んでいます。店の中に入って注文しようとしたら、テーブルに注文をとりに行くから椅子にかけているようにとのこと。やがて注文を取りに来て、私はビールを、もう一人はアイスを注文しました。支払いもテーブルチャージです。

 

 合わせて7ユーロ50セント。ちょうどトイレ用の50セントコインが少なくなってきたので、札で8ユーロを出したところ、店員は笑顔でTschues!と言ってお金を受け取り、そのまま戻ってきませんでした。


 どうやら50セントは店員のチップになったようでした。

 

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2 ~ことばスクランブル~


「横板に鳥もち」
正月にラジオを聴いていたら、音楽グループ「アリス」のトークの中で「横板に鳥もち」というコトバが出てきました。ああ「立て板に水」の反対語かな?とボンヤリ考えていました。
 
広辞苑を見ると「つかえながらする下手な弁舌のたとえ」として「横板に雨だれ」というのがありました。「鳥もち」となると「雨だれ」よりも滑舌が悪いことを言うのかもしれません。
 
確かに滑舌がよいおしゃべりは、聞いていてもすんなり耳に入ってきます。心地よいです。ただおしゃべりが得意でない方もいます。「しどろもどろ」でも「たどたどしく」ても、その人がコトバに込めた「思い」や「意味」をじっくり聞き取る姿勢も忘れたくないと思いました。


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65号 第3回東北アクティブラーニングフォーラム

[ KNOWS Now! ]65号 第3回東北アクティブラーニングフォーラム
投稿日:2019年12月26日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!

[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
  誰もが夢中になれる学びをつくる

いよいよ押し詰まってきました。一年を振り返るには、心も体も少し落ち着かないとできないようです。それでも10分でも20分でも時間を割いて、「振り返り」をすることは大切です。
 
「振り返り」は、同時に「次の時間」や「来年」を思い起こすきっかけになります。いまの環境では、気づかないことや意識的に排除してきた情報なども確認してみると、ユニークなアイデアや次の一歩へのヒントが湧き出てきたりします。
 
さて今号は、学修デザイナー協会が後援・協力をしています「第3回東北アクティブラーニングフォーラム」の開催について掲載します。

 ━━━━ 目 次 ━━━━
1 「第3回東北アクティブラーニングフォーラム」の開催について
2  「私のいのちは、私の物ですが、私一人の物ではないと思うのです。」
  柳澤桂子著「いのちの始まりと終わりに」からの一節
━━━━━━━━━━━━━━━━
 
1 「第3回東北アクティブラーニングフォーラム」の開催について

よい授業をしたい!積極的に授業に参加してもらいたい!アクティブラーニングを取り入れたい!やってみたいことはいろいろあるでしょう。そんなやってみたいワクワクや思いを東北アクティブラーニングフォーラムで話してみませんか。
<プログラム>
会期 : 2020年2月8日(土)~2月9日(日)
会場:仙台高等専門学校広瀬キャンパス
(仙台市青葉区愛子中央4丁目1)
会費:無料
2020年2月8日(土)
  11:30 受付開始
  12:00 開会あいさつ
  12:10 基調講演「未来のワクワクをインストール」
       札幌市立もみじの丘小学校教諭渡部操先生
  13:00 Ed camp東北アクティブラーニングフォーラム
  17:20 シェア&クロージング終了後 懇親会
2020年2月9日(日)
  9:30  受付開始
  10:00 開会あいさつ
  10:20 分科会セッション
  11:40 全体シェア
  12:50 クロージング
 
<お申し込みの方法など、詳しくはこちらから> 
   https://www.facebook.com/touhokualf/
━━━━━━━━━━━━━━━━
2「私のいのちは、私の物ですが、私一人の物ではないと思うのです。」
     柳澤桂子著「いのちの始まりと終わりに」からの一節
 「この広い宇宙の中に私は存在します。私はひとりぼっちではなく、たくさんの人々に支えられて生きています。」
 
柳澤桂子氏は、1938年東京生まれ。1978年に原因不明の病に襲われるが、闘病生活をしながら精力的に講演や執筆に携わり、平易な言葉で「いのち」に関する多くの著書を著している。

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64号【ドイツで気づいたこと(3)】

 [ KNOWS Now! ] 64号【ドイツで気づいたこと(3)】

投稿日:2019年12月4日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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誰もが夢中になれる学びをつくる
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 12月に入りましたが、中学高校では「校則」を見直す気運が高まっているようです。「校則」は中高生が学校生活を送る上での決まりであり、集団生活には不可欠なものかもしれません。
 
 ただあまりにも細かすぎたり、理不尽な規則であったりするようなら変えていく必要がありそうです。「誰もが夢中になれる学びをつくる」ことを目指している私たちも「校則」の問題は注視していこうと思っています。楽しい「学び」は、居心地のよい学校の中でこそ体験できると信じています。
 
11月30日に「授業リデザイン講座(学修デザインシート活用講座)」が、表参道のアクションセンターで行われました。参加者は小学校や大学の教員を含めた6名で、「学修デザインシート」を使って授業をリデザインすることに挑戦しました。後半はITC教育に関連して、Flip Grid という最新のビデオメッセージアプリの紹介があり、それを活用した授業づくりをする方もいました。3時間の講座が短く感じた、これからも学修デザインシートを使ってみたい、などの感想をいただきました。
さて今号は、村田理事長の「ドイツで気づいたこと(3)」を掲載します。


 ━━━━ 目 次 ━━━━
1「ドイツで気づいたこと(3)」

2「『みんな』という言葉にまどわされてはならない。『みんな』はどこにも存在しないし、『みんな』は決して何もしてくれない。」

ヘンリー・D・ソロー著「孤独の愉しみ方」から

━━━━━━━━━━━━━
1ドイツで気づいたこと(3) ~トイレ~

「ドイツでは50セントコインをいつも用意しておくように」
ドイツへ行くための事前研修会でアドバイスがありました。トイレが有料のところがあって、大体は50セントが必要になるというのです。

駅や公園などのいわゆる公衆トイレは無料ですが、デパートやレストランの中のトイレは50セントが必要でした。多くはトイレの入り口のところにお皿が置いてあって、トイレの番人みたいな人がいます。特に50セントコインでなければならないということではありません。10セントや5セントのコインを集めて50セントでも構いません。

ドイツに着いて3日目にハンバーガーショップで食事をとりトイレに入ろうとしたところ、案の定お皿が置いてありました。誰もいないのでそのまま用を足し出てきたところで、大声で何か話しているアラブ系とみられる男性がいて、50セントをお皿に入れたら静かになりました。
私の勝手な推測ですが、どうやらトイレをきれいに維持したりするための費用(人件費も含めて)として、50セントを徴収しているのかもしれません。それはそれでお国柄と割り切ってしまうしかありません。

同行した学生の一人が、友だちが飲み終えたペットボトルをもらっていました。ドイツではエコ対策として、ペットボトルを店に持ち込むと25セントで回収してくれます。2本あればトイレ代になります。なるほど、名案ですね。

自分のサイフの中の50セントコインが少なくなってきたので、買い物をしたついでに2ユーロ硬貨を50セント硬貨4枚と交換してもらいました。ドイツ語ができない私は、iPhoneのGoogle翻訳アプリを使ってそれを店の人に見せたら、オーケーと。

自動翻訳アプリの威力を感じました。

 ◆◇◆━━━━━━━◆◇   

2 「『みんな』という言葉にまどわされてはならない。『みんな』はどこにも存在しないし、『みんな』は決して何もしてくれない」
ヘンリー・D・ソロー著「孤独の愉しみ方」から
 
ソローが新しい服をあつらえようと、「いつもの仕立屋に頼むと、彼女はおごそかに、『最近はみなさん、そんな風にはされませんよ』とのたまう」と書いている。
 
 子どもが親にスマホをねだるときには、「クラスのみんなが持っているよ」と言い、スカート丈を短くしたり髪を染めるときは、「みんながやっているよ」と言う。子どもは、「みんな」を味方につけると願いが叶う可能性が高いことを知っている。
 
それは、「同調圧力」という言葉にも通じるのかもしれない。どこかに見えない「みんな」が隠れている。あらためて「みんな」をよく見極める必要がある。
 
ヘンリー・D・ソロー氏は、1817年にアメリカで生まれる。作家、博物学者、代表作に「ウォールデン 森の生活者」がある。1862年死去。

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63号【開催間近!「学修デザインシート活用講座」】

投稿日:2019年11月19日(火)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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誰もが夢中になれる学びをつくる
━━━━━━━━━━━━━━━━

京都・桂離宮

 

 「秋が短くなったってホント?」

 前を歩いていた二人連れの女性の一人が言った声が聞こえました。彼女は、連れの女性の腕をつかむと立ち止まり、街路樹の梢を見上げました。
 
 ここ原宿表参道には、街路樹として160余本のケヤキが植えられています。ケヤキの8割ぐらいは濃淡さまざまに色づいており、秋らしい景色をつくっていました。外国人が多く集うこの地域では、11月に入っても暖かい日にはTシャツ1枚の若者が行き交っています。それでも季節は巡っていきます。
 
 秋が短くなったのか、夏の暑さが長すぎるのか、ちょっと季節感が曖昧になっている今日この頃。皆さんはスポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋….どんな秋を過ごしているでしょうか?
 
さて今号は、開催が迫ってきました「学修デザインシート活用講座」について再掲します。
 ━━━━ 目 次 ━━━━
1「授業をリデザインしよう〜学修デザインシート活用講座」の開催について
2 「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」
佐々淳行著「平時の指揮官 有事の指揮官」からの一節

━━━━━━━━━━━━━
1「授業をリデザインしよう〜学修デザインシート活用講座」の開催について
 〇日時=11月30日(土)  13:00〜16:00
 〇場所=東京表参道「アクションセンター」 
     〒150-0001渋谷区神宮前4-11-13バルビゾン30
 〇講師=前多 昌顕 (学修デザイナー協会理事) 
 〇資料代=2000円(通常3000円)
 
前向きな参加者と一緒に、眉間にしわを寄せずに、教師も児童・生徒も共にワクワクできる授業デザインの手法を学びませんか。
 
「授業をリデザインしよう(学修デザインシート活用講座)」は、
11月30日(土) 13:00〜16:00、東京表参道にて開催します。
 
義務として参加させられる研修とは全く違う、お菓子を摘みながら参加できる、ワーク中心の実践的な内容です。
学修デザインシートの使い方を学び、自分の授業をリデザイン(再設計)しましょう。
 
自分の授業に課題を抱えている人は、授業が大きく変わります。自分の授業に自信がある人は、なぜ上手くいくのかを客観的に捉えることができ、人に伝えることができるようになります。
 
授業は毎日行うもの。小さな変化でも、年間を通してみると大きな変化に繋がります。
教育書1冊分の金額で、ずっと使える、実践的なスキルを身に付けましょう。
 
お申し込みは、以下のURLをクリックしてください。  
  https://peatix.com/event/1358972
 ◆◇◆━━━━━━━◆◇   
2 「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」
佐々淳行著「平時の指揮官 有事の指揮官」からの一節  
 
佐々氏は、他の著書でもこの一節を使っています。準備をしたり計画立案するときに、過去のデータや前例を踏襲しているだけだと、最悪の事態が起きたときに対処できずに混乱すると指摘しています。
 
最近の大きな災害への対処も、準備、計画立案の段階で「悲観的な」事態を想定していたのか、否かは責任者の言動から明らかになっています。「想定外」「予測不能」という言葉は、組織のトップが使う言葉ではないような気がします。
 
ただ「最悪の事態」を想定しても、「金」や「時間」を理由に準備や対策がなされていないとしたら残念です。
 
佐々淳行氏は、1930年生まれ。初代内閣安全保障室長。「危機管理」の概念を社会に定着させ、関連する著書多数。2019年10月に死去、87歳。            
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62号【ドイツで気づいたこと(2)】


 

 [ KNOWS Now! ] 62号【ドイツで気づいたこと(2)】
投稿日:2019年11月6日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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 久しぶりに、近くの植物園に立ち寄りました。昨年は、台風による塩害で多くの植物が被害を受けていたので心配でした。しかし、今年の台風は風向きが違ったようで、南西に10キロ離れた横浜港からは潮風が到達しなかったようです。
 
 ただ、強風対策として短く刈り込んだ柿の枝には、昨年の十分の一にも満たない実がぽつりぽつりと色づいているだけで、さびしい風景になっていました。
 
 大きく報道されるような被害がなかった地域ですが、それでも何軒かの屋根はブルーシートで覆われ、強い風や雨、大量の水の影響で崖は削られ、街路樹の葉や小枝が側溝に吹きだまり、草木が倒れかかっていました。自然の脅威を認めると同時に、自然の回復力を強く念じました。
 
 さて今号は、村田理事長の「ドイツで気づいたこと(2)」と、「学修デザインシート活用講座について」を掲載します。
 
━━━━ 目 次 ━━━━
1「ドイツで気づいたこと(2)」
2「授業をリデザインしよう(学修デザインシート活用講座)」について
3「・・・・・。苦しい時こそ、ポジションごとのリーダーたちの腕の見せどころなのだ。」

スポーツグラフィック「Number986」の五郎丸歩の言葉から

                  

━━━━━━━━━━━━━
1ドイツで気づいたこと(2) ~ドイツの水~ 


「水道の水はそのまま飲めますよ。」
ホームステイの初日に言われ、内心「ホントかな」と疑いました。
「外国に行ったら、まず水を売っているところを探せ」と海外旅行に慣れている人たちから聞いていたので、初めは信じられませんでした。「そりゃぁ、地元の人は慣れているだろう。」というのが正直な気持ちでした。
 それで、寝る前に恐る恐るほんの少しだけ飲んで、翌朝何ともなかったので、さらにコップ一杯だけ飲んで、あとは市販のペットボトルの水で一日を過ごしました。それでも何ともなかったので、その翌日からは、空になったペットボトルに水道の水を入れて持ち歩きました。
 
 ドイツでは、日本のようには街頭で自販機を見かけません。多分、防犯上の理由だと思います。ホテルやイベント会場にはありますが、屋外にはほとんどありません。外での活動がある日は、水分を用意しておく必要があります。
 日本で売られているペットボトルは500ミリリットルが主流ですが、ドイツでは1リットルくらいのボトルを持ち歩いている人をよく見かけます。それと炭酸水が多いです。炭酸なしと言っても微炭酸の場合があります。湿度が高くないので、炭酸水も結構美味しいです。
 
 水道の水がそのまま飲める。こんなところにも、日本とドイツの共通性を感じてしまいました。

 

 Tschuss ! (チュウス:バイバイ、またね!)
 
 2「授業をリデザインしよう(学修デザインシート活用講座)」について

 

 前向きな参加者と一緒に、眉間にしわを寄せずに、教師も児童・生徒も共にワクワクできる授業デザインの手法を学びませんか。
 
 〇 日時=11月30日(土)  13:00~16:00
 〇 場所=渋谷区表参道「アクションセンター」 
     〒150-0001渋谷区神宮前4-11-13バルビゾン30
 〇 講師=前多 昌顕 (学修デザイナー協会理事) 
 〇 資料代=2000円(通常3000円)
 
お申し込みは、以下のURLをクリックしてください。

   https://peatix.com/event/1358972

 

3  「・・。苦しい時こそ、ポジションごとのリーダーたちの腕の見せどころなのだ。」
   スポーツグラフィック「Number986」の五郎丸歩の言葉から
 
 この言葉の前には「言うまでもなく、キャプテンはリーチマイケルだ。しかし、彼だけがチームを引っ張るわけではない。」と、いう言葉がある。そして、「苦しいときこそ、・・・・・」と、ポジションのリーダーに言及している。
 
 この文章は、日本ラグビーチームが9月6日に対南アフリカ戦とのテストマッチで破れた試合を分析して、五郎丸歩が[緊急提言]として書いたものである。
 
 五郎丸歩氏は、2015年イングランドでのワールドカップで、フルバックとしてジャパンを牽引した。                


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61号【学修デザインシート活用講座について】

 [ KNOWS Now! ] 61号【学修デザインシート活用講座について】
投稿日:2019年10月24日(木)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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 日本開催のラグビーワールドカップは、日本チームの初のベスト8、決勝トーナメント進出の話題で盛り上がりました。
 
 観客席では、両チームのファンが一緒になって応援している様子はサッカーや野球とは違った新鮮さがあります。「にわかファン」が増えたようですが、それもラグビーというスポーツの裾野を広げる大事な力になります。
 
準決勝、決勝とまだまだワールドカップは続きます。ヨーロッパで生まれたこの伝統あるスポーツを「勝負・勝敗」だけで観るのではなく、選手の言葉やチーム作り、ルールやレフリーの役割など、様々な角度から観戦するのもおもしろいと思います。
 
さて今号は、「学修デザインシート活用講座」の開催のお知らせを掲載します。
 
━━━━ 目 次 ━━━━
1「授業をリデザインしよう(学修デザインシート活用講座)」開催のお知らせ
2 「自分中心でいいのよ」                  
ドキュメンタリー映画「“樹木希林”を生きる」からの言葉
━━━━━━━━━━━━━
1「学修デザインシート活用講座」の開催について
 〇日時=11月30日(土)  13:00〜16:00
 〇場所=東京表参道「アクションセンター」 
     〒150-0001渋谷区神宮前4-11-13バルビゾン30
 〇講師=前多 昌顕 (学修デザイナー協会理事) 
 〇資料代=2000円(通常3000円)
 
前向きな参加者と一緒に、眉間にしわを寄せずに、教師も児童・生徒も共にワクワクできる授業デザインの手法を学びませんか。
 
「授業をリデザインしよう(学修デザインシート活用講座)」は、
11月30日(土) 13:00〜16:00、東京表参道にて開催します。
 
義務として参加させられる研修とは全く違う、お菓子を摘みながら参加できる、ワーク中心の実践的な内容です。
学修デザインシートの使い方を学び、自分の授業をリデザイン(再設計)しましょう。
 
自分の授業に課題を抱えている人は、授業が大きく変わります。自分の授業に自信がある人は、なぜ上手くいくのかを客観的に捉えることができ、人に伝えることができるようになります。
 
授業は毎日行うもの。小さな変化でも、年間を通してみると大きな変化に繋がります。
教育書1冊分の金額で、ずっと使える、実践的なスキルを身に付けましょう。
 
お申し込みは、以下のURLをクリックしてください。  
  https://peatix.com/event/1358972
 ◆◇◆━━━━━━━◆◇   
2  「自分中心でいいのよ!」
ドキュメンタリー映画「“樹木希林”を生きる」からの言葉
 
監督の木寺一孝は樹木希林の密着取材を許されて1年、「希林さん」の映画撮影の様子などを撮り続けてきた。映画の後半で樹木希林が、木寺を自宅に呼んでガンが全身に転移しているCT画像を見せて言った言葉。
 
樹木希林は、木寺の「曖昧」で「自信のない」様子に業を煮やしたのか、撮影の意図がわからない、何が出てくるの?と苛立ちを見せる。そして、「遠慮している」監督に投げつけるように言い放った言葉が「自分中心でいいのよ!」。
 
樹木希林氏は、1943年生まれ。女優。数々のTV・映画に出演。2018年9月に死去、75歳。                      
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60号【ドイツで気づいたこと】

 [投稿日:2019年10月8日(火)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
誰もが夢中になれる学びをつくる
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 3年半前に、更地になった国立競技場の跡地を写真に撮っていました。そして、「どんな競技場ができるのだろうか?」と知人と話をしていました。
 
東京では、来年のオリンピック・パラリンピックの準備のために至るところで工事をしています。事務局からほど近い原宿駅でも新駅舎の工事が行われています。
 
趣あるイギリス風の今の駅舎は、都内最古の木造建築だそうです。来年はどうなっているのだろうか?街並みの変化をしっかり記憶と記録に留めておこうと思いました。
 
さて今号の内容です。村田理事長は、この夏ドイツに17日間滞在してきました。滞在中に見たり聞いたりして、感じたことをまとめてくれましたので掲載します。


◇◆◇◆ 目 次 ◇◆◇◆

1 ドイツで気づいたこと(1) 村田孝二
2 「一生は短いんですもの、やりたくないことに時間を費やすなんてもったいないわ。」

「思うとおりに歩めばいいのよ~ターシャ・テューダーの言葉~」からの一節

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 1 ドイツで気づいたこと(1)
7月末から18日間の日程で、第46回日独スポーツ少年団同時交流の引率指導者の一人として、ドイツに行ってきました。
 
各県から応募して選ばれた16歳から26歳までの団員78名と引率指導者11名が、11のグループに分かれてドイツの各州でホームステイをしながら、スポーツや文化の交流をするという事業です。同じ時期にドイツの若者たちが日本に来ます。
 
茨城と埼玉から応募した高校生から大学生計8名と私は、ヘッセン州にあるLichという市で12日間を過ごしました。Licher Bier というドイツではちょっと有名なビール醸造所がある街です。一人ひとりが別々のホームステイ先にお世話になり、そこのファミリーとの交流を深めることで、普段着のドイツに触れることができました。
その中で、「へぇ、そうなんだ」と気づくことがいくつもありました。そのひとつ、
 
ドイツの子供たちは質問をするときにまっすぐ手を挙げません。
それは「ハイル、ヒトラー」を連想するので禁止されているのです。
 
学校の授業だけでなく、スポーツクラブの活動でも、指導者が説明をした後は必ず「質問は?」と尋ねます。すると、質問や意見がある子どもは、人差し指を立て、肘を軽く曲げて挙手をします。
面白いですね。日本ではまっすぐ手を挙げるように言われていますね。
 
挙手をする子がいる限り、指導者はその子の顔を見て、最後まで話を聞きます。このやりとりが行われている間は、発言する子の声が皆に聞こえるように(たとえ恥ずかしそうに話す子がいても)、他の子も静かにしています。
 
子どもの質問や意見を聞いた指導者は、分かりやすい言葉を選びながらコメントを返してあげます。多数の意見に流されないように、一人ひとりの考え方を尊重しようとしているのだと感じられました。
 
これらの話し合いのやり方は、学校では低学年から高学年まで(日本でいう小学生から高校生まで)、そして地域のスポーツクラブでも同じです。同じ雰囲気の中で、子供たちは質問や意見を言えるような環境のもとで育っていきます。
 
・まっすぐ手を挙げない。
・指導者は、一人ひとりの意見や質問を最後まで聞く。
・指導者は、話し合いが劇場型に流されないようにする。
 
ドイツという国はこんなところでも、ヒトラーの亡霊から子供たちを守ろうとしているのですね。
 
Tschuss ! (チュウス:バイバイ、またね)

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇

2 「一生は短いんですもの、やりたくないことに時間を費やすなんてもったいないわ。」                  

ターシャ・テューダー著「思うとおりに歩めばいいのよ~ターシャ・テューダーの言葉~」からの一節
誰もが「やりたくないことに」時間は費やしたくないと思っているに違いない。しかし、現実には「やらなければならないこと」があり、多くの時間を費やしている。
 
なぜ「やりたくないのか」を深く考えると、いろいろな理由が出てくるかもしれない。そこから自分が「進むべき道」や「本当にやりたいこと」が見えてくるのかもしれない。
 
言葉尻を捉えて、やり過ごすことは簡単だが、自分事として時折思い出してみる価値のある言葉だと思います。
 
ターシャ・テューダー氏は、1915年アメリカはボストンの生まれ。絵本作家、園芸家。晩年は、バーモント州の山奥で一人暮らしをはじめ、作庭が評判になる。2008年、92歳で死去。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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59号 全国大会のアンケートから(3/3)

投稿日:2019年9月20日(金)
KNOWS Now!
「誰もが夢中になれる学びをつくる」学修デザイナー協会メルマガ

 台風15号は、各地域に大きな被害をもたらしました。いまも「水」と「電気」が使えない地域があります。被災した皆様にお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧を願っております。

 夕方の帰宅途中、歩道に接する生け垣あたりから、虫の声が聞こえるようになりました。日中、陽射しに晒された腕の火照りが鎮まっていくようにも感じられました。

さて、今号は「全国大会」で参加者から寄せられたアンケート(3)を引き続き掲載します。

◆◆◆ 目 次 ◆◇◆

1全国大会のアンケートから<抜粋>(3/3)
2 「・・・、ゆっくり良く噛んで食べよう。・・・」
スポーツ栄養士虎石真弥の学生へのメッセージボードから
(島沢優子著「王者の食ノート」~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦~からの一節)

◆◆◇◇◆◇◆◆◆

1全国大会のアンケートから<抜粋>(3/3)
Q3各事例の発表についてご感想を一言お願いします。
〇「探究」の実践とワーク
・従来の総合的な探究学習と異なり,実際にアクションを起こし,その結果を出させるところまで行うことで,生徒にモチベーションを持たせるという考え方に共感しました。

・目からウロコ・・・。ふたば未来高校で探究がアクションとして達成され,新たな課題を見つける・・・にサイクルができていてすごいと思いました。
・先生のお人柄が存分に発揮されて楽しいセッションでした。

・「簡単に成果は上がらない」ところが本質だったと思います。でもあきらめない、やり続けるというモチベーションをどう最初の段階で維持できる目標設定できるかが課題かと・・。
・学校での具体的な取り組みがとても分かりやすかったです。

〇アフタースクールの実践
・学校教育のみでは不十分と感じているため、素晴らしい取り組みと感じました。人材不足や資金不足の解決に何が必要なのか考えなくてはならないと感じました。
・特別支援学校で以前勤めており、受け持ちの児童がお世話になっていたので興味深かったです。

・とても興味深いお話でした。アフタースクールが単なる預かりから学習や自立のことまで考えて運営され、思考ツールの活用も取り入れようとしている,素晴らしいです。

・子どもたちにいろいろな活動の場所があるっていいですね。
・発達障害の一般知識は理解できました。もう少し実践事例(成功も失敗も)も聞きたかったです。
・障がい児の置かれている環境について知ることができました!

〇ワークショップ「イラスト思考」
・イラストの描き方から問題の考え方(そのマインド)まで楽しく聞かせていただきました。
・少しバージョンが新しくなっていた。より短い時間でワークが終わるようにデザインされていて良くなっていた。

・受けてみたかったので,とても良かったです。もっと深いところまであるのだろうと思いつつ深いところまでは理解できませんでした。もう一度受けてみたいと思いました。

・イラスト思考は2回目ですが,以前よりもさらにすごくなっていました。
・自分も活動させていただいていますが、あらためて受講し直せて気づきもありました。
・とても楽しく学べました。日頃からイラストと使っていこうと思います。

・「描く」ということも訓練で上手くなれるような気がしました。世界共通言語になるのかな??
・イラストを描きながら問題解決をできることが楽しかった。
・事例とワークがまとまっていてわかりやすかったです。

Q4 その他、ご感想やご意見がございましたらお聞かせください。
・とても充実した内容で充実した一日でした。ありがとうございました。
・すばらしいワークと講義ありがとうございました。
(以上で全国大会のアンケートの報告を終了します。)

◆◇◆◆◇    

2 「<試合の前日の食事>
内臓疲労が出はじめる時期‼
ゆっくり良く噛んで食べよう。
食べ物を試合時のパワーへと変えるのに不可欠です。」           
スポーツ栄養士虎石真弥の学生へのメッセージボードから
(島沢優子著「王者の食ノート」~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦~からの一節) 

「ゆっくり良く噛んで食べよう。」
平易な言葉だが、理由を記して学生に伝えようとしている。虎石は、日常から選手一人一人と細かくコミュニケーションをとりながら、競技に相応しい体質や体力を作るために、メニューづくりや補食・サプリメントなどについても助言をする。

最近は、アスリートが食事担当のプライベートシェフを雇うこともあるようだ。食事や栄養がアスリートのパフォーマンスに大きく影響するのは、理屈ではわかっていても食習慣として実践することはむずかしいのかもしれない。

虎石真弥氏は、帝京大学ラグビー部や東洋大学陸上部長距離ブロックのスポーツ栄養士として、選手の栄養指導に取り組み、体質の改善や体力向上などをサポートし、チームの競技力向上に貢献している。                      
◆◇◆◆◇◆
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58号 全国大会のアンケートから(2/3)

KNOWS Now! 58号 全国大会のアンケートから(2/3)
投稿日:2019年9月6日(金)
作成者:学修デザイナー協会
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誰もが夢中になれる学びをつくる
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 「カウントダウン」
 ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックなど大きな催しには、「あと何日」と具体的な数字を明示して、人々の期待を高めます。
 
 時間や日にちは、数字によって表され準備や計画を立てるときに、確かな手がかりとして使われます。私たちも「スケジュール管理」の中で、日常的に「カウントダウン」を設定して生活しています。
 
 ただ、オトナになると夢や目標なども口に出さずに、達成できなければ自分をごまかして、諦めてしまうことが多くなります。ちょっと勇気を出して口に出したり、紙に書き出すようにしてみようと思っています。
 
さて、今号は「全国大会」で参加者から寄せられたアンケートを引き続き掲載します。(Q2とQ3-1)
 
◆◆◆◆目   次━━━━◆◇◆◆
1全国大会のアンケートから<抜粋>(2/3)
2 「楽に座ると正座になる。・・・」            「身体能力を高める『和の所作』」(安田 登著)からの一節
◆◆◇◇━━━━━━━━━◆◇◆◆◆
 1全国大会のアンケートから<抜粋>(2/3)
Q2 ご参加を決めたポイントはなんでしたか?また、ご参加の目的がありましたらお書きください。
 
・毎回参加させていただくと,様々な視点が得られ考えが広がるように感じています。
・毎年、皆さんの発表を楽しみにしています。しいて言えば、今年は「イラスト思考」のワークショップが魅力的でした。
・志をもっている先生方との接点と最新の「学び」のノウハウを知りたいと思いました。
・イラスト思考と学修デザインシートについて学べると思ったからです。
・これは欠かせません。参加します。こっそり自分の肥やしにしています。
・学修デザインシートの書き方を知りたいと思って参加しました。
 
Q3各事例の発表についてご感想を一言お願いします。
〇「学修デザインシート」の描き方
・8つの段階をもとに考えることで、それぞれの授業活動や教師側の指導・支援の目的が見えてくるとことが良いと感じました。
・ブラッシュアップされ,よりわかりやすくなったように思いました。
・とてもよくわかりました。
・今日はうまく作れませんでしたが、これから活用したいと思います。
・いい感触があります。使いこなすまで使ってみます。
・協同して書く楽しさを学べました。
・ギャップから解決すべきミッションを探す流れがおもしろかった。
・シンプルでわかりやすく実践的な内容だと思います。
 
 ◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇ 

2 「楽に座ると正座になる。・・・」 

「身体能力を高める『和の所作』」(安田 登著)からの一節
 
「正座が美しく楽な座り方というのは、お年寄りを見てもわかります。お年寄りは体力が衰えているので自然に楽な姿勢をとるようになります。」
 
「お年寄りが椅子の上で正座をしているのを見かけることがあるでしょう。あれは、あの姿勢が楽だから、行っているのです。」
 
あらためて歩き方や立ち方、そして座り方など日常の動作を骨格や筋肉などの体の構造から考えて、自分に合った効率的な動きを知りたくなりました。
 
安田登氏は、1956年生まれ。能楽師であり公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)
 
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
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57号 全国大会のアンケートより(1/3)

 [ KNOWS Now! ] 57号
投稿日:2019年8月20日(火)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
誰もが夢中になれる学びをつくる
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 「あの雲がおとした雨にぬれてゐる」
この句は,漂泊行乞の旅に生きた種田山頭火の句です。
遠く流れる雲を見て、あの雲がおとしていった雨が、いま(わたしの)菅笠や肩や足元を濡らしている。
 
遠くを見る目、そして体を濡らす雨を凝視する目。ゆっくりと秋に向かって動いている自然の微かな変化に気づく感性を持ちたいと思います。
 
さて、今号は「全国大会」での理事長の開会挨拶(要旨)と参加者から寄せられたアンケートを掲載します。
◆◆◆◆目次━━━━━━━━━━◆◇◆◆
1「全国大会」での村田理事長の開会挨拶(要旨)
2 全国大会のアンケートから<抜粋>(1)
3 「今、田んぼは水を抜いて、日照りの状態にしています。」        7月28日、岡山の知人からのメール
◆◆◇◇━━━━━━━━◆◇◆◆◆
文部科学省後援
「第8回KNOWS教育研究全国大会兼第1回学修デザイン研究会全国大会」について
 1 村田理事長の開会の挨拶(抜粋)
一人一人を大切にして誰もが夢中になれる学びを作る学修デザインは、単に学校教育が変わるだけではなく、社会の様々な分野での学び方を変える技法であり理念であると考えております。
 
私は、ビジネスの手法を用いて学校を変えるという時代は、もう終わったのではないかと考えております。これからは教育の手法を用いて、ビジネスを変えるという時代になりつつあるのではないかと感じているのです。
 
学修デザインが提唱する、一人一人を大切にして、誰もが夢中になれる学びをつくる活動は、子供たちばかりでなく、大人たちの、また特別な支援を必要とする人達の、未来に橋をかける活動であります。
 
学修デザインという言葉を看板に出した初めての全国大会で、参加された皆さんに新しい風を感じ取っていただければ、主催者としては喜びにたえません。
どうぞ今日一日、楽しんでいってください。
 
2 全国大会のアンケートから<抜粋>(1)
Q1今回の全国大会で、あなたにとって最も印象に残ったのはどんなポイントでしたか?
・学修デザインシート、とても興味深くいろいろ活かしたいと思いました。課題解決のふたば学園の取り組みもいろいろなことを考えていくのに楽しそうです。
・「探究」の実践とワークで、自ら社会とどのように関わっていくかを考える・・・というのが発見、新しい気づきでした。
 
・「探究学習」について学べたことが、気づきになりました。イラスト思考は楽しく学べました。『前向きボジティブ』が一番良かった。
・みなさんが楽しそうにかつ一生懸命に発表・受講されているところ
 
・イラスト思考,あらためて学び直すことがありよかったです。
・教育についていろいろな立場の人が情報や思いを共有できるよい機会だと思いました。
 ◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
3「今、田んぼは水を抜いて、日照りの状態にしています。」        
7月28日岡山の知人からのメール
 
「稲の成長の途中で田んぼの水を抜き、稲に水をやらない時期です。こうすることで稲の根が地下の水を求めてしっかり根を張ります。このあと1週間後に水を与えることで丈夫な稲になるそうです。」
 
今までの知識でも、このメールは理解できるのでそんなに驚かなかったが、田んぼの稲作の現場からの言葉に理屈ではない実践の重みを感じました。
 
知人は、公務員を定年退職して7年、今年は(田んぼの)用水の係をし始めたそうです。そして稲作の仕方を知ることができたとメールをくれました。


◆◇◆━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
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号外(全国大会)

投稿日:2019年7月24日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
 
目前に迫ってきた「全国大会」についての最終報です。
 
興味はあるけどどうしようかと迷っている教育関係の方やビジネスパーソンの方も、最先端の「学び方を学ぶ」情報は、きっとあなたの教育やビジネスに新たな視点を加えてくれることでしょう。
多くの方のご参加をお待ちしております。
 
お申し込み先は、お知らせの末尾に記載してあります。
 
文部科学省後援「第8回KNOWS教育研究全国大会兼第1回学修デザイン研究会全国大会」について(最終報)
 
日時 2019年8月3日(土)10時~17時
会場 日本教育会館 9階 第5会議室
   〒100-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2

テーマは「誰もが夢中になれる学びの創造」

※ 今回は特別企画として、全国の小・中学校やビジネス研修で圧倒的な人気を博している、松田純さんによる「イラスト思考」のワークショップがあります。(これはお得です!)
 
【日程】
10:00~10:15 挨拶・諸連絡
         学修デザイナー協会について
10:15~11:15 研究協議(1)
         学修デザインシートの書き方(前多昌顕)
11:30~12:30 研究協議(2)
         「探究」の実践とワーク(荒康義)
12:30~13:20 昼食・休憩 
13:20~14:20 研究協議(3)
         エミタスアフタースクールの実践
14:30~16:45 ワークショップ
         「イラスト思考」(松田純)
16:45~17:00 全体会 

17:30~19:30 懇親会 教育会館内9階の「喜山倶楽部」
 
【参加費(システム手数料込み)】
 大会のみ参加    3,246円
 大会と懇親会に参加 8,910円
 懇親会のみ参加   5,763円
 
参加申し込みは、以下のURLで受け付けています。
https://learningdesigner2019.peatix.com/view
 
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56号 全国大会第3報

 [ KNOWS Now! ] 56号
投稿日:2019年7月17日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
誰もが夢中になれる学びをつくる
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招鶴洞(鎌倉文学館)
 「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」と昔から言われています。それは、湿度が上昇すると、ツバメの餌になる虫などの羽が湿気で重くなり、低く飛ぶのでツバメも低空を飛ぶようです。
 
近くのスーパーマーケットの店先にも頻繁にツバメが飛び交っていました。天井と蛍光灯のすき間に巣を作っていたのです。昨日、久しぶりに巣をみると、巣はカラになっていました。無事に巣立ちを終えたのだろうと、ホッとしました。
 
さて、今号は引き続き「全国大会」(第3報)についてお知らせします。
◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆
1「全国大会」(第3報)について
2「子どもは、大人の常識的な世界とは、全く違う世界を持っている。」
岩宮恵子著「生きにくい子どもたち~カウンセリング日誌から~」(岩波現代文庫)からの一節。 
◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆
1文部科学省後援「第8回KNOWS教育研究全国大会兼第1回学修デザイン研究会全国大会」について(第3報)
 
日時 2019年8月3日(土)10時~17時
会場 日本教育会館 9階 第5会議室
   〒100-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2
テーマは「誰もが夢中になれる学びの創造」
※ 今回は特別企画として、全国の小・中学校やビジネス研修で圧倒的な人気を博している、松田純さんによる「イラスト思考」のワークショップがあります。(これはお得です!)
 
【日程】
10:00~10:15 挨拶・諸連絡
 学修デザイナー協会について
10:15~11:15 研究協議(1)
学修デザインシートの書き方(前多昌顕)
11:30~12:30 研究協議(2)
         「探究」の実践とワーク(荒康義)
12:30~13:20 昼食・休憩 
13:20~14:20 研究協議(3)
         アフタースクールの実践
14:30~16:45 ワークショップ
  「イラスト思考」(松田純)
16:45~17:00 全体会 
17:30~19:30 懇親会 教育会館内9階の「喜山倶楽部」
 
【参加費(システム手数料込み)】
大会のみ参加    3,246円
大会と懇親会に参加 8,910円
懇親会のみ参加   5,763円
 
参加申し込みは、以下のURLで受け付けています。
https://learningdesigner2019.peatix.com/view
 
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
2「子どもは、大人の常識的な世界とは、全く違う世界を持っている。」
岩宮恵子著「生きにくい子どもたち~カウンセリング日誌から~」(岩波現代文庫)からの一節。
 
著者は、「1子どもと異界」の冒頭で、上記の言葉を掲げて「子どもには独自の世界」があることを提示している。
そして、「子どもが信じている世界を大切にすることが成長を支える力になる・・。」と言う。
「幼児教育がいけないわけではないが、そこでの遊びはここで述べてきた成長に必要なエネルギーを得るための遊びとは違うのだ。」と断言する。
 
著者は、子どもが持っている世界の中で、目的も何もない遊びに夢中になる時間を持つことが成長に必要なエネルギーを得ることにつながると書いている。子どもを「早期教育」や「英才教育」の名で早くから大人の世界で育てることを危惧しているようだ。
 
岩宮恵子氏は、1960年生まれ。臨床心理士。島根大学教育学部教授。大学で教鞭をとる傍ら、スクールカウンセラーとして、思春期の子どもたちと対話を重ねている。
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
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55号 全国大会第2報

 [ KNOWS Now! ] 55号
投稿日:2019年7月2日(火)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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誰もが夢中になれる学びをつくる
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 6月中旬に北海道で収穫された「矢沢さんちのアスパラ」が届きました。
 

「アスパラは、風が吹くと風に負けないように風上に曲がる性質があるため、畑一面同じ角度に穂先が曲がってしまいますが・・・。大自然の強風にあおられながらも成長した風味ゆたかなアスパラをご賞味ください。」
 
包みに添えられていた小さな紙片に書かれたメッセージがうれしく、旬の味を堪能しました。
 
さて、今号は8月3日に開催する「教育研究全国大会」の第2報をお届けします。また大会への申込先なども記載しましたのでご覧ください。
◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆
1「全国大会」(第2報)について
2「・・・ルールはある意味で、人をより自由に解き放つものにもなり得るのです。」
ボーク重子著「『非認知能力』の育て方」(小学館)からの一節。 
◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆
1「第8回KNOWS教育研究全国大会兼第1回学修デザイン研究会全国大会」<文科省後援>について(第2報)
 
日時 2019年8月3日(土)10時~17時
会場 日本教育会館
   〒100-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2
後援 文部科学省
 
テーマは「誰もが夢中になれる学びの創造」。KNOWSが手がけてきた「学修デザイン」の理論と技法を「学修デザインシート」により具体的に教育やビジネスの現場で活用するにはどうすればよいのか!実践提案を予定しています。
 
今回の全国大会では、アクセラメンツというアメリカの優れた教育理論に基づいた学修デザインを簡単に実践できる「学修デザインシート」の使い方を、日々の授業で 活用している現職教員がご紹介します。
 
また、ふたば未来高校の「探究」学習の取り組み事例の報告と、新たな制度の運用が始まった アフタースクールの紹介もあります。
 
さらに午後には 「ユメカキノート」 で全国の学校などで感動的なムーブメントを起こしている松田純さんによる「イラスト思考」のワークショップ体験があります。
 
【日程】
10:00~10:15 挨拶・諸連絡
 学修デザイナー協会について
10:15~11:15 研究協議(1)
 学修デザインシートの書き方
11:30~12:30 研究協議(2)
 「探究」の実践とワーク
12:30~13:20 昼食・休憩 
13:20~14:20 研究協議(3)
 アフタースクールの実践
14:30~16:45 ワークショップ
 「イラスト思考」
16:45~17:00 全体会 
 
17:30~19:30 懇親会 教育会館内の「喜山倶楽部」
 
【参加費(システム手数料込み)】
大会のみ参加    3,246円
大会と懇親会に参加 8,910円
懇親会のみ参加   5,763円
 
参加申し込みは,以下のURLで受け付けています。
https://learningdesigner2019.peatix.com/view
 
 
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
2「・・・ルールはある意味で、人をより自由に解き放つものにもなり得るのです。」
ボーク重子著「『非認知能力』の育て方」(小学館)からの一節。
 
著者は、「非認知能力」を「テストの結果」や「IQ(知能指数)」などの数値化できる能力でない「総合的な人間力」といい、「くじけない心」「想像する力」「コミュニケーション力」「我慢する力」などをあげている。
 
押しつけられた「ルール」は、不自由に感じるのだが・・。ここにあげた「ルール」は、「自分たちでルールを決めたことで、子どもは『自分たちで決めたこと』に責任を感じるでしょう。そして皆で守れたら自信も育つのです。そしてルールの中でのびのびと思いっきり自信を持って自由に行動できるのです。」と書いている。
 
ボーク重子氏は、福島県出身。1998年に渡米、現在はアメリカ・ワシントンDCに在住。ICF認定ライフコーチ、アートコンサルタント。一人娘のスカイが2017年「全米最優秀女子高生」コンテストで優勝。全米・日本各地で子育て・キャリア構築についての講演会やワークショップを展開中。
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
[KNOWSなう] 第55号の配信予定が遅れたことをお詫びします。いかがでしたか?第56号は7月下旬の配信を予定しています。
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御感想、お問い合わせは
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http://www.learning-designer.org
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54号 全国大会第1報

 [ KNOWS Now! ] 54号
投稿日:2019年6月14日(金)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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 日本列島の広い地域が梅雨入りをしたとの情報が入ってきています。
 
「梅雨の星」という言葉は、梅雨の晴れ間に見える星のことですが、「雨に濡れた木々の梢の水滴が光るのを星に例えた」との記述が辞典に載っていました。
 
 ちょっと視点を変えて,鬱陶しい気分になりがちなこの時期ですが,雨を豊かな水の恵みとして,また雨粒が織りなす不思議な瞬間を発見する機会として、過ごしてみてはどうでしょうか。
 
さて、今号は8月3日に開催する「教育研究全国大会」の第1報をお届けします。第2・3報で研究協議会等の詳細を順次掲載します。
◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆
1「全国大会」(第1報)について
2「すぐにバレるような盗みをしたときには、それは子どもたちから親や教師などに対する何らかのメッセージである。」
河合隼雄著「子どもと悪」(岩波書店)からの一節 
◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆
1「第8回KNOWS教育研究全国大会兼第1回学修デザイン研究会全国大会」<文科省後援>について(第1報)
 
日時 2019年8月3日(土)10時~17時
会場 日本教育会館
   〒100-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2
後援 文部科学省
 
学修デザイナー協会として初めての全国大会。少し長い大会名称になりましたが、8回目のKNOWS教育全国大会は「学修デザイナー協会」へと発展的にリニューアルしました。
 
テーマは「誰もが夢中になれる学びの創造」。KNOWSが手がけてきた「学修デザイン」の理論と技法を「学修デザインシート」により具体的に教育やビジネスの現場で活用するにはどうすればよいのか!実践提案を予定しています。
 
【スケジュール】
10:00~10:15 全体会(挨拶・諸連絡)
10:15~11:15 研究協議(1)
11:30~12:30 研究協議(2)
12:30~13:20 昼食・休憩
13:20~14:20 研究協議(3)
14:30~16:45 ワークショップ
16:45~17:00 全体会(閉会式)
 
【大会参加費】3000円
【レセプション】は当日(8月3日)に教育会館内の「喜山倶楽部」で開催します。
時間 17:30~19:30
会費 5400円
 
 
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
2「すぐにバレるような盗みをしたときには、それは子どもたちから親や教師などに対する何らかのメッセージである。」
河合隼雄著「子どもと悪」(岩波書店)からの一節
 
この本の発行は1997年と20年以上前だが、内容は古くならない。
「盗み」は,腹痛や登校しぶりや暴力や、ネットやゲームなどへののめりこみに読み替えられる。
 
 子どもたちの発するメッセージやサインを早い段階で読み取ることは、教師や親の必要不可欠なスキルである。「言うことを聞かない」「だだをこねる」「泣く」,言葉で表現できない子どもたちの「こころの叫び」を受け取れるオトナが増えてほしい。
 
河合隼雄氏は、1928年兵庫生まれの心理学者。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授などを歴任。専門は、分析心理学、臨床心理学など。2007年に死去。
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
[KNOWSなう]第54号はいかがでしたか?
55号は6月下旬の配信を予定しています。
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53号 「KNOWS西日本」報告

 [ KNOWS Now! ] 53号
投稿日:2019年5月28日(火)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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誰もが夢中になれる学びをつくる
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 5月も終わろうとしています。
「5月はものの伸びる月、陽の伸びる月、枝葉の伸びる月、こころも身も伸びる月、よろこびの月。」と書いたのは、作家の幸田文です。
 
激しい雨が降ったかと思うと強い日射しが照りつけて大地は潤い、植物は少しずつ緑が濃くなり、その存在を主張し始めているようです。
私たちも、年度が替わり新元号になり、学校や職場が変わったり新しい出会いがあったり・・・、それが刺激になったりストレスになったり・・・。それでも「こころやからだ」は、伸び広がったでしょうか?
さて、今号は4月29日に行われた「KNOWS西日本」として取り組んだ学習会について報告です。
 
◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆
1「平成最後のKNOWSでんがな~」の報告
学修デザイナー協会理事佐久間賢志
2「・・・教科書が読めるかどうか、そこで格差が生まれています。」
新井紀子著「AIvs.教科書の読めない子どもたち」(東洋経済新報社)からの一節 
◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆


1ゴールデンウィーク中の4月29日に、KNOWS西日本として「平成最後のKNOWSでんがな~」を岡山の岡山国際交流センター開催しましたので報告させていただきます。
 
今回は、【KNOWS関西】と【KNOWS中四国】が、合同で【KNOWS西日本】としての取り組みでした。
みなさんの中で、平成30年西日本豪雨と呼ばれる、西日本を中心とした災害は、まだ記憶に新しいと思います。
 
その災害の発生直後から現地に入ったメンバーの話を聞き、「実は…」「本音は…」と考えることで、目の前の人の違う一面に思いを寄せるスキルを学び、「同じような災害が起きたときに、自分たちはどのように振舞えるのか?」といったことをダイアログするという流れとなりました。
 
学びをダイジェストにまとめると、
「つながる力」よりも「つなげる力」の方が大事。
桃太郎や鬼について、「実は・・・」「本音は・・・」と想像力を働かせてみると
 
「実は、戦いたくなかった」「話し合いがしたかった」などの答えが出てきて、
ご自身の周りの人に当てはめて考えてみると、話をしてみようという気持ちがわく。
 
・ヘンタイ(少し変わったように見える人たち)が変態(変容)を促す。
といった感じです。
 
参加者のアンケートには
いろんな立場の方の話が聞けて良かった。
災害のことに気持ちが向いてよかった。
実際に災害が起こったときの備えになった
といったことが書かれていました。
 
今回の「KNOWSでんがな~」は、災害を受けての開催となりました。とても意味深い会になったと思います。これからもフットワーク軽く、タイムリーな話題で「KNOWSでんがな~」を開催しようと考えています。メルマガやホームページなどで、開催をお知らせしようと思いますので、興味を持たれた方は、お気軽にご参加ください。
 
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
2 「今や格差というのは、名の通る大学を卒業したかどうか、大卒か高卒かというようなことで生じるのではありません。教科書が読めるかどうか、そこで格差が生まれています。」
著者は、基礎的読解力を調査するためにリーディングスキルテスト(RST)を開発して、累計2万5千人を対象に調査をして集計、分析をした。
 
その結果「中学生の半数は、中学校の教科書が読めていない状況」や「高校生の半数以上が、教科書の記述の意味が理解できていない。」と判断することにいたる。
 
新井紀子氏は、国立情報学研究所教授。一般社団法人「教育のための科学研究所」代表理事・所長。2011年より人工知能プログラム「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクターを務める。
 
◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
[KNOWSなう]第53号はいかがでしたか?
54号は6月上旬の配信を予定しています。
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[ KNOWS Now! ] 52号

このメルマガは、過去にKNOWS教育研究会全国大会に参加していただいた方へ、配信させていただいております。配信が不要の方はお手数ですが、このメールの最後にある登録解除の手続きをお願いいたします。
 
[ KNOWS Now! ] 52号
投稿日:2019年5月14日(火)
 
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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誰もが夢中になれる学びをつくる
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KNOWSから「学修デザイナー協会」へ
 
KNOWSから「学修デザイナー協会」への名称変更に伴い、新たにホームページの作成に取り組んでまいりました。   
 
このたびの名称変更は、KNOWSの活動の中心になりつつある「学修デザイン」の理論と技法を、多くの方々に「よりわかりやすく」提示したいとの思いからです。
志ある方々と共に学び「誰もが夢中になれる学びの場をつくる」ことを目指して行きたいと考えております。
 
「学修デザイナー協会」は、学び方の本質となる「変わらないもの、変えてはいけないもの」を強く意識しつつ、ICTの発達や環境の変化に柔軟に対応していきたいと考えております。
何よりも学修する人たちの立場に立って、学修をデザインすることを念頭に置いています。
 
 現在、「学修デザインシート」も完成し、具体的に現場での活用マニュアル作成なども最終段階に入っております。今後は実際に現場で活用することにより、絶えず補足や修正を重ねていく必要があります。そのためにも、皆様方に活用して頂き、ご意見ご助言をお願いしたいと考えております。
 
 これまで特定非営利法人KNOWSを支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。あらたに「NPO法人 学修デザイナー協会」と名称を変更し、ホームページをリニューアルして再出発を致します。一層のご支援とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。
理事長 村田孝二
 
◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆
1「・・・言葉にして表現することは、目標に近づく一つの方法だと思う。」 プロ野球選手 イチローの言葉(2019年3月22日朝日新聞より)
◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆
1 イチローは、最低50歳まで現役、と常々口にしていたが「有言不実行の男になってしまったけど、その表現をしてこないとここまでできなかった。言葉にして表現することは、目標に近づく一つの方法だと思う。」
 
45歳で現役を引退したイチロー選手は、27年間高いモチベーションを持ち続けて、日米のプロ野球界で数々の偉業を成し遂げる。
 
 イチロー選手は、本名鈴木一朗。愛工大名電高から1991年ドラフト4位でオリックス球団に入り、94年に日本プロ野球史上初のシーズン200本安打を達成。2001年、メジャーリーグマリナーズに入団。日米通算4367安打を放つ。
 ◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
[KNOWSなう]第52号はいかがでしたか?
新しいホームページの作成のために、発行時期を変更したことをお詫びいたします。53号の発行予定は5月下旬となります。
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本メールによるご案内は、KNOWS 全国大会に参加して頂いた皆さまにお送りしております。

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[ KNOWS Now! ] 51号

[ KNOWS Now! ] 51号
投稿日:2019年1月9日
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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誰もが夢中になれる学びをつくる
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2019年、平成31年が明けました。
あけましておめでとうございます。
 
あなたは「七草がゆ」を食べましたか?
1月7日に七草がゆを食べて「無病息災」を祈るのは、昔からの風習です。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、春の七草。などと口伝えで覚えたのを思い出します。
 
行事や風習も地域によって違いがあるようです。例えば「鏡開き」は東京近辺では1月11日です。これは正月に飾った「鏡餅」を食べて、やはり健康を祈る行事ですが、地域によっては15日だったり20日だったりするようです。
 
かつて大阪に行った時に、エスカレーターの左側に立っていたら後ろから突かれました。自分の住んでいる地域とは「違う」、私が思っていたこととは「違う」ことがあります。たくさんの「違い」を知ることは、視野を広げることにつながるのだと、年の初めに思いました
 
さて今号では、理事長からの年頭の挨拶と事業予定を掲載します。
 
◆◆◆◆目 次━━━━━◆◇◆◆
Ⅰ理事長からの年頭の挨拶 
Ⅱ今年の全国大会の予定
Ⅲ「すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります。」
橋本武の言葉から
(伊藤氏貴著「奇跡の教室」~エチ先生と「銀の匙」の子どもたち~)
◆◆◇◇━━━━━━━━◆◇◆◆◆
Ⅰ ご挨拶
新年、明けましておめでとうございます。
毎年のように、年頭には「変革の年」といった言葉が飛び交いますが、今年は平成から次の元号に変わる年。未来志向の和のエネルギーが日本から世界に向けて発信されることを願っています。
 
期を同じくして、KNOWSは学修デザイナー協会と改称し、「誰もが夢中になれる学びの場をつくる」を発信していくことになりました。
 
昨今、AIの進化によって2045年問題という言葉が出てきました。2045年にはAIが人間の知能を超えるという予測です。それに向けて子供たちの未来のためには、創造性を高める教育が必要だという意見が多く見られます。
 
2045年に社会の中核となって世の中を動かしているのは、今の小学生から大学生。さらに、大人になった彼ら・彼女らの子供たちが2045年の教育を受けています。
 
学修デザイナー協会は、創造性を高める教育のその先、マインドを育てる教育を目指し、子供たちの未来のドアを開けることにしました。
 
先ずは、文科省が示した「主体的、対話的で、深い学び」を具体的に実践するための「学修デザインシート」の普及から始めて、学修デザインの考え方を広く紹介していきます。
 
皆さまとご一緒に、できることから、一歩ずつ前進していきたいと願っております。
 今年もよろしくお願い申し上げます。 (村田孝二)
 
Ⅱ 今年の全国大会について(予定)
昨年8月に「第7回KNOWS教育研究全国大会」を日本教育会館で開催しました。
 
今年も、8月3日(土)に全国大会を開催する予定にしています。会場や詳しい日程についても確定次第お知らせします。スケジュールの中に入れておいていただければと思います。
 
第8回全国大会では、
・松田純さんによる「イラスト思考」のワークショップ
・学修デザイナーシートの具体的記入例の紹介
を予定しています。
 
「変わること」により、新しい発想や未来が拓けていくことを大いに期待します。そのためにも会員並びに読者の方の忌憚のないご意見やアイデアをお寄せください。
 
△△△△━━━━━━━━━△△△△
Ⅲ「すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなります。」
元灘中学・高校教師 橋本武の言葉から
(伊藤氏貴著「奇跡の教室」~エチ先生と「銀の匙」の子どもたち~)
 
橋本武は、上の言葉に続けて言う「・・。なんでもいい、少しでも興味をもったことから気持ちを起こしていって、どんどん掘り下げてほしい。」と・・。
 
「自分が中学生の時に国語で何を読んだか覚えていますか?私は自分が教師になった時に、自問自答して愕然としたんですよ。何もおぼえていないって。」この思いから、国語教師・橋本武の「教科書を一切使わず、1冊の薄い文庫本を3年間かけて読む・・・。」“奇跡の授業”が始まる。
 
橋本武氏は、1912(明治45)年京都生まれ。昭和9年から旧制灘中学校の国語教師となり、戦後一貫して中勘助著の「銀の匙」を中学3年間かけて読み込むというユニークな授業を実践して、多数の有為な人材を育成する。2013年死去。
 
◆◇◆━━━━━━━━◆◇◆
[KNOWSなう]第51号はいかがでしたか?
52号の発行予定は1月下旬となります。
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[ KNOWS Now! ] 50号

【KNOWS なう~KNOWS の中には今(NOW) がある~】
特定非営利法人KNOWS の子供たちの未来に橋をかけるメルマガ 

 平成30年も暮れようとしています。今年の後半は、「平成最後」と銘打って各種の行事が行われました。そして「今年の重大ニュース」で1年を振り返る時期になりました。

 火山の噴火、平昌、映画、地震、豪雨、南北・米朝首脳、高校野球、全米テニス、ノーベル賞。連想ゲームのようですが、薄れていく記憶を呼び覚ましておきたいです。

あなたにとっての「重大ニュース」は、どんなことでしょうか?うれしかったこと楽しかったことなどは、しっかりと心に刻んでおきたいです。また悔しかったこと残念なことなどは、来年の糧にしていこうと思います。

このメルマガも、月に2回の配信で50号になりました。さて今号では、今までのKNOWSの歩みを振り返り、来年から名称変更する「学修デザイナー協会」について、村田理事長からご挨拶です。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 理事長挨拶

Ⅱ「愛するものは、選択に迷う。」

深田久弥著「日本百名山」後記の一節から

◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆

Ⅰ ご挨拶

平成最後は「災」の一文字で表された年でした。あらためて災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまへお見舞いを申し上げます。

年が明ければ、天皇皇位継承や新たな元号について、2020年の東京オリンピックについて、2025年の大阪万博についてなどなど、未来志向の話題が待っていることでしょう。

そのような中「特定非営利活動法人KNOWS」は、2019年1月から「NPO法人学修デザイナー協会」に名称を変更いたします。

理由は、「誰もが夢中になれる学びの場をつくる」という、より具体的な行動目標のもとに、教員やビジネスパーソン、保護者、地域の方々と一緒に21世紀の教育を創っていこうという意志を明確にするところにあります。

KNOWSは東北大震災のあった2011年の12月28日に、マインドマップなどのさまざまなスキルを活用して楽しい学び方を工夫していた、教員とビジネスパーソン15名が、栃木県立宇都宮白楊高等学校に集まって結成されました。

新しい時代の流れを嗅ぎ分けるということを意味するnoseという言葉と、知るknowという言葉を組み合わせて、KNOWSというグループの名称になりました。

2013年8月には第1回の全国大会を都立葛飾総合高校で開催。同年末に東京都所轄のNPO法人として認可されました。全国大会は会を重ね、2018年は第7回大会を日本教育会館で行うことができました。

NPO法人設立の目的の一つに、新しい教育の手法を取り入れようとして孤軍奮闘している仲間たちの「居場所づくり」がありました。これについては、Facebookで多くの実践事例が紹介されるとともに、全国大会や各地の研究会をとおしてメンバーの交流を深めることができたと考えております。

2011年末に開設されたFacebookのグループ「KNOWSサロン」のメンバーは、当初の20数名から、現在は530名を超えるまでになりました。

道元禅師の言葉に「炭は炭にして、もとの薪(まき)にはあらず」というのがあります。炭は薪(まき)から作られるが、もとの薪とは違う物。その炭もまたいったん火をつければ一瞬一瞬で姿形を変えていく。このように、この世の全てのものは常に変化していく、という意味です。

環境の変化に応じて、KNOWSもまた変化を求められる時期に来ました。

今、KNOWSは「学修デザイン」という理論と技法を携えて、これまでの教育の在り方を大きく変革するための一歩を踏み出そうとしています。それは、これまでのような仲間の居場所づくりという殻を脱ぎ捨て、より多くの志有る人たちに「この指とまれ」と手を挙げ、声をかけることから始まります。

「学修デザイナー」は既に商標登録が済みました。

「NPO法人学修デザイナー協会」は新しい元号の元年から、スタートします。これまで特定非営利活動法人KNOWSを応援してくださった皆さまに心から感謝申し上げますとともに、あらたな一歩へのご支援をお願い申し上げ、記念すべきメルマガ50号のご挨拶とさせていただきます。

村田孝二

△△△△━━━━━━━━━━━━━━━━━━△△△△

Ⅱ「愛するものは、選択に迷う。」

深田久弥著「日本百名山」後記の一節から

「よく私は、人からどの山が一番好きかと聞かれる。」その問いに著者は、きまって「一番最近に行ってきた山である。」と答える。

著者は、百名山を選ぶのに上信越の山が一番迷ったと言い、女峰山や黒姫山、飯縄山や仙ノ倉山など遜色のない山がたくさんあり、いずれも著者の好きな山であるという。

そうした文脈の最後の言葉が「愛するものは、選択に迷う。」である。著者が丹念に探索し、一山一山の魅力を見出した時の悩ましい告白とも受け取れる。

深田久弥氏は、1903年石川県生まれの小説家であり登山家。著書「日本百名山」で1965年に読売文学賞を受賞。1971年、茅が岳を登山中に脳卒中で急逝

◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆

[KNOWSなう]第50号はいかがでしたか?

51号の発行予定は1月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 49号

【KNOWS なう~KNOWS の中には今(NOW) がある~】
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 12月になりました。東京、横浜では「木枯らし1号」が吹くこともなく師走に入りました。

 11月の末に、ロックグループ「Queen」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーを主人公にした映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ました。

 映画の最後の20分間の演奏に興奮したまま、帰りに思わずアルバムを買い求め、連日聞いています。Queenの曲とフレディの歌声は、少しマンネリ化した生活に強い刺激を与えてくれました。

さて今号は、この1年間に配信したメルマガ28号~47号の内容を読み返して、キーセンテンスを抜粋して掲載します。

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Ⅰ「学び方」を学ぶのが21世紀の教育!

キーセンテンスで振り返る2018年KNOWSからの発信

Ⅱ「・・。この門は、おまえひとりのためのものだった。・・」

フランツ・カフカ著「掟の門」の一節から

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Ⅰ「学び方」を学ぶのが21世紀の教育

・「学修が事前の予習と事後の新たな展開につながるための主体的な活動を含むという考え方からすると、ただ繰り返すことに時間をかけることではなく、自ら学びに向かうスキルが必要になってきます。(28号)

・知識創造社会と言われる、これからの時代に求められているのは、多様な意見を引き出し、アウフヘーベン(止揚)して、新たな知識をつくり出す力です。対話的な学びとは、衆知の集め方を学ぶことと行っても過言ではないでしょう。(29号)

・20世紀の終わり頃から、教育効果を高めるためには、膨大な情報を蓄えることができる潜在意識の働きを知り、活用しようという研究が盛んに行われています。(30号)

・最近の指導要領の中でも使われるようになった「深い学び」という言葉は、教育におけるミレニアムな変化に反応した表現と言えるでしょう。(30号 以上村田理事長)

・講座や授業を作る時

「どのような流れにするとわかりやすくなるかな」
「伝えたいことは盛り込めたかな」
「どんな環境だと学習効果が高まるかな」
そんな時に役立つのが「学修デザイン」です。(33号 前多理事)
・「今までの教育の軸である熱意と繰り返しの指導では、当てはまらない子供もいるということがわかってきました。それぞれの子供に合った指導方法が求められているのです。」(45号 原田浩司氏)

 

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Ⅱ「・・・この門は、おまえひとりのためのものだった。・・」

フランツ・カフカ著「掟の門」から、門番の言葉

(岩波文庫「カフカ短篇集」池内紀編訳)

「掟の門前に門番が立っていた。そこへ田舎から一人の男がやって来て、入れてくれと言った。今はだめだ、と門番は言った。」こんな文章から始まる、文庫本3ページにも満たない作品。

「男は思案した。今はだめだとしても、あとでならいいのか、とたずねた。」「たぶんな。とにかくいまはだめだ」と、門番は答えた。「永い歳月のあいだ、男はずっとこの門番を眺めてきた。」

そして、男は「死のまぎわに」門番に聞いた。「この永い年月のあいだ、どうして私以外の誰一人、中に入れてくれといって来なかったのです?」という問いかけに対する門番の言葉が「この門は、おまえひとりのためのものだった。」でした。

フランツ・カフカは、1883年チェコに生まれる。ドイツ語で書かれた作品は、わかりやすいが同時にいろいろな解釈ができると言われている。作品に「変身」「判決」などがある。1924年41歳で死去。

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[KNOWSなう]第49号はいかがでしたか?

50号の発行予定は12月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 48号

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 紅葉をしみじみ、「きれいだなあ」と感じたのは、箱根に小旅行に行った折でした。確か40歳代の後半だったような気がします。

 カメラマニアの同僚がレンズを向けていた先には、真っ青な空の下、モミジの枝枝に赤く色づいた葉が、太陽の光を乱反射させながら、微かに揺れていました。その時、初めて「紅葉狩り」に行く気持ちが理解できました。

 先日、「八王子いちょう祭り」に行ってきました。こちらは、いちょうの黄葉です。甲州街道沿い4キロにわたって770本のいちょうが植えられています。風にサラサラと散る葉が歩道に落ちると、アヒルが舞い降りて歩き出すのではと錯覚するにぎやかさでした。

さて今号は、「東北アクティブラーニングフォーラムのお知らせ」(その2)を掲載しました。

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Ⅰ 第2回東北アクティブラーニングフォーラムのお知らせ

Ⅱ「少年は散歩などしない。」 ヘルマン・ヘッセ著「庭仕事の愉しみ」の一節から

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Ⅰ東北アクティブラーニングフォーラムのお知らせ(その2)

・日時 2019年2月16日(土)

・会場 仙台高等専門学校広瀬キャンパス (所在地=宮城県仙台市青葉区愛子中央4丁目16番1号)

第2回東北アクティブラーニングフォーラムが開催されます。(以下は、東北アクティブラーニングフォーラムのページからの抜粋です。)

 2020年の教育改革が目の前に迫っております。それぞれの現場で実践を重ねていることと思います。

 そうした知識や知恵を対話を通じて共有したいと思います。県域や学種・職業の壁を超えてアクティブラーニングのあり方を考え、そして参加者が新しい一歩を踏み出すきっかけになる場にしたいと考えています。

 アクティブラーニングや教育改革は西日本が先行しています。今回の基調講演は西日本から先進的な教育を行っている先生をお呼びします。

詳しくは、下記のフェイスブックを参照してください。 https://www.facebook.com/events/713346589039174/

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Ⅱ「少年は散歩などしない。」 ヘルマン・ヘッセ著「庭仕事の愉しみ」の一節から

「少年は、森へ行くなら盗賊か、騎士か、あるいはインディアンになって行く。川へ行くなら筏乗りか、漁師か、あるいは水車作りになって行く。草原へ走るのは、蝶の採集か、トカゲ捕りに行くのだ。」

 少年の頃の好奇心や行動力を、いつまでも失わないようにと思いました。

 ヘルマン・ヘッセは、1877年にドイツで生まれた詩人・作家。1946年にノーベル文学賞を受賞。代表作に「郷愁」「車輪の下」「デーミアン」など。1962年に85歳で死去。

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[KNOWSなう]第48号はいかがでしたか?

49号の発行予定は12月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 47号

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 ベランダのプランターに植えた赤と白の2株の「日々草」、今朝は赤5輪、白8輪の可憐な花を咲かせています。

 9月初めに、花屋で買い求めてきて2ヶ月が過ぎても、散っては咲き散っては咲いて、5枚の花びらで直径4センチほどの花が咲き続けています。

 「おい、元気かい。今日も咲いてくれたな!」日々草との短いあいさつは、寝ぼけた朝のひとときを和ませてくれます。

 そして、土の乾き具合を見て水やりを欠かせなくなりました。 こんなあいさつで、少し寒くなった11月の一日は始まります。

 さて今号は、「東北アクティブラーニングフォーラムのお知らせ」を掲載しました。

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Ⅰ 東北アクティブラーニングフォーラムのお知らせ

Ⅱ「前年以上の自分をつくる。」 三浦知良の言葉 ◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆

Ⅰ東北アクティブラーニングフォーラムのお知らせ

・日時 2019年2月16日(土)

・会場 仙台高等専門学校広瀬キャンパス (所在地=宮城県仙台市青葉区愛子中央4丁目16番1号)

・昨年はKNOWS理事の荒康義さんと須藤祥代さんが事例報告をしましたが、今回はNPO法人学修デザイナー協会(旧KNOWS)から、前多昌顕さんと佐久間賢治さんが事例発表と基調提案を行う予定です。

 来年のことですが、予定の中に入れておいてください。参加申し込み方法などの詳細がわかりましたら、お知らせしますのでお待ちください。 

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Ⅱ「前年以上の自分をつくる。」  三浦知良の言葉

 これは三浦知良著「やめないよ」(新潮新書)の中の一節。著書「やめないよ」は、2006年から2010年に日本経済新聞に連載したコラムを編んだもの。

 「前年以上の自分」とは、多分にフィジカル(体力的)な面を言っているように聞こえるが、それだけではないようだ。 体型については、「目標は、10年後に同じスーツを着られる体でいること。」と明言している。

 そして、「身体能力がすべてではない。」「スピードや体格は確かに武器でも、それがすべてじゃない。大事なのは『サッカーを覚える』ことなんだね。」

 サッカー界で30年以上現役を続ける「キング」の言葉。 三浦知良氏は、1967年静岡県生まれ。15歳でブラジルに渡り、プロサッカー選手になる。現在51歳、J2の横浜FCに所属、現役最年長プレイヤー。

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[KNOWSなう]第47号はいかがでしたか?

47号の発行予定は11月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 46号

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 10月の半ばに、散歩がてら自宅近くの「こども植物園」を訪れました。そろそろ秋バラが咲いている頃だと思ったのです。しかし、園内に入るといつもと様子が違っていました。

 柿の木は、低い枝にたわわに実をつけていますが高い枝はなく、南斜面のぶどう棚は枯れたツルが巻きついただけでした。そして、150品種を植えたバラ園は、開花数も少なく全体に寂しい印象でした。

 スタッフの話では、台風24号で高い枝は折れ、葉は飛ばされて樹形が変わったが、それより“塩害”がひどいとのこと。横浜港から南西に10キロ離れた植物園でも“塩害”とは驚きでした。”へえ~“と、複雑な溜息をついた散歩になりました。

 さて今号は、最新刊のKNOWS第7号の広報誌に掲載した宇都宮大学教職大学院の原田浩司准教授への「スペシャルインタビュー」を、抜粋して後半部分を掲載します。

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Ⅰ 第7号KNOWS広報誌「スペシャルインタビュー」(2/2)

Ⅱ「考えたところで役に立たない。」  全盲のアブディンの言葉

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Ⅰ「(子どもたちの)それぞれのつまずきの原因を取り除けば本来持っている“学び”の意欲が目を覚ます!」(2/2)

  子供たちには、具体的に何をどのように教えているのですか? 「手作りのテストで、子供たちのつまずきの原因を調べました。その結果、2年生ぐらいの内容でつまずいている子供たちが非常に多いことがわかりました。」

 「そこで通常の授業は続行しながら、朝15分間、復習の時間を設けて、希望者を募り、つまずいている部分をピンポイントで指導することにしました。」

 「そうしたら、子供たちが生き生きと学び始め、みるみる学力が伸びました。子供たちが本来持っている“学びたい”意欲が目覚めたのですね。」 「学習を前に進めるには、まずしっかり基礎固めをすることが大切です。」 「科学的データに基づいて学校としてそれぞれの子供に合った教育方針を立て、チーム体制で取り組むことが大事です。」

 現在は、「特別支援教育のリーダーとなる人材を増やすことが重要だと考え、教師を目指す学生や、現職の先生方に学習障害の子供たちへの支援の方法を、実践的に指導しています。」

 原田浩司准教授の「スペシャルインタビュー」は、KNOWSのホームページ「広報誌Vol.7」で読むことができます。

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Ⅱ「考えたところで役に立たない。」 モハメド・オマル・アブディンの言葉

 モハメド・オマル・アブディンは、1978年スーダン生まれ。生後から弱視で、12歳の時に視力を失う。19歳で来日。福井盲学校、筑波技術短期大学を経て東京外国語大学に入学。現在、同大学特任助教。同書は音声読み上げソフトで書いた。

 著書「わが盲想」の中で高野秀行との「特別対談」の中での言葉。

 「あっという間に結婚して、子どもができて。と思ったら、子どもが3人になっていてね。」と、高野は、アブディンの14年間での“変わり具合”に驚く。そして「将来のことは考えない!計画を立てない!」と問うと、アブディンは「考えたところで役に立たない。」と答えた。

 日常では、「考えてから」自らの進む方向を決めたり決断をするが、考えることで却ってネガティブになったり、慎重になりすぎて、一歩を踏み出せないこともある。それこそ“目を閉じて”動き出すときも必要なのかもしれない。

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[KNOWSなう]第46号はいかがでしたか?

47号の発行予定は11月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 45号

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 三連休初日の午前中、本を読んでいたら急激に眠くなりました。ソファで少し微睡(まどろ)んでフッと目を開けると、窓から見える空は7,8割が薄い雲で覆われていました。

 雲は微かに動いているようでメガネをかけない目には、衣を広げた“天女”に見えたり、ネバーエンディングストーリーの“ファルコン”に見えたりしました。また、店で売られている“ほうれん草の束”が見えたのは不思議でした。

8〜9月は、雲行きが心配でたびたび空を眺めたような気がします。台風25号が通り過ぎましたが、まだのんびり空を見る心地になれない方もいるかもしれません。しかし、秋たけなわです。「芸術」「スポーツ」「読書」「食欲」、いろいろな秋を満喫したいですね。 

さて今号は、最新刊のKNOWS第7号の広報誌に掲載した宇都宮大学教職大学院の原田浩司准教授への「スペシャルインタビュー」を、抜粋して2回に分けて紹介します。

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Ⅰ 第7号KNOWS広報誌「スペシャルインタビュー」(1/2)

Ⅱ「私たちの改革のキーワードは『グローカル(グローバル&ローカル)』なのです。

三菱UFJ銀行頭取 三毛兼承の言葉

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Ⅰ「(子どもたちの)それぞれのつまずきの原因を取り除けば本来持っている“学び”の意欲が目を覚ます!」 

宇都宮大学教職大学院の原田浩司准教授が、現役の教員時代に校長として赴任した小学校は、問題の多い学校でした。

だが着任して1年を経ないうちに、問題行動が激減し、環境が健全化しました。

学校はどんな状態だったのですか?

「全校児童約300名の1割は、情緒不安定で落ち着いて“学び”に向かうことができません。学校に来るのを嫌がったり、教室から飛び出してしまったり、教科書を破いたり人の持ち物を壊したりということが、日常茶飯事になっていました。」

「また日本語を母国語としない外国籍の子や、家庭で勉強を見てもらえない子どもも多く、学習に何らかの問題を抱えている児童が全校児童の半数近くに上っていました。」

どのように改善したのですか?

「学習以前の問題として、子供たちには情緒の安定や心の平安が必要だと思いました。そこで問題行動の多い子供たちに声をかけて、一緒にキャッチボールをしたり、話をしたりしました。」

「数週間、数ヶ月が経ち、彼らの鋭かった眼差しが柔らかくなり、問題行動がおさまったころ、いよいよ“学び”の取り組みに着手したのです。」 

「つまずきの原因を明らかにして、一人ひとりに合った方法で学習の基礎固めを支援」

発達障害を国では3つに分けています。ひとつ目はADHD

(注意欠如多動症)。2つ目は自閉症スペクトラム。3つ目が学習障害(LD)です。

「今までの教育の軸である熱意と繰り返しの指導では、当てはまらない子供もいるということがわかってきました。それぞれの子供に合った指導方法が求められているのです。」

「まず、障害をできるだけ早く発見することが重要です。例えば私も推奨しているMIM(Multilayer Instruction Model:ミム)という多層指導モデルは、小学校1年生、2年生の早い段階で“読み”の問題点を発見するためのツールです。」

原田浩司准教授の「スペシャルインタビュー」は、KNOWSのホームページ「広報誌Vol.7」で読むことができます。

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Ⅱ「私たちの改革のキーワードは『グローカル(グローバル&ローカル)』なのです。

三菱UFJ銀行頭取 三毛兼承の言葉

(文藝春秋2018年10月号から)

「成長するためにはローカル(=国内)の改革が大前提で、それがあってはじめてグローバルな成長が可能になると信じています。」

「銀行は、時代と環境に合わせて変わらなければなりません。しかし変えてはいけない大切なものが二つあります。『価値』と『ミッション』です。」

この改革のキーワードが永く銀行内で語り継がれるのか、それとも2~3年後に新たなキーワードが提案されるのか注視したいです。

文藝春秋10月号、「『さらば年功序列』宣言」のタイトルで、金融ジャーナリスト浪川攻が聞き書きした記事から。

三毛兼承(みけかねつぐ)氏は、2017年6月から現職。

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[KNOWSなう]第45号はいかがでしたか?

46号の発行予定は10月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 44号

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 9月6日の未明に北海道で発生した地震は、震度7を記録して死者41名に加え多くの方が負傷しました。また、水道や電気などの供給が遮断されて日常生活に大きな支障をきたしました。被災された方々には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 6月上旬、我が家のベランダのプランターに、ミニトマトとコスモスの種を蒔きました。草丈だけはぐんぐん成長したので、台風情報があれば一時室内に置いたりしましたが、連日の猛暑で、コスモスは9月の初めに花をつけないままに枯れてしまいました。

先週、街の花屋で赤と白の日々草を一株ずつ買い求めて、植え替えました。すでに花が咲いていましたが、毎朝1・2輪ずつ落花しては、新しい花が咲きはじめます。水やりが少し楽しくなりました。

さて今号は全国大会のアンケートの最終版です。「カタン」のゲーム体験についてとその他の感想やご意見です。

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Ⅰ 第7回全国大会のアンケートから<抜粋>(3/3)

Ⅱ「時間は万人に平等に与えられています。・・・」

時計師 本間誠二の言葉

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Ⅰ 全国大会のアンケートから

〇ワークショップ(ボードゲーム「カタン」)についてご感想をお書きください。

・ものすごくおもしろかったです。今日はルールを覚えるのに注力しましたが、慣れてくるとかけひきが必要になってくるので、コミュニケーション力の養成になりそうです。1対1ではなく1対多のやりとりという点が、現実世界とも近いと思いました。

・ルールを覚えていくのが最初たいへんでしたが、楽しみながら学ぶことができました。交渉力以外にも対話力や社会性も身につきそうなゲームだと感じました。

・とっても夢中になって、楽しく遊べ、交渉学(力)を育むのに有効そうだと思いました。授業への導入は熟考が必要ですが・・・。

〇その他、ご感想やご意見がございましたらお聞かせください。

・「KNOWS」という名称がなくなってしまうことが、惜しいと思いました。

・教育・地域・ビジネスに橋を架けながら、新しい時代をつくる教育事業へのチャレンジを私自身もひきつづき実践して参ります。引き続きご指導よろしくお願いします!

・5年ぶりに参加して、本当に良かったです!また参加します。ありがとうございました。

〇アンケートへのご協力ありがとうございました。

参加者の皆様のアンケートや理事の意見などを参考に、来年は「NPO法人 学修デザイナー協会」として、第8回教育研究会全国大会を企画・開催していく所存です。どうぞご期待ください。

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Ⅱ「時間は万人に平等に与えられています。大会社の社長であろうと路上生活者だろうと1分は1分です。」

「機械式時計大全」(誠文堂新光社)より時計師 本間誠二の言葉

「時間」についての言い方は、今さら驚くことはないのかもしれない。ただ時間や時刻を意識できるのは、「時計」なくしては育たなかったのではないだろうか。

「1分」を「1時間」を「24時間」を、どう使おうが自由だから、「息抜きしてのんびりボーッ」と過ごすのもいいし、「集中して何かを産み出す」ために使ってもいい。過ぎていく「時間」をもてあますことなく大切に使いたい。

本間誠二氏は、ホンマウォッチラボラトリー代表。昭和24年から34年まで(株)第二精工舎で時計の技術を習得。現在、ラボラトリーで時計師の育成やアンティークウォッチの選定などをしている。

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[KNOWSなう]第44号はいかがでしたか?

45号の発行予定は10月中旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 43号

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 「ボーン」という音が聞こえたので、カミナリかと思ってガラス戸越しに外を見ると、マンションの上の夜空に小さな花火が明るくキラキラと咲いていました。隣の町内が祭の最後に打ち上げる花火です。

30年くらい前から続く、わずか15分くらいのささやかな催しです。ベランダに出ると、フィナーレを飾る数発の花火が乱舞して、やがてパチパチという音と共に、夜空が闇に戻ったとき、ふっと夏の終わりを感じました。 

まだ暑さは続きそうですが、確実に季節は巡っているようです。さて今号は、KNOWSの名称変更についても載せました。

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Ⅰ「KNOWS」から「学修デザイナー協会」へ・・名称変更について

Ⅱ 全国大会のアンケートから<抜粋>(2/3)

Ⅲ「最も苦しいこの時間帯にこそ 本物の強さが問われるからだ・・・」井上雄彦著「スラムダンク」♯30

山王工業高校 堂本監督の独白から    ◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆

Ⅰ 名称変更について

KNOWSは新しい教育を実践する現場の教師、地域、ビジネスパーソンが学び合い、高めあう研究会として2011年末にスタートしました。KNOWSという名称は、know(知る)とnose(嗅覚、感知能力)とを組み合わせた造語で、最新の教育的手法を現場に取り入れようという意味が込められていました。

2013年には社会の変化に対応できる教育、学習法モデルの構築のための、より組織的な活動が必要となり、NPO法人化されました。 

法人化から5年、その間に現場で学びあい、高めあう授業実践をする中で、“誰もが夢中になれる”学習の「場」と授業づくりのための「共通の言語」と教師のための「学びの場」を設ける必要性を感じ、学修デザイン講座を開催してきました。

このたび、KNOWSの活動が「学修デザイン」に包含されつつある状況を踏まえ、8月4日の総会で「学修デザイナー協会」への名称変更が議決されました。今後、諸機関への届け出などの事務手続きに入ります。ご理解の程、よろしくお願いします。 

Ⅱ 全国大会のアンケートから(分科会について)

〇「特別支援教育 × 思考ツール × ICT」

発表者 渡邊 亨(茨城県立特別支援学校教諭)

・渡邊先生のお人柄溢れる実践事例を伺うことができて、一人一人の子供たちに向き合うことの姿勢と大切さとをあらためて感じたありがたい時間でした。

・マインドマップを用いた学習指導で、児童の表現が豊かになったことが分かりました。

〇「学修デザインを意識した授業プラン」~小学校図画工作科高学年造形遊び(洗濯ばさみアート)の授業実践報告~ 

発表者 佐久間賢志(学校法人朝日学園 朝日塾小学校教諭) 

・デザインの定義から学修デザインの内容を、学修デザインのフォーマットで繰り返ししていただいたおかげで、理解が深まりました。

・学修デザインを意識し、プランニングをすることの重要性がわかりました。

〇「フューチャーマッピング的要素を導入した入学式の可能性を考える」

発表者 高倉良一(香川大学教授)

・生徒(学生)がオリエンテーションをしたり、入学式の中で目標設定やコミュニケーションができる仕組みが素晴らしいと思いました。

・情熱と突破力に感動しました。フューチャーマッピングの理念の素晴らしさを再認識しました。

〇「食で変わる未来」

発表者 濱田 真里(管理栄養士)

・「食」のとらえ方を見直す、よい機会になりました。すべての受講生が自分のものとしてとらえているところがよかったです。

・食の大切さは、人間の基本である部分だとあらためて感じました。

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Ⅲ「この時間帯でウチが追い上げられているなんてことはこの数年記憶にない なぜなら・・最も苦しいこの時間帯にこそ 本物の強さが問われるからだ チーム一人一人の精神的強さが・・」

井上雄彦著「スラムダンク」♯30から

インターハイ2回戦、日本高校界の頂点に君臨する山王工業高校は、桜木花道擁する湘北高校に苦戦を強いられる。残り時間3分の時の山王工業高校 堂本監督の独白。

「『負けたことがある』というのがいつか大きな財産になる」この試合の終了後に、堂本監督が選手にかけた言葉は有名。

第100回夏の全国高校野球決勝戦で敗れた金足農業高校の野球部員にも贈りたい言葉。

「スラムダンク」は、井上雄彦によって1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されたスポーツ漫画(バスケットボール)。神奈川県立湘北高校の桜木花道が主人公。

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[KNOWSなう]第43号はいかがでしたか?

44号の発行予定は9月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 42号

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 猛暑や豪雨など「異常気象」が続いています。発信されている情報を的確に把握して、対処・対策をしてこの夏を乗り切りたいものです。

8月4日の総会でNPO法人「KNOWS」をNPO法人「学修デザイナー協会」とする名称の変更が議決されました。今後、諸機関への届け出などの手続きに入ります。経緯等については、次号で報告いたします。

8月5日に、【第7回の全国大会】が日本教育会館で開催されました。参加者をはじめ、カタン協会のスタッフの方々にもご協力をいただきました。ありがとうございました。 

今号では、村田理事長の挨拶(要旨)やアンケートの結果(抜粋)を3回にわたり掲載します。

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Ⅰ「第7回KNOWS教育研究全国大会」村田理事長の閉会の挨拶(要旨)

Ⅱ 全国大会のアンケートから<抜粋>(1/3)

Ⅲ「ここにあるものでできることを考えるがいい。」

ヘミングウェイ著「老人と海」の一節から    ◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆

Ⅰ【全国大会】村田理事長の閉会挨拶(要旨)

「2050年、人類はAIに創造性を搾取される」と、イギリスの大学教授が述べています。「その時にはマインドが人類の武器になる」とのことです。

2050年に社会の中枢にいるのは、いまの小学生。いまの小学生のマインドを育成することは、重要な課題と言えます。

本日のボードゲーム「カタン」は、子どもたちのマインドを育てるのに、有効であると感じました。 

来年は「KNOWS教育研究全国大会」ではなく、「学修デザイナー協会」として全国大会を告知することになります。来年も奮ってご参加ください。

Ⅱ、【全国大会】アンケートの報告(1)

Q1 今回の全国大会で、あなたにとって最も印象に残ったのはどんなポイントでしたか?

・学修デザインの流れ、コンセプトが昨年の全国大会よりも腑に落ちたことです。

・学習者のこれからの姿を想像して、授業をデザインするという視点が印象に残りました。

・「カタン」のゲーム体験。夢中になっているうちに、自然に学びが身につく。 

Q2 ご参加を決めたポイントは何でしたか?また、ご参加の目的がありましたらお書きください。

・次世代教育のツールを、迷うことなく実践されている先生方の空気に触れるためです。

・実践者と直接会って、質問することができること。ワークショップ。

・多様な学びの手法、実践を知りたいと思い参加しました。

Q3「学修デザイナー養成講座」の説明について、ご意見・ご感想がありましたらお書きください。

・文科省が打ち出している「対話的な深い学び」とも対応してお話しされているのがわかりやすかったです。

・具体的な事例とその際の考え方(デザイン方法)を知りたい。

・デザインシートを活用して、授業を組み立てたいと思いました。

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Ⅲ「『砥石をもってくればよかったっけ』お前さん、いろんなものをもってくればよかったんだ、とかれは思う。だが、爺さん、お前は持ってこなかった。」

「冗談じゃない、いまは持ってこなかったもののことなんか考えているときじゃない。ここにあるものでできることを考えるがいい。」

ヘミングウェイ著「老人と海」(福田恆存訳)の一節から

一人っきりの海で、3日3晩かかって大魚を仕留めた爺さん(サンチャゴ)が、大魚を狙う鮫と戦っている時に、「ナイフを研ぐ石があれば」と、独白した後の文章。

アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)は、アメリカ生まれの小説家、詩人。1954年にノーベル文学賞を受賞。著書に「日はまた昇る」「武器よさらば」など。

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[KNOWSなう]第42号はいかがでしたか?

43号の発行予定は8月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 41号

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 「命に関わる危険な暑さ」という言葉が気象情報の中で何度も出てきています。同時に西日本豪雨で被災した地域の復旧が、この暑さが阻んでいる様子が伝えられています。

今まで経験したことのない大雨や暑さは、現実になっています。熱中症対策としての水分補給やエアコンの使用、そして活動時間帯など、自分の体を守ることを優先して過ごしたい夏です。

 いよいよ全国大会開催まで10日になりました。今号も第7回全国大会の実施要項を最終報として掲載します。多くの方の参加をお待ちしています。

また、7月21日に宇都宮で開催した「第1回親子読書会」についても報告します。

(全国大会の発表内容の概要は、NPO法人KNOWSのホームページに掲載してあります。)  http://knowslearning.org/

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Ⅰ第7回全国大会、テーマと提案者について(最終報)

Ⅱ第1回親子読書会(宇都宮大学)について

Ⅲ「自分の感受性くらい/自分で守れ・・・」

茨木のり子の詩の一節から

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Ⅰ第7回全国大会について(最終報)

【KNOWS教育研究会全国大会】

【テーマ】誰もが夢中になれる学びの創造

【日時】2018年(平成30年)8月5日(日) 10:00〜17:00

(レセプション 8月4日(土) 17:00~19:30)

【会場】日本教育会館 (千代田区一ツ橋2−6−2)

 http://www.jec.or.jp

【スケジュール】

 10:00〜10:45 全体会(挨拶・基調報告)

 11:00〜12:00研究協議(分科会1)

〇分科会(1-1)

「特別支援教育 × 思考ツール × ICT」

発表者 渡邊 亨(茨城県立特別支援学校教諭)

〇分科会(1-2)  

「学修デザインを意識した授業プラン」~小学校図画工作科高学年造形遊び(洗濯ばさみアート)の授業実践報告~ 

発表者 佐久間賢志(学校法人朝日学園 朝日塾小学校教諭) 

 13:00〜14:00 研究協議(分科会2)

〇分科会(2-1)  

「フューチャーマッピング的要素を導入した入学式の可能性を考える」

発表者 高倉良一(香川大学教授)

〇分科会(2-2)  

「食で変わる未来」

発表者 濱田 真里(管理栄養士) 

 14:15〜16:45 ワークショップ

実践例(カタンを使った授業について)

発表者 佐々木裕美子(公立高校教員)

NPO法人日本カタン協会のスタッフのご協力により、ボードゲーム「カタン」の体験実習を行います。

 16:45〜17:00 全体会 閉会式

【全国大会参加費】4,000円

【飲食について】

 昼食は各自でおとり下さい(会場周辺にレストラン、コンビニがあります)

【レセプション】は前日(4日・土曜日、アクションセンター)にて開催いたします

 時間:17:30~19:30

 会費:5,000円

参加申し込みは以下のURLで受け付けています。

▼第7回KNOWS全国大会(8月5日)

http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4300&semno=1

▼KNOWS全国大会レセプション(8月4日)

http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4301&semno=1

Ⅱ 第1回親子読書会の報告

第1回の親子読書会は、栃木県宇都宮の宇都宮大学で開催されました。子どもの参加者は、小学校3年生から高校1年生の17名、保護者10名と学生スタッフなど10名でした。

子どもたちは会場の前方に4人掛けのテーブルに座り、保護者や学生スタッフは後方6人掛けのテーブルに座る配置にしました。

ファシリテーターの奈良理香さんは、子どもたち一人ひとりの実態を短時間で把握して、参加者が互いにリラックスできるように会を進めていきました。

クイズやボードを使っての自己紹介やカードを使っての参加者同士の交流など、参加者は体を動かし言葉を発することで当初の緊張が徐々にほぐれていったように見えました。

そして、ファシリテーターは、一人ひとりが持ち寄った本に、「夏休みをもっと楽しくするにはどうしたらいいですか?」と、聞いてみようと投げかけました。参加者は、本の中の答えを探して集中して本と向き合っていたようです。

今までとは違った本の読み方、接し方に戸惑う方もいたようですが、イメージとは違う「読書会」や「感想文を書くために本を読む」新たな方法を体験したことは確かなようです。

最後に、子どもたち一人ひとりに「修了証」が手渡されて、読書会を終了しました。

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Ⅲ「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」

茨木のり子の詩「自分の感受性くらい」の中の最後の連から・・。(詩集「自分の感受性くらい」から)

この詩は、三行を一連とする六連からなる短い詩です。第一連は

パサパサに乾いてゆく心を

人のせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

そして第四連は、

初心消えかかるのを

暮らしのせいにするな

そもそもが ひよわな志にすぎなかった

茨木のり子は、1926年大阪生まれ。詩集に「見えない配達夫」「倚りかからずに」など。2006年に死去。

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[KNOWSなう]第41号はいかがでしたか?

42号の発行予定は8月中旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 40号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

 「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」で被災された方々にお見舞い申し上げます。ニュースでも流れているように、酷暑の中での後片付けとなっておりますが、1日も早い復旧、 復興をお祈りいたします。

 いよいよ全国大会開催までひと月に迫ってきました。
今号は第7回全国大会の分科会の発表テーマと提案者を掲載します。多くの方の参加をお待ちしています。

(発表内容の概要は、NPO法人KNOWSのホームページに掲載してあります。)  http://knowslearning.org/

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 第7回全国大会、テーマと提案者について

Ⅱ 「男が勝とうが負けようが、女は・・」
マララ・ユスフザイの替え歌から    

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Ⅰ第7回全国大会について
【KNOWS教育研究会全国大会】

【テーマ】誰もが夢中になれる学びの創造
【日時】2018年(平成30年)8月5日(日) 10:00〜17:00
(レセプション 8月4日(土) 17:00~19:30)
【会場】日本教育会館 (千代田区一ツ橋2−6−2)
 http://www.jec.or.jp

【スケジュール】
 10:00〜10:45 全体会(挨拶・基調報告)
 11:00〜12:00研究協議(分科会1)
〇分科会(1-1)
「特別支援教育 × 思考ツール × ICT」
発表者 渡邊 亨(茨城県立特別支援学校教諭)

〇分科会(1-2)  
「学修デザインを意識した授業プラン」~小学校図画工作科高学年造形遊び(洗濯ばさみアート)の授業実践報告~ 
発表者 佐久間賢志(学校法人朝日学園 朝日塾小学校教諭) 

 13:00〜14:00 研究協議(分科会2)
〇分科会(2-1)  
「フューチャーマッピング的要素を導入した入学式の可能性を考える」
発表者 高倉良一(香川大学教授)

〇分科会(2-2)  
「食で変わる未来」
発表者 濱田 真里(管理栄養士)
 
 14:15〜16:45 ワークショップ
実践例(カタンを使った授業について)
発表者 佐々木裕美子(公立高校教員)

NPO法人日本カタン協会のスタッフのご協力により、ボードゲーム「カタン」の体験実習を行います。
  
 16:45〜17:00 全体会 閉会式

【全国大会参加費】4,000円
【飲食について】
 昼食は各自でおとり下さい(会場周辺にレストラン、コンビニがあります)

【レセプション】は前日(4日・土曜日、アクションセンター)にて開催いたします
 時間:17:30~19:30
 会費:5,000円

参加申し込みは以下のURLで受け付けています。
▼第7回KNOWS全国大会(8月5日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4300&semno=1
▼KNOWS全国大会レセプション(8月4日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4301&semno=1

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Ⅱ「男が勝とうが負けようが 女は先に進んで栄誉を勝ちとる」
「わたしはマララ」の一節から
マララ・ユスフザイがパシュトゥン人が語り継いできた詩を替えて読んだ詩。

元の詩は、「男が戦いで負けそうなら 女が先に進んで栄誉を勝ちとれ」というもの。マララの暮らしていた地域や国の情勢を考え合わせると、この言葉の意味は深い。

マララ・ユスフザイは、1997年7月にパキスタンの北部山岳地帯で生まれる。15歳の時、スクールバスで下校途中にタリバンに襲われ頭部を撃たれるが、奇跡的に一命をとりとめる。2014年、史上最年少でノーベル平和賞を受賞。

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[KNOWSなう]第40号はいかがでしたか?

41号の発行予定は7月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 39号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

 「梅雨」「地震」「W杯」が6月のキーワードと言っていいかもしれません。落ち着かず、大地も気持ちも揺れ動いていたと感じているのは、私だけでしょうか?

それでも、自分にとっての日常生活の「軸」になるものを見失わないようにしたいものです。

例えば「睡眠時間の確保」や「規則正しい食事」や「いつもの運動」など、できる限り「自分の日常」を取り戻すことは、とても大事なような気がします。 

さて今号は、第7回全国大会についてと、前多理事が開催した「初級学修デザイナー養成講座」の報告を掲載します。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 第7回全国大会について

Ⅱ 「初級学修デザイナー養成講座」(6/23)の報告

Ⅲ 「草木は私の命でありました。・・・」牧野富太郎の言葉    

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Ⅰ第7回全国大会について
【KNOWS教育研究会全国大会】
テーマは「誰もが夢中になれる、学びの創造」。
Learning Is Fun!の事例報告と、ワークショップです。

今年のワークショップでは、コミュニケーション力を育てるボードゲーム「カタン」を体験します。

年に一度の、文部科学省後援「KNOWS教育研究会全国大会」に是非ご参加下さい。

【日時】2018年(平成30年)8月5日(日) 10:00〜17:00
(レセプション 8月4日(土) 17:00~19:30)
【会場】日本教育会館 (千代田区一ツ橋2−6−2)
 http://www.jec.or.jp

【テーマ】誰もが夢中になれる学びの創造
【主 催】特定非営利活動法人KNOWS
【後 援】文部科学省
特定非営利活動法人 頭脳スポーツ財団
特定非営利活動法人 日本カタン協会
【大会運営委託】 株式会社ALMACREATIONS

【スケジュール】
 10:00〜10:45 全体会(挨拶・基調報告)
 11:00〜12:00 研究協議(分科会1)
 12:00〜13:00 昼食・休憩
 13:00〜14:00 研究協議(分科会2)
 14:15〜16:45 ワークショップ
ボードゲーム「カタン」によるコミュニケーション力の育成
 16:45〜17:00 全体会 閉会式
【全国大会参加費】4,000円
【飲食について】
 昼食は各自でおとり下さい(会場周辺にレストラン、コンビニがあります)

【レセプション】は前日(4日・土曜日、アクションセンター)にて開催いたします
 時間:17:30~19:30
 会費:5,000円

参加申し込みは以下のURLで受け付けています。
▼第7回KNOWS全国大会(8月5日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4300&semno=1
▼KNOWS全国大会レセプション(8月4日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4301&semno=1

Ⅱ 「初級学修デザイナー養成講座」(6/23)の報告

6月23日(土)に東京渋谷区において、前多理事を講師として、4回目となる「初級学修デザイナー養成講座」が開催されました。参加者は、8名で小・中・高校の教諭、大学教授、そして退職校長などでした。

今回は、1.オープニング2.学修デザインについて3.模擬授業4.模擬授業を解体しよう5.自分で授業をデザインしてみよう という流れに沿って展開されました。

最初に「誰もが夢中になれる学びの場づくり」を掲げる学修デザインについて、「①学習の流れ」「②環境」「③ファシリテーションの方法」をデザインすることにより、「一人一人の学びに向かう力を育てる」ことを確認しました。

模擬授業では、小学2年生を対象にした新出漢字の学習の一部が披露され、「考」や「教」の漢字をなぞり書きした後に、「体書き」をするときには、「右はらい」や「左はらい」では、腕を大きく振り、「はね」ではジャンプをするなど体を使って学ぶことができました。

そして、参加者一人ひとりが「学修デザインシート」を使って、授業をデザインしペアになった方と授業内容をシェア
して、意見交換をしました。

 前回の青森での講座でも意見がありましたが、「サイクルの用語」や「デザインシート」の用語の配列などについて、多くの時間を割き、参加者が意見を述べ合いました。また、シートに貼る「活動内容」なども書きやすいような手立てが必要だとの意見も出ました。

 講座を繰り返すことにより、課題や問題点を明確にして、少しずつ改善していき、「学修デザイナー養成」のためのテキストをなるべく早く作成することを確認して終了しました。

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Ⅲ「草木は私の命でありました。草木があって私が生き、私があって草木も世に知られたものが少なくないのです。・・・」
牧野富太郎著「牧野富太郎自叙伝」の一節

著者は、幼少の頃から植物が好きで、独自に採集、研究を進める。小学校中退であり、「学歴を持たず、権威を理解しない」一介書生人である著者は、当時の帝国大学教授、矢田部良吉に植物学教室の出入りを許されて研究に没頭するが・・・。

後年、著者が「相変わらず盛んにわが研究の結果を発表して」いると、はじめは親切にしてくれていた教授らの「圧迫」に合うが・・・。世の中は、捨てたものではない。彼の業績を見て手を差し伸べてくれる人も出てくる。

「私は大学へ入らず民間にあって大学教授として恥ずかしくない仕事をしたかった。大学へ入ったものだから、学位を押しつけられたりして、すっかり平凡になってしまったことを残念に思っている。」と述懐している。

牧野富太郎は、1862年高知県生まれ。独学で植物学に取組み、植物分類学の世界的権威になる。新種1000種、新変種1500種以上の日本植物を命名する。1957年、93歳で死去。

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[KNOWSなう]第39号はいかがでしたか?

40号の発行予定は7月中旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 38号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

 5月の初旬に沖縄が梅雨入りしてから、6月6日には近畿、東海、そして関東甲信が梅雨入りしたようです。これから北陸、東北へと梅雨空は広がっていきます。

 「雨」は、日常生活では憂うつになりがちですが、ちょっと足を止めて、傘をさしながらアジサイを見る、そんな気持ちの余裕も持ちたいです。

 植物や農業には欠かせない雨、また生活用水としての雨。「恵みの雨」と考えたら、少しは元気よく傘をさして出かけられるかもしれませんね。

さて今号は、第7回全国大会についてと、前多理事が開催した「初級学修デザイナー講座」の報告を掲載します。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 初級学修デザイナー講座(6/2)の報告

Ⅱ 第7回全国大会について

Ⅲ 「スキを深く入れろ」は、今も私の口癖になっている。     
中坊公平著「ではなく鉄として」の一節    

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Ⅰ 初級学修デザイナー講座(6/2)の報告

6月2日(土)に青森市において、3回目となる初級学修デザイン講座のβ版を開催しました。
参加人数は4名、中学校教諭、高等学校教諭、高校生とその保護者と、バランスの良いメンバー構成でした。

学修デザイン講座のβ版は、今年度中に正式リリースを予定しているKNOWSの講座をより良いものとするために、課題を洗い出し、それを改善して、さらに良いものにするために開催しています。

仙台講座(1/27)では、学修サイクルの各段階の説明が曖昧であること、模擬授業に準備物が多すぎること、マインドマップを知らない人には障壁があることが明らかになりましたが、大まかな流れとしては妥当であると承認されました。

次に開催した神戸講座(4/21)では、仙台の反省点を改善し、新たに「学修デザインシート」を提案しました。
参加者からは「やっと腹落ちした」「学修デザインシートがわかりやすい」「他人の授業を参観するときにも使える」など、高い評価を得ました。

反面、「学修サイクルの説明が相変わらずモヤっとしている」「模擬授業が長すぎた」などの声もあり、さらに改善が必要であることもわかりました。

そして今回の青森講座では、講師の前多が自分の言葉で説明できないスライドをバッサリ切り捨て、模擬授業も短時間で学修サイクルを体感できるものに切り替えました。

その結果「わかりやすい」「納得した」「部活の練習メニュー作りにも使える」などの声をいただきました。
「サイクルの用語でどうしてもしっくり来ないものがある」「学修デザインシートの記入事例をもっと見たい」などの意見や要望をいただいたので、さらに改善を進めて行きます。

Ⅱ 第7回全国大会について

【KNOWS教育研究会全国大会】
テーマは「誰もが夢中になれる、学びの創造」。
Learning Is Fun!の事例報告と、ワークショップです。

今年のワークショップでは、コミュニケーション力を育てるボードゲーム「カタン」を体験します。

年に一度の、文部科学省後援「KNOWS教育研究会全国大会」に是非ご参加下さい。

【日時】2018年(平成30年)8月5日(日) 10:00〜17:00
(レセプション 8月4日(土) 17:00~19:30)
【会場】日本教育会館 (千代田区一ツ橋2−6−2)
 http://www.jec.or.jp

【テーマ】誰もが夢中になれる学びの創造
【主 催】特定非営利活動法人KNOWS
【後 援】文部科学省
特定非営利活動法人 頭脳スポーツ財団
特定非営利活動法人 日本カタン協会
【大会運営委託】 株式会社ALMACREATIONS

【スケジュール】
 10:00〜10:45 全体会(挨拶・基調報告)
 11:00〜12:00 研究協議(分科会1)
 12:00〜13:00 昼食・休憩
 13:00〜14:00 研究協議(分科会2)
 14:15〜16:45 ワークショップ
ボードゲーム「カタン」によるコミュニケーション力の育成
 16:45〜17:00 全体会 閉会式
【全国大会参加費】4,000円
【飲食について】
 昼食は各自でおとり下さい(会場周辺にレストラン、コンビニがあります)

【レセプション】は前日(4日・土曜日、アクションセンター)にて開催いたします
 時間:17:30~19:30
 会費:5,000円

参加申し込みは以下のURLで受け付けています。
▼第7回KNOWS全国大会(8月5日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4300&semno=1
▼KNOWS全国大会レセプション(8月4日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4301&semno=1


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Ⅲ「『スキを深く入れろ』は、今も私の口癖になっている。」     
中坊公平著「ではなく鉄として」の一節

 この一節の前文は、「種イモを植えるのに、植える深さまで掘ってイモを置くか、それよりさらに深く掘ってから少し埋め戻し、その軟らかな土の上にイモを置くか。・・・しかし収穫を迎えたとき、その差は確実に現れる。」

著者は、戦後すぐに食糧確保と「体が元での仕事ができるように・・・」との父親の考えで、田畑の仕事を厳しく仕込まれる。

著者の体験から生まれたこの「口癖」は、後に弁護士となり、森永ヒ素ミルク中毒事件や豊田商事事件などに携わったときにも常に心の奥で繰り返し呟かれていたような気がする。

中坊公平は、1929年京都生まれ。前掲書は、「虚弱で、人付き合いも下手で、ボンボン育ちの劣等生であった」少年時代のエピソードから弁護士として活動したいくつかの事件を通して、教育や労働、個人と社会の関わり方などについて言及している。2013年、83歳で死去。

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[KNOWSなう]第38号はいかがでしたか?

39号の発行予定は6月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 37号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

 4月から5月にかけては、桜が散ったあと、色とりどりの花々が一斉に咲き始める季節でもあります。チューリップ、芝桜、ネモフィラ、ポピー、藤など群生して見事に咲き誇る公園や名所が各地にあります。

 チューリップやポピーなどは一輪、二輪が咲いている景色もいいですが、視界一面に鮮やかな色彩で群生している風景も、表現しがたい感動が湧いてきます。

また空や木々や人々とも見事に調和して、一幅の絵画を見るようで、楽しくなり元気が出ます。

さて今号は、第7回全国大会について(第6報)と、5月19日に行われた朝日塾小学校での実践発表会の報告を掲載しました。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 第7回全国大会について(第6報)

Ⅱ 朝日塾小学校での実践発表会(5/19)の報告

Ⅲ 「・・・三十点ぐらいで一年間を棒に振るわけにいかない・・」
星野道夫著「表現者」からの一節    

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Ⅰ第7回全国大会について(第6報)

【KNOWS教育研究会全国大会】
テーマは「誰もが夢中になれる、学びの創造」。
Learning Is Fun!の事例報告と、ワークショップです。

今年のワークショップでは、コミュニケーション力を育てるボードゲーム「カタン」を体験します。

年に一度の、文部科学省後援「KNOWS教育研究会全国大会」に是非ご参加下さい。

【日時】2018年(平成30年)8月5日(日) 10:00〜17:00
(レセプション 8月4日(土) 17:00~19:30)
【会場】日本教育会館 (千代田区一ツ橋2−6−2)
 http://www.jec.or.jp

【テーマ】誰もが夢中になれる学びの創造
【主 催】特定非営利活動法人KNOWS
【後 援】文部科学省
特定非営利活動法人 頭脳スポーツ財団
特定非営利活動法人 日本カタン協会
【大会運営委託】 株式会社ALMACREATIONS

【スケジュール】
 10:00〜10:45 全体会(挨拶・基調報告)
 11:00〜12:00 研究協議(分科会1)
 12:00〜13:00 昼食・休憩
 13:00〜14:00 研究協議(分科会2)
 14:15〜16:45 ワークショップ
ボードゲーム「カタン」によるコミュニケーション力の育成
 16:45〜17:00 全体会 閉会式
【全国大会参加費】4,000円
【飲食について】
 昼食は各自でおとり下さい(会場周辺にレストラン、コンビニがあります)

【レセプション】は前日(4日・土曜日、アクションセンター)にて開催いたします
 時間:17:30~19:30
 会費:5,000円

参加申し込みは以下のURLで受け付けています。
▼第7回KNOWS全国大会(8月5日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4300&semno=1
▼KNOWS全国大会レセプション(8月4日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4301&semno=1

Ⅱ 朝日塾小学校での実践発表会の報告

5月19日(土)に、佐久間理事の勤務校である朝日塾小学校で、KOWS西日本大会が行われました。

会場には、現役の先生のみならず、朝日塾小学校の保護者の方や20年前の卒業生、現役の小学生、また赤ちゃんまでがいらっしゃりアットホームな雰囲気で会が始まりました。内容は、実践発表が三つでした。

一つ目は、岡山東支援学校での取り組みでした。岡山東支援学校では、生徒の製作したクッキーを岡山天満屋で販売しているのですが、その取り組みをどう段取りして、どこで生徒たちのスイッチが入ったのかという話をしてくださいました。発表者の佐宮尚宏先生のお人柄もあって、目頭の熱くなるようなお話を聞かせていただきました。

二つ目は、岡山の県北で、世代間を超えた会議のファシリテーションについてお話いただきました。年齢や価値観、背景の違う人たちが集う中で、どうファシリテーションしてきたのか、というお話でした。発表者の黒瀬大亮先生が大事にしていることを、その場でも実践されていてとても参考になるお話でした。

三つ目は、佐久間理事が図工の授業実践を学修デザインのサイクルに当てはめてお話しして下さいました。会で配られた学修デザインのシートが秀逸で、このシートがあれば授業や講座を作るときや授業を見学するときにとても役に立つと感じました。

三つの実践発表は、それぞれの発表の後に発表者と参加者の方とが感想を共有する時間が設定され、また参加者同士が意見交換をできる機会があり、とても充実した時間を過ごすことができました。

佐久間理事が、この会そのものも学修サイクルに当てはめているというお話をして下さり、すべてが腑に落ちました。   夏に行われる全国大会がとても楽しみになりました。

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Ⅲ 「・・・三十点ぐらいで一年間を棒に振るわけにいかない、とにかく入学しなくてはいけないのだ・・。」
星野道夫著「表現者」からの一節

著者は、日本の大学を卒業してから二年間プロカメラマンの助手になって写真の技術を学び、かねてから計画していたアラスカ大学野生動物管理学部を受験した。

しかし、合格には三十点ぐらい足りなかった。「事務局にかけ合いにいったが、どうしてもだめだと言われたので、その足で直接、学部長に会い」に行った時に、学部長に説明した言葉の一部です。
「学部長は話をじっと聞いてくれて、とにかく入れてくれました(笑)。」 

40年くらいも昔の話です。「公平」でない措置かもしれない。ただ、彼は行動して学部長に自分の計画と熱意を伝え、夢の一歩を歩き始めます。「一念、岩をも通す」ということわざが思い浮かびました。

星野道夫は、1952年千葉県市川市生まれ。アラスカを拠点に写真家・エッセイストとして活躍。1996年、ロシアでテレビの取材中にヒグマに襲われて死亡。享年43歳。

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[KNOWSなう]第37号はいかがでしたか?

38号の発行予定は6月中旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 36号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

ゴールデンウィークも終わりました。休日を大いに愉しんだ方、たまった疲れやストレスを発散した方、カレンダーとは関係なく相変わらず忙しく働いた方、さあ次の目標に向かって歩き始めましょう!

さて今号は、第7回全国大会について(第4報)、申し込み方法なども掲載しました。また、関西地区から「関西KNOWSでんがなぁ〜学修デザイン講座」の報告をいただきました。

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Ⅰ 第7回全国大会について(第4報)

Ⅱ「第9回関西knowsでんがなぁ〜」の報告

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Ⅰ第7回全国大会について(第4報)

【KNOWS教育研究会全国大会】では、2012年から知識創造時代の新しい学びを日々実践している方々の事例報告と、体験的なワークショップを重ねてきました。

テーマは「誰もが夢中になれる、学びの創造」。
Learning Is Fun!の事例報告と、ワークショップです。

昨年参加された方からは、
・実践的な内容がほとんどでとても役に立った
・多様なアイデアをもった方の集まりで刺激的でした
・グループワークの楽しさ、有意義さを体験できました。
などの感想をいただきました。

今年のワークショップでは、コミュニケーション力を育てるボードゲーム「カタン」を体験します。

「子供たちの未来に橋を架ける」を理念に取り組んでいるKNOWS教育研究会が提唱する21世紀の学びを、ビジネスや教育の方々が一緒に体験できるのはここだけ。

年に一度の、文部科学省後援「KNOWS教育研究会全国大会」に是非ご参加下さい。

【日時】2018年(平成30年)8月5日(日) 10:00〜17:00
(レセプション 8月4日(土) 17:00~19:30)
【会場】日本教育会館 (千代田区一ツ橋2−6−2)
 http://www.jec.or.jp

【テーマ】誰もが夢中になれる学びの創造
【主 催】特定非営利活動法人KNOWS
【後 援】文部科学省
特定非営利活動法人 頭脳スポーツ財団
特定非営利活動法人 日本カタン協会
【大会運営委託】 株式会社ALMACREATIONS

【スケジュール】
 10:00〜10:45 全体会(挨拶・基調報告)
 11:00〜12:00 研究協議(分科会1)
 12:00〜13:00 昼食・休憩
 13:00〜14:00 研究協議(分科会2)
 14:15〜16:45 ワークショップ
ボードゲーム「カタン」によるコミュニケーション力の育成
 16:45〜17:00 全体会 閉会式
【全国大会参加費】4,000円

【昼食について】
 昼食は各自でおとり下さい(会場周辺にレストラン、コンビニがあります)

【レセプション】を前日(4日・土曜日)、アクションセンターにて開催いたします
 時間:17:00~19:30
 会費:5,000円

参加申し込みは以下のURLで受け付けています。
▼第7回KNOWS全国大会(8月5日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4300&semno=1
▼KNOWS全国大会レセプション(8月4日)
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=4301&semno=1


Ⅱ「第9回関西knowsでんがなぁ〜」の報告

4月21日(土)に神戸市にて、「第9回関西knowsでんがなぁ〜」を開催しました。

今回はKNOWS理事の前多 昌顕先生による、「学修デザイン講座β版!」とワークショップ「見切れ写真講座」をしていただきました。

学習学修デザイン講座は、「アクセラメンツ」という講座設計の考え方を取り入れ、より良い学修のための授業や講座をデザインする方法を学ぶ講座です。

具体的には、①学習の流れをデザイン ②ファシリテーションの方法をデザイン ③環境をデザインする これら3つの手法を使って、講座の組み立て方を学びます。

内容は、(①オープニング・②学修デザインについて・③模擬授業(見切れ講座)・④模擬授業を解体しよう・⑤自分で授業をデザインしてみよう)です。 

講座では、前多先生の人柄と話術で終始笑いが絶えませんでした。その中でも、「なるほど~」と納得できる深い学びを得る時間になりました。

また、ワークショップの見切れ写真講座では、コアなファンの方も数名おられたので、熱気と爆笑の連続でした。

参加者からは、「今までやってきたことを当てはめて考えてみると実にしっくり。「なるほど」でした。」「若い先生に「こうすればいいよ」と話すときに大変役立ちそうです。」等のご意見をいただきました。

終了後の懇親会でも白熱した話が続き、授業の組み立てに、新しい視点や方法に気づく有意義な1日になりました。

* アクセラメンツとは、加速学習の重要な「エレメンツ(要素)」と、 その分野の権威であるポール・R・シーリィ博士の「教授力」・「講座設計力」・「アセスメント力」のこと。

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[KNOWSなう]第36号はいかがでしたか?

37号の発行予定は5月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 35号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

新年度がスタートして、ひと月が経とうとしています。新入社員・新入生も少しずつ緊張が解けて、職場や学校で充実した活動ができているでしょうか。

4月半ばに、世界遺産の富岡製糸場を見学してきました。日本の近代化を目指した政府が、1872年に設立した官営の製糸場です。

帰り道、製糸場を出た城町通りで、一輪車にベゴニアやマリーゴールドなどの鉢植えを満載して売り歩く、高校生に出会いました。学校を尋ねると「富岡実業高校です!」と元気よく答えてくれました。

高崎から列車に乗ってからも、一鉢70円のベゴニアを買えばよかったなあと呟いていました。笑顔や元気をもらったのに、私からシェアしたものはなかったと後悔しきりです。

さて今号は、佐久間理事からの実践発表会のお知らせと前号に引き続き文部科学省後援となりました第7回全国大会、特にワークショップについてお知らせします。

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Ⅰ 朝日塾小学校(岡山市北区)の実践発表会について

Ⅱ 第7回全国大会について(第3報)

Ⅲ 「小さな失敗を不用意に避けることは、・・・」
畑村洋太郎著「失敗学のすすめ」からの一節    

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Ⅰ 朝日塾小学校(岡山市北区)の実践発表会について

○実践発表1:地域住民による、人のため、より良い未来のためにと考える地域活性化
〜世代や価値観の違いを乗り越える話し合い〜    
教育コーディネーター 黒瀬 大亮

○実践発表2:特別支援学校におけるキャリア教育について   
岡山東支援学校 生徒指導主事 佐宮 尚宏

○実践発表3:学修デザインを意識した授業プランについて
~洗濯ばさみアートの授業実践報告~     
朝日塾小学校 教諭 佐久間賢志

日時:5月19日(土)13:30~17:00
場所:朝日塾小学校 4階 6年B組教室
(岡山市北区吉宗856番地)
 http://www.asahijuku.ac.jp/primary/
参加費:500円(当日集金します)
※飲みなれたお茶やお水などご持参ください。
※お問合せ:佐久間
(学校にお電話ください。℡086‐294‐5400)

Ⅱ第7回KNOWS教育研究会全国大会について(第3報)

〇ボードゲーム「カタン」について
今回は、ワークショップで行うボードゲーム「カタン」について、「ルールBOOK」から概要を紹介します。www.catan.jp

オリジナルの「カタン」はドイツで1995年に発売されて以来、250万セットの売り上げを誇る大ヒットテーブルゲームです。

時は、大航海時代。多くの冒険者・開拓者たちが大海原へと旅立っていきます。そして、肥沃な大地と豊富な資源を有するCatan島が発見され、多くの開拓者たちが上陸して覇権を争うことになります。

サイコロの出目によって資源を使い、Catan島を開拓していきます。「家」を建て、「道」を敷き、「街」を作る。そのために貿易や交渉をします。また、盗賊の来襲や様々な困難に遭遇しますが、戦略を練り他の開拓者たちと争っていきます。

このゲームを通して、コミュニケーションを豊かにし、育成することを目的にしています。

これに併せて、特定非営利活動法人日本カタン協会と、特定非営利活動法人頭脳スポーツ財団の後援となりました。

〇全国大会の日程について
日 時 平成30年8月5日(日)10時00分〜17時00分
会 場 日本教育会館
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋2−6−2
(東京メトロ半蔵門線神保町徒歩3分、東西線竹橋徒歩5分)
参加費 4000円
(前日に懇親会があります。会費5,000円程度)
後 援 文部科学省
特定非営利活動法人頭脳スポーツ財団
特定非営利活動法人日本カタン協会

内容は、学修デザイン学研究についての基調報告と学校や塾、そして社会教育からの実践による研究協議です。

申し込み方法や詳細な内容については、順次メルマガに掲載いたします。

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Ⅲ 「小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしていることだ。」
畑村洋太郎著「失敗学のすすめ」からの一節

「実際、必要な失敗をあえて経験させながら、子ども自身が学び取るようにしてはじめて、子どもの判断能力は増加するものです。」(前掲書)

著者は、身近な例として子どもたちとナイフの関係について、使わないと手を切ることはなくなるが、ナイフの危険性を理解できないまま成長すると記しています。

大手食品メーカーの食中毒事件や地下鉄の脱線衝突事故など、「大事故」に至る過程で発生していた「小さな失敗」を取り上げて考察しています。

「失敗は、成功の母」はよく知られている言葉ですが、小さな失敗は、大事故の前兆であり、成功への過程と考えると「小さな失敗」への対処が大切になってくると読み取れます。

畑村洋太郎氏は、1941年生まれ。東京大学名誉教授。失敗学の提唱者であり、2002年に「失敗学会」の設立に携わりました。

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[ KNOWS Now! ] 34号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
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東京では、桜の開花が例年より1週間以上早く、気温も高かったためか4月に入ってからは、盛りを過ぎたその花びらが川の淀みや池に花筏をつくっていました。

桜の開花は、各地域で春の到来の象徴として期待され、喜びをもたらせてくれる風物詩になっています。その華やかな色と一斉に咲き誇る樹勢は、新しいスタートに“色を添えて”くれます。

真新しい靴やスーツ・制服で街中を歩いている新入生や新入社員には、慣れないための不安や戸惑いがあります。わたしたちは、彼らの心中を思いやり温かく迎えて、共に笑顔のコミュニケーションをしたいと思います。

さて今号は、前号に引き続き文部科学省後援となりました第7回全国大会についてお知らせします。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 第7回全国大会について(第2報)

Ⅱ 「花によっては死を誇りにするものもある。・・」
岡倉天心著「茶の本」からの一節    

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Ⅰ 第7回KNOWS教育研究会全国大会について(第2報)

日 時 平成30年8月5日(日)10時00分〜17時00分
会 場 日本教育会館
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋2−6−2
(東京メトロ半蔵門線神保町徒歩3分、東西線竹橋徒歩5分)
参加費 4000円
(前日に懇親会があります。会費5,000円程度)

内容は、学修デザイン学研究についての基調報告と学校や塾、そして社会教育からの実践による研究協議です。

またワークショップでは、日本カタン協会からスタッフをお招きしてボードゲーム「カタン」の体験を指導していただき、「カタン」によるコミュニケーション力の育成についても考えたいと思います。

申し込み方法や詳細な内容については、順次メルマガに掲載いたします。

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Ⅱ「花によっては死を誇りにするものもある。日本の桜がそうで、彼らはいさぎよく風に身をまかせるのである。」
岡倉天心著「茶の本」第6章 花より

「第6章 花」の最後の文章は、(花吹雪は)「一瞬、宝石をちりばめた雲のごとく空を舞い、水晶のような流れの上で跳ね、それから、笑う波の上に浮かんで流されながら、言うようにみえる。『さらば春よ。われら永遠に旅立つ。』」

「岡倉天心『茶の本』をよむ」の著者田中仙堂は、この文章について、「散ることは終わりではなく、散ることは永遠に連なることであると花自身も知っていると主張している・・。」と書いています。

岡倉天心は、1862年に横浜で生まれ、東京美術学校校長を経て、横山大観らと日本美術院を創立。ボストン美術館東洋部長としても知られ、1913年に亡くなりました。

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[ KNOWS Now! ] 33号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
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平昌冬季パラリンピックも18日で閉幕しました。
そして23日から、選抜高校野球が始まりました。商店街を歩いていると、どこからかテレビ中継の甲子園の歓声が聞こえてきます。身の回りでは、3月に入ってから庭木や山野草の開花情報が飛び込んできています。桜前線もぐんぐん北上しています。

侘助、木蓮、あんずやアケビなどの写真が、各地に在住する山歩きの仲間から送られてきます。冬の間は、気にもとめなかった木々や野草が花を咲かせて、その存在をアピールし春の到来を伝えてくれているようです。

学校では、卒業・修了などで仲間との別れがあり、職場でも退職や転職、そして異動などで環境が変わり、ちょっと辛く慌ただしい日々が続きました。さあ年度末!新入生・新入社員を迎える準備はできたでしょうか?

さて今号は、関西KNOWSが主催する講座と、今年も文部科学省後援となりました第7回全国大会についてお知らせします。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 関西KNOWS研究会学修デザイン講座について

Ⅱ 第7回全国大会について(第1報)

Ⅲ 「“金さえあればチケットが手に入る”なんという・・・」
「談志最後の落語論」より    

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Ⅰ第9回関西KNOWS研究会でんがなぁー学修デザイン講座 

日 時 4月21日(土)13:15~17:00
場 所 兵庫勤労市民センター 2F講習室
参加費 2000円
定 員 45名
講 師 KNOWS理事 前多昌顕氏
申し込みは、4月18日(水)までに。
詳細はこちらから
https://www.facebook.com/events/1653185161417543??ti=ia

講座や授業を作る時
「どのような流れにするとわかりやすくなるかな」
「伝えたいことは盛り込めたかな」
「どんな環境だと学習効果が高まるかな」
そんな時に役立つのが「学修デザイン」です。

学修デザイン講座は「アクセラメンツ」という講座設計の考え方を取り入れ、より良い学修のための授業や講座をデザインする方法を学ぶ講座です。

講師の前多氏は、ワークショップのテーマについて、「表現技法のひとつとして見切れ写真の撮り方を楽しくワクワクして学ぶ講座を予定しています。」と話してくれました。

具体的には
1学習の流れをデザインする
2ファシリテーションの方法をデザインする
3環境をデザインする
の3つの手法を使って、講座の組み立てを学びます。

多くの方の参加をお待ちしております。

<兵庫勤労市民センターの所在地及びアクセス>
〒652-0805  神戸市兵庫区羽坂通4丁目1番1号 JR/兵庫駅北側1分 (横断歩道橋をご利用ください)
神戸高速鉄道/大開駅南へ徒歩5分 市営地下鉄/上沢駅南へ徒歩10分 市バス/4・8・9の各系統「兵庫駅前」下車

Ⅱ 第7回KNOWS教育研究会全国大会について(第1報)

日 時 平成30年8月5日(日)10時00分〜17時00分
会 場 日本教育会館
 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋2−6−2
(東京メトロ半蔵門線神保町徒歩3分、東西線竹橋徒歩5分)
後 援 文部科学省
参加費 4000円

内容は、学修デザイン学研究についての基調報告と学校や塾、そして社会教育からの実践による研究協議です。

またワークショップでは、日本カタン協会からスタッフをお招きしてボードゲーム「カタン」の体験を指導していただき、「カタン」によるコミュニケーション力の育成についても考えたいと思います。

申し込み方法や詳細な内容については、順次メルマガに掲載いたします。

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Ⅲ「“金さえあればチケットが手に入る”なんという、そんな奴に落語が判るわけがない。」
「談志最後の落語論」より

この文の前に「家元のチケットに何万円というプレミアがついた、と聞いた。“すごいですねえ”と人は言うが、冗談言っちゃあいけない。」そして「“落語なんてそんなに払って聴くもんじゃないよ。・・・」と続き、冒頭の文へとつながります。

立川談志は、人によっては好き嫌いのはっきりする芸人の一人だと思いますが、こうした物言いにも彼の“個性”は表れています。東京生まれの彼の口調は威勢がいいが、その奥には痛烈な批判魂が見え隠れしています。
          
1936年東京生まれ、1983年立川流を創設して家元になり、2011年75歳で亡くなりました。

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[KNOWSなう]第33号はいかがでしたか?

34号の発行予定は4月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 32号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
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平昌冬季大会は、オリンピックの後にはパラリンピックが開催されます。3月9日から18日までの10日間、6競技80種目が行われます。

パラリンピックは、身体障害者のスポーツの祭典です。日本選手団は38名、選手名簿には障害種別の項目があります。そこには病気や事故による「障害の状態」が記載されています。

パラリンピックでも、競技の記録や結果も楽しみですが、選手一人一人がこれまでに歩んできた「道のり」と競技に臨む「すがた」をあわせ見ると、応援に一層熱が入ると思います。

さて今号は、脳機能の理解のために「ブラインドサイト現象について」お伝えします。

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Ⅰ ブラインドサイト現象について

Ⅱ「なんのために生まれて なにをして生きるのか・・・」
「アンパンマンからの遺書」からの言葉

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Ⅰ ブラインドサイト現象が脳科学の時代を開いた

「ブラインドサイト」という言葉を聞いたことがありますか? 日本語にすると「盲視」と言います。見えないのに見える!という意味です。脳科学が無意識の存在を確認することになったのが、このブラインドサイト(盲視)という現象です。

脳梗塞の後遺症など、視覚に関する脳の損傷によって視力が全くなく、知覚的に見えていないはずなのに、障害物をよけて歩いたり、検査者が挙げた手と同じ側の手を挙げたりすることがかなりの確率でできてしまいます。さらに特殊な条件下で無くても、日常生活で起きることが証明されたそうです。

これが「見えていると意識できないのに見えている」というブラインドサイト(盲視)です。本人は見えていると意識できていないにもかかわらず、眼球運動など一部の視覚機能は損傷から回復させることができる、というわけです。

通常、眼の「網膜」で見た情報は「視床」を経由して「視覚野」に送られ、ここで初めて「見ている」として意識されるのですが、伊佐 正教授ら研究チームのこれまでの研究成果から、脳梗塞などで「視覚野」が障害を受けた場合には中脳の「上丘」を介して脳の中に無意識に情報が伝わっていくことがわかってきた、とのこと。

視覚情報は次の2つの経路を通って処理されています。
① 網膜⇒視床⇒視覚野⇒頭頂葉⇒前頭葉⇒認知する
② 網膜⇒上丘⇒頭頂葉⇒運動

普段私たちが見たものを認知するのは①の経路を通った処理ですが、例えば、目の前に虫が飛び込んで来たときに、反射的に瞼を閉じたりするときは、②の経路で処理されています。このように、②は無意識の反射・反応として行動を導きます。

科学技術研究機構のサイトに図解入りの詳しい説明があります。

https://www.jst.go.jp/pr/announce/20110316/index.html
(村田孝二)

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Ⅱ「なんのために生まれて なにをして生きるのか わからないままおわる そんなのはいやだ!」
やなせたかし著「アンパンマンからの遺書」

「アンパンマンマーチの歌」の一節です。
この歌の前半を紹介します。
「そうだうれしいんだ いきるよろこび たとえむねのきずがいたんでも なんのために生まれて なにをして生きるのか わからないままおわる そんなのはいやだ! いま生きることで あついこころもえる だから行くんだ ほほえんで」

著者は、「アンパンマンのテーマソングはぼくの作詞だが、幼児アニメーションのテーマソングとしては重い問いかけになっている。ぼくはお子様ランチや、子供だましの甘さを嫌った。」と書いています。

やなせたかしは1919年高知県生まれ。1994年に前掲書を執筆。2013年94歳で亡くなりました。

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[KNOWSなう]第32号はいかがでしたか?

33号の発行予定は3月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 31号

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平昌冬季オリンピックも終盤を迎えています。
「雪」や「氷」が身近にない地域で生活している者にとっては、スキー板やスノーボード、あるいはスケート靴などで競技をすること自体に「驚き」があります。

まして100メートル近くも跳んだり、何回も空中で回転したり、500メートルを30秒台で滑ったりする様子は、別世界で繰り広げられるパフォーマンスを観ているようです。

選手一人一人が目指している領域に、連れていってもらっているような喜びさえ感じます。メダルの有無を超えた、「人間の能力の可能性への挑戦」。その成果を見たくて、テレビにかじりついている日々です。

さて今号は、KNOWS北日本青森支部が主催した「学修をデザインする勉強会」(会場:仙台市)について前多理事から報告してもらいます。

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Ⅰ「学修をデザインする勉強会」報告

Ⅱ「物理屋になりたかったんだよ」
小柴昌俊の言葉

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Ⅰ「学修をデザインする勉強会」の報告

先日、仙台市で「学修デザイン講座(仮)」の試作版を開催しました。
学修デザイン講座とは「誰もが夢中になれる学びの場」を自分でできるようにするための講座です。
この、「誰も」には、学習者である児童、生徒、学生、受講生はもちろん、授業や講座を進める立場の教師や講師も含みます。OECDの調査によると、日本の子供達の自己肯定感は他の国々に比べて低いものになっています。

また、教員が主体的な学びを引き出すことに対しての自信が低く、疲れ切った大人の背中を学生に見せ続けたら、学生の自尊心を高めることになるでしょうか。

国は主体的、対話的で深い学びの実施と、教員の多忙化解消という、二つの相反することを、同時に学校現場に求めています。その矛盾を解消することができるのが、学修デザイン講座です。

学修デザイン講座で授業を設計することで、多様な特性を持つ学習者に対して、最適な学びの場を、効率的に作り上げることができます。

学修デザイン講座は、アメリカのポール・シーリィ博士が加速学習の原理原則に基づいたアクセラメンツをベースに作られています。

学修デザイン講座を受講して、学習サイクルの7つのステップを学び、それに合わせて授業や講座を設計することで、比較的高い確度で「誰もが夢中になれる学びの場」を作り出すことができます。

初級学修デザイン講座(仮)は3つのパートに別れています。
1つ目は、学修デザインが必要となった背景と、効果的な学習サイクルを学ぶパートです。
2つ目は、実際に学習サイクルに当てはめてデザインされた模擬授業・模擬講座を体験するパートです。
3つ目は、実際に自分の授業や講座をデザインしてみるパートです。

実は、この初級学修デザイン講座自体も、学習サイクルに当てはめてデザインされています。講座終了後の充実感を体験することにより、講座内容をより深く理解できるようになっています。

正式な提供開始は2018年末頃を目指していますが、クォリティを高めるために、各地でトライアル講座を順次開催していきます。
興味がある方は、ぜひご参加ください。

(講座開催のお知らせはメルマガでも配信します。)

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Ⅱ「物理屋になりたかったんだよ」
小柴昌俊の言葉

1926年生まれ。理学博士。2002年にノーベル物理学賞受賞。
上記の言葉は、「物理屋になりたかったんだよ―ノーベル物理学賞への軌跡―」小柴昌俊著(朝日新聞社刊)のタイトルでもある。

なぜ「物理学者」ではなく、「物理屋」なのかは本を読んでもはっきりした「こたえ」はない。ただ「理論の分野」に見切りをつけて「実験の分野」に飛び込んだことや前向きで行動力があり、「説得力」や「交渉力」などに富んだ著者の生き方はヒントになる。

著者は、「優」が二つしかない卒業成績を公開している。そして、卒業式で学生たちに言う。「・・・学校の成績がよかったとしたら、それは受動的な認識がよくできることの証明である。」

続けて、大学院に入る、また実社会に出ると「自分自身で能動的に判断して行わなければならない。」
「成績が悪かったから、能動的な、あるいは創造的な仕事ができないということにはならない・・・。」と・・・。

すべての学生たちは、この言葉に大いに勇気づけられたのではないだろうか。

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[ KNOWS Now! ] 30号

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2月4日は「立春」です。「春」という文字からは、温かさを感じると思いますが、春が始まりこれから緩やかに「春めいて」くるようです。

「寒さ」は、まだまだ続きますが、確かに「春」の気配を感じられる場面に出会えると思います。例えば植物の芽吹きや虫たちの動きなどを発見することができます。

先日、上野の国立西洋美術館に立ち寄ったら、前庭に雪が残っていましたが、梅の木には花が咲いていました。
少し歩くスピードをゆるめて、「春を探して」庭の草花や街路樹をゆっくり眺めてみませんか。

さて今号も、前号に続き村田理事長から「『学び方』を学ぶのが、21世紀の教育」の(4)を掲載します。

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Ⅰ「学び方」を学ぶのが、21世紀の教育(4)

Ⅱ「盤上で起こっているのはテクノロジーの世界。・・・」
羽生善治の言葉

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Ⅰ「学び方」を学ぶのが、21世紀の教育(4)

「深い学び」について
 平成生まれの方にはあまりピントこないかもしれませんが、20世紀から21世紀に変わるときに、千年単位で起こる変化を指して「ミレニアム」という言葉が盛んに使われました。

例えばヨーロッパの家具の色調が、二千年紀(1001年から2000年)は比較的暗い単調なものが主流だったのですが、三千年紀(2001年から3000年)は明るくカラフルなものになるだろうという予測がなされ、実際にそのような変化が起こっています。
 
教育の世界でもこのミレニアム的な変化が起こっているように見えます。親子やごく身近な関係の中で、生きるために必要な技術や知識の伝承、あるいは宗教に関する知識の伝承が主流だった教育が、二千年紀には生活の向上と、より多くの労働者の育成を目的とした教育に変化してきました。

そして三千年紀の初め、つまり現代は、一人一人にあった能力の開発に視点が移っているように見えます。1990年代後半以降が「脳科学の時代」と呼ばれるほど、目覚ましい速さで私たちの脳の研究が進められています。AI(人工知能)の進化はその1つの現れでしょう。

 20世紀までの教育は、学校という集団での学びの場が整うとともに、どんな知識を身につけるか、どのような理論を理解して使えるようになるか、といった顕在意識レベルでの教育が主流でした。

20世紀の終わり頃から、教育効果を高めるためには、膨大な情報を蓄えることができる潜在意識の働きを知り、活用しようという研究が盛んに行われています。

最近の指導要領の中でも使われるようになった「深い学び」という言葉は、教育におけるミレニアムな変化に反応した表現と言えるでしょう。

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Ⅱ「盤上で起こっているのはテクノロジーの世界。最先端を探究していきたい」
将棋永世七冠 羽生善治の言葉
(文藝春秋2018年2月号より)

羽生善治が竜王戦で勝利して、永世七冠を達成したときの会見での言葉です。

「自分の個性やアイデアを盤上で出そうと思ったら、最先端の技術を知っていなければならないという考えが根底にはあります。」

「・・・発想やアイデアというものは、フロンティアというか未開の部分で生まれる。既存の常識からは生まれないんですよ。」

羽生善治は、デビューから32年で「前人未踏」の「永世七冠」に辿り着いたと言われています。

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31号の発行予定は2月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 29号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
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1月22日に東京では4年ぶりに大雪警報が出て、交通機関がマヒして通勤通学や物流などに大きな影響が出ました。

気象情報ではある程度予測されていても、人口が密集している地域では、この降雪という「非日常」の事態にはなかなか対処対応が追いついていかないようです。

寒さはまだまだ続きそうですが、それでも屋内の水耕栽培のヒヤシンスが花を開き、江ノ島では早咲きの河津桜が咲いているとの情報も届きました。

さて今号も、前号に続き村田理事長から「『学び方』を学ぶのが、21世紀の教育」の(3)を掲載します。

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Ⅰ「学び方」を学ぶのが、21世紀の教育(3)

Ⅱ「読むことは人を豊かにし、話すことは・・・。」
フランシス・ベーコンの言葉

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Ⅰ「『学び方』を学ぶのが、21世紀の教育」(3)

〇対話的な学びについて
 「科学の進歩とコミュニケーション能力とは深い関係がある」と言われます。どんなに素晴らしい研究をしても、世に知られずに埋没してしまうと、科学の進歩には貢献できない、ということを意味しています。

そう言えば、ノーベル賞を授賞された方々は、人間的にもとても魅力的な方がほとんどであることに気づきます。かのアインシュタインも、講義が非常に分かりやすく面白いので、近所の職人さんたちまでが教室の外で話を聞いていたというエピソードがあります。
 
また、授賞に値する業績は、多くの人々によるチームワークの成果であることも分かります。KJ法を開発した川喜多二郎氏は「衆知を集める」という言葉を使っています。

変化の激しい高度情報社会を生き抜くために、すでにビジネスの世界では、対話的な思考によって「衆知を集める」技法がつぎつぎと開発されています。
 
知識創造社会と言われる、これからの時代に求められているのは、多様な意見を引き出し、アウフヘーベン(止揚)して、新たな知識を創り出す力です。対話的な学びとは、衆知の集め方を学ぶことと言っても過言ではないでしょう。

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Ⅱ「読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。」
フランシス・ベーコン

「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」(キングスレイ・ウォード著 城山三郎訳)の中に引用されていた言葉です。

同書の第二通「教育の設計」の中で若い「君」へ「成功の秘訣」として紹介されています。「話す」「書く」というアウトプットの大切さを強調しているようにも思えます。

フランシス・ベーコンは、16~17世紀のイギリスの哲学者です。多くの名言の中で「知識は力なり」という言葉は有名です。

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[KNOWSなう]第29号はいかがでしたか?

30号の発行予定は2月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 28号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

明けましておめでとうございます!

2018年、平成30年が明けました。
新しい年の初めには、「希望」や「夢」や「願い」など、一人ひとりがこれから始まる生活を思い描いていると思います。

「思い描くこと」や「強く願うこと」により、私たちの未来は変わっていきます。「粘り強く、あきらめずに」毎日の生活を充実したいものです。

年末に、東京駅前に立ち寄る機会がありました。丸の内駅前広場の工事も終わり、赤煉瓦の駅舎が冬の澄み切った空の下で、ひと際あざやかに見えました。

新しい年は、東京駅から日本各地へ出かけてみようかなどと思いました。
みなさんは、どこからスタートしますか?

さて今号は、前号に続き村田理事長から「『学び方』を学ぶのが、21世紀の教育」(2)を掲載します。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ「学び方」を学ぶのが、21世紀の教育(2)

Ⅱ「私は、二週間前に書き終えた原稿が・・・。」
V・Eフランクルの言葉

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Ⅰ「『学び方』を学ぶのが、21世紀の教育」(2)

 小学生の宿題で、同じ漢字をノート1頁に繰り返し書いたりするというのがあるようです。しかし、それだけではひたすら繰り返さないと覚えられない、身につかないという観念を植え付けてしまわないか、そちらの方が心配になってしまいます。

もう少し、記憶のメカニズムに基づく学習方法を活用した方が良いのではないかと考えてしまうのです。
 
また、「誤学習」という言葉もあります。スタートで間違ったことを身につけてしまうと、その後に身につけたことはどんどん正しさから離れていく、というものです。

間違いを積み重ねないようにするには、学び方を正しくサポートする必要があります。
 
学修が事前の予習と、事後の新たな展開につながるための主体的な活動を含むという考え方からすると、ただ繰り返すことに時間をかけるのではなく、自ら学びに向かうスキルが必要になってきます。

合理的で無理のない、やればやるだけ上達する、そして楽しい学び方を身につけることが必要なのです。
 
最近のオリンピックを目指す選手のトレーニングは、生理学や心理学の成果を駆使して無理なく最大限の効果を出す工夫がされていて、それが一般の人たちのスポーツ・トレーニングなどにも生かされてきています。

21世紀になってからは、スポーツばかりでなく「学び方」も最新の脳科学や心理学、生理学の成果を生かして、効果的に行う方法が模索されるようになってきました。
 
「脳の筋トレ」という言葉がありますが、思考ツールなどを駆使した合理的な学び方は、まさに主体的な学びのトレーニングになると考えられるようになりました。
 
「学び方を学ぶ」学修は、21世紀の教育のキーワードになってきたと言えます。

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Ⅱ 「私は、二週間前に書き終えた原稿が、二週間後の今ではもう満足できなくなっている。」
V・E・フランクル著「フランクル回想録」(春秋社)
この文章は同書の「年をとることについて」の項に書いてあります。

この文章の前に「年をとるにつれて円熟していくと自分で信じることができる限り、年をとることは何ら問題ではない。」とも書いています。

V・E・フランクルは、「夜と霧―ドイツ強制収容所の体験記録―」(みすず書房)の著者として知られています。1905年にウィーンで生まれたフランクルは、想像を絶するナチス強制収容所を生き延び、のちに独自の精神療法の創始者と言われました。

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[KNOWSなう]第28号はいかがでしたか?

29号の発行予定は1月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 27号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ 

みなさま、こんにちは!

いよいよ今年も残すところわずかになりました。
地域によって「年越し」や「大晦日」の過ごし方には、それぞれ違いはあるようです。

どの地域でも、年末年始の「供物」や「食事」は特別の意味を持っています。あらためて地域の風習や家庭の習わしなどを思い起こしてみるよい機会かもしれません。

いずれにしても「風習」や「習わし」は、身近な人の健康や長寿、家内安全や豊作・大漁祈願などを願う、先人の思いがいろいろな形となって残ったようです。

暗い悲しいニュースもありましたが、なるべく明るいニュース・出来事を思い出して、新年の一歩を踏み出したいですね。よいお年をお迎えください。

さて今号は、前多昌顕理事からの北日本青森支部から勉強会のお知らせ(再掲)と村田理事長から「『学び方』を学ぶのが、21世紀の教育」(1)を投稿していただきました。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 「学修をデザインする勉強会(仙台)」のお知らせ

Ⅱ 「学び方」を学ぶのが、21世紀の教育(1)

Ⅲ 「未知の世界を探究する人々は、地図を持たない旅行者である。」湯川秀樹著「旅人」から

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Ⅰ「学修をデザインする勉強会(仙台)」のお知らせ

KNOWS北日本青森支部からの勉強会の開催についてのお知らせです。

日時は、2018年1月27日(土)13:30~16:30
詳細は、下記のURLを参照してください。
https://peatix.com/event/322642/view

アクセラメンツという講座設計の考え方があります。
今回開催するのは、このアクセラメンツの考え方を取り入れた授業(講座)を実際に体験していただき、より良い学修の流れを学ぶための勉強会です。

多くの方の参加をお待ちしています。
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Ⅱ「学び方」を学ぶのが、21世紀の教育(1/2)

 大学や専門学校では、100分の講義を年間で4単位としているところが多いですね。高校の授業は50分で年間1単位、100分では2単位ですから、大学は2倍の単位を修得できることになります。

これは、大学や短期大学、専門学校のように高度に専門的な内容を修得するためには、事前の予習と、事後の新たな段階へ進むための復習を含めて、1単位時間の授業を2単位と認めてもよい、という規則があるからです。

ただし、実技の科目は予習・復習が無いので、1単位時間の授業はそのまま1単位です。大学で「学習」と言わずに「学修」という言葉を用いているところが多いのは、この予習、復習という主体的な学びを想定しているからです。

 「学習」は習って学ぶことで、根底にある考え方は繰り返して慣れるということです。学ぶは真似る、真似ぶという言葉から来ていると説明する人もいます。特に身体感覚が必要な習い事では、真似る、習う、学ぶというプロセスは不可欠な要素です。

 しかし、次のような例もあります。
 私が知的障害児教育の特別支援学校の教員をしていたとき、「どんな子でも繰り返し繰り返し学習すれば、必ず身につく」という持論の先生がいました。その先生は「自分は障害児も健常の子どもも、教え方の基本は同じであるということが分かった」と言って、小学校の教頭として異動し、私がクラスを引き継ぎました。

美術の時間に、その先生が「3年間かけて、毎日繰り返し繰り返し名前を漢字で書く練習をした結果、完璧に書けるようになった」A君に、名前を書くように言いました。画用紙に描いた絵の下の余白に、得意の名前を書くように指示したのです。

すると、A君はブルブルと手を震わせ、間もなく大声を出しながら教室の中を跳びはねて回りました。彼は3年かけて縦に漢字で名前を書くことを習っていたのですが、私が指示したのは、横長の余白でした。A君が学んだのは名前という文字の組合せではなく、全体でひとつの模様だったのです。

彼に横書きの名前が書けるようにするには、また3年間必要になったことでしょう。私は限られた時間の中で、他の生活自立に必要なことを教えることにしました。

30年以上も前のかなり極端な例ですが、事実です。ひたすら繰り返せばそのうちどうにかなる、という神話がまだ教育の現場に残っていないことを願うばかりです。(続きは次号で)

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Ⅲ 「未知の世界を探究する人々は、地図を持たない旅行者である。」湯川秀樹著「旅人―ある物理学者の回想―」(角川文庫)

この文のあとに「地図は、探究の結果として、できるのである。」と、書いています。

湯川秀樹は、1907年東京生まれ。1949年に日本人として初のノーベル物理学賞を受賞しました。

未知の分野に挑んだ研究者の言葉は、今もさまざまな分野で挑戦している人々の背中を押してくれているかのようです。

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[KNOWSなう]第27号はいかがでしたか?

28号の発行予定は1月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 26号

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みなさま、こんにちは!

いよいよ師走に入りました。一年を締めくくるまとめの時期になりました。

先日、鎌倉を散策していたら、民家の柿の高い枝に一つだけ実が残してありました。「木守柿」です。柿を収穫するときに来年もよく実がなるようにと、枝に一つ二つ実を残す風習があります。

青空の下に、一つだけ残した柿の実を見てうれしくなりました。スズメが来て、その実を突いていました。

身も心も急かされる年末ですが、フッと立ち止まって空を見たり山を見たり、そんな短い時間も大切にしたいですね。

さて今号は、佐久間賢志理事からの第68回造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会(岡山大会)の報告と、前多昌顕理事からの北日本青森支部から勉強会のお知らせです。

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Ⅰ 第68回造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会の報告とお礼

Ⅱ 「学修をデザインする勉強会(仙台)」のお知らせ

Ⅲ 「家で花を見た記憶もない。花は邪魔になるし・・・」
ジュール・ヴァレス著「子ども」からの一節

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Ⅰ 研究会報告

11月13日に行われた第68回造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会が無事に終了しました。
遠くからKNOWSゆかりの先生が、公開授業に足を運んでくださいました。ありがとうございました。

当日は、校内(踊り場や階段)に制作した洗濯ばさみアートのプレゼンを洗濯ばさみアーチストに聞いてもらい、アドバイスをうけるという内容の授業でした。

ITCとアナログを駆使して、パソコン室と現場を中継するというチャレンジもしました。

おかげさまで、授業も、そのあとの研究協議もうまくいきました。アクセラメンツをベースに授業を組み立てたのですが、授業者が一番勉強になったなぁという大会でした。

足を運んでくださった方、応援してくださった方ありがとうございました。
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Ⅱ「学修をデザインする勉強会(仙台)」のお知らせ

KNOWS北日本青森支部からの勉強会の開催についてのお知らせです。

日時は、2018年1月27日(土)13:30~16:30
詳細は、下記のURLを参照してください。
https://peatix.com/event/322642/view

アクセラメンツという講座設計の考え方があります。
今回開催するのは、このアクセラメンツの考え方を取り入れた授業(講座)を実際に体験していただき、より良い学修の流れを学ぶための勉強会です。

多くの方の参加をお待ちしています。

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Ⅲ 「家で花を見た記憶もない。花は邪魔になるし二日も経てば臭くなる、と母は言う。」

この文は、ジュール・ヴァレス著「子ども」(岩波文庫)からの一節です。ヴァレスは、1832年にフランスで生まれた小説家です。

「母はぼくに教育を受けさせて、自分のような田舎者にはさせまいと思っているのだ!母は息子のジャックが紳士になることを望んでいる。」
教育熱心の母親でもあるようですが・・・。

それでも、主人公のぼく(ジャック)は「さまざまな試練のなかで希望と挫折を繰り返しながら・・・大人への道を」(訳者解説から)歩んでいきます。

この本の冒頭には、「学校で死ぬほどいやな思いをしたり、家で泣かされたりしたすべての者たちに、子どものころ、教師にいじめられたり、親に殴られたりしたすべての者たちに、私はこの本を捧げる。」と書いてあります。

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[KNOWSなう]第26号はいかがでしたか?

27号の発行予定は12月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 25号

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みなさま、こんにちは!

今年も残すところ一ヶ月になりました。街に出ると、何か気ぜわしい感じがします。年賀ハガキ発売の文字やクリスマスの飾りつけの赤や緑の色彩が心を浮き立たせているのかもしれません。

気が早いとぼやくのは簡単ですが、確かに本格的な冬の寒さもクリスマスも正月もやってきます。年賀状の準備やプレゼントの品物を考えるのを億劫がらずに、楽しむ気持ちにかえたいものです。

一年を締めくくる12月になります。あれこれと仕事や家事や勉強があると思います。寒さに向かう時期でもあり、体調管理をしっかりして、年末を乗り越えていきたいです。

さて今号は、10月28日に実施した「学修デザイン」研修会の報告です。

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Ⅰ 「学修デザイン研究会」について

Ⅱ 「結局われわれは、自分の脳に入ることしか理解できない。・・・」
養老孟司著「バカの壁」からの言葉

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Ⅰ「学修デザイン研究会」について

 10月28日(土)に、渋谷のアクションセンターにおいて「KNOWS学修デザイン研究会」を開催いたしました。これまでにも全国大会などで学修デザインの考え方をご紹介してきましたが、詳細を知りたいというご意見を受けて、より具体的なイメージをお伝えすることになりました。およそ3時間で、学修デザインの定義である 1:学修の流れ 2:教師のファシリテーションの方法 3:環境 をどのようにデザインしていくかについて、 What's my color ? ; Speak and Listen ; Gallery Walk などのアクティビティ(ワーク)をとおして体験的に理解していただきました。
 参加した5名の方からのフィードバックをもとに、これから各地区でKNOWS学修デザイン研究会を開催し、皆さんとご一緒にさらに分かりやすい、楽しい、多くの気付きが得られるワークショップとなるように磨き上げていく予定です。お近くで開催されるときは、是非気軽にご参加下さい。

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Ⅱ 「結局われわれは、自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳だ。」

この言葉は、養老孟司の著書「バカの壁」のまえがきに書いてあります。「バカの壁」は、養老孟司の話を出版社の編集部の人が文章化したものです。そのため、全文が語り口調で読みやすくなっています。

 「自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。ここに壁が存在しています。これも一種の『バカの壁』です。」(前掲書)
ではどうしたら、その「壁」を打ち破ることができるのでしょうか?

井上陽水に「夢の中へ」という歌があります。その歌詞の中に「探し物はなんですか。みつけにくいものですか・・・。」というフレーズがあり、後半では「探すのをやめたとき、見つかることがよくある話で・・・」と唄っています。

「知りたい」とか「見つけたい」と、欲して意識することが「壁」を破る一つの方法かもしれません。一度意識すれば、そのことを忘れても「知りたい」「見つけたい」は無意識の領域に入ります。

そして、ひょっとした機会に「知りたかった」ことや「見つけたかった」ものを手にすることが・・。そんな経験はありませんか?

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[KNOWSなう]第25号はいかがでしたか?

26号の発行予定は12月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 24号

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みなさま、こんにちは!

「立冬」が過ぎました。二十四節気では、この日から冬に入ると記されています。地域によっては、すでに初雪が降ったところもあるようです。

20号を超える台風がこの列島に襲来し、例年より気象情報を頻繁に念入りに見ていたような気がします。

植物や果実だけでなく、すべての生き物は自然環境の中で生育し、私たちに多くの恵みをもたらせてくれます。

ただ、雨や風や気温の変化などによって、時にその「恵み」の収穫は大きく変動してしまいます。柿やリンゴや梨は?サンマやイカは?
目の前の「恵み」に感謝して、いただこうと思っています。

さて今号は、「KNOWS関東」の勉強会についてお伝えします。「香り」がテーマでした。

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Ⅰ 「KNOWS関東」の勉強会について

Ⅱ 「証明などいらない。あなたの可能性は・・・。」
ハーバード大学東アジア学部レクチャラー 北川智子のメッセージ

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Ⅰ「KNOWS関東」の勉強会について
 
10月29日にKNOWS関東の勉強会を行いました。今回のテーマはペリフェラル(周辺環境)第1弾、「香り」です。

まずアイスブレイク「What’s my aloma ?」からスタート。各参加者が今の気分に合わせてエッセンシャルオイルを選び、自分の名前と選んだオイルのイメージを話します。それを聞いたほかの参加者がその香りを嗅いで、香りから想像するその方のイメージをシェアしました。

続いて、ペリフェラルについてと脳と香りの関係についての話。五感の中で臭覚だけが唯一、大脳辺縁系に直結しています。そのためダイレクトに脳に伝わり、その時の感情や気分に作用して、そのまま記憶します。

そのことを踏まえ、実際にエッセンシャルオイルについての話をしました。そして、アロマオイルの種類やその効果について学習しました。

今回の勉強会では、学習促進とメンタルケアの観点で、基本的なシングルオイルを中心に紹介しました。学習促進としては、レモンやペパーミント、ローズマリーなどが、メンタルケアとしては、ラベンダーやフランキンセンス、サンダルウッドなどがよく用いられています。

それぞれの香りを嗅いで確認しながら学んだので、オイルの説明も感覚器を刺激して学習できたのではないでしょうか。

最後に、自分が活用するためアロマスプレーを作りました。学んだエッセンシャルオイルの知識をもとに、それぞれこれから必要な香りのスプレーを制作しました。

参加者の皆さんがとても意欲的で、振り返りでも満足度の高い勉強会となりました。

部屋中が香りに包まれ、香りに癒された勉強会。次回は、ペリフェラルや音楽などの勉強会を予定しています。興味がある方は、ぜひご参加ください。

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Ⅱ 「証明などいらない。あなたの可能性は無限大。」

上記のメッセージは、北川智子が2012年5月、ハーバード大学の卒業アルバムの冒頭に掲げた卒業生へのメッセージです。英文には、無限大「∞」の記号が記されています。

No proof needed; your possibilities are ∞.

ハーバード大学東アジア学部レクチャラー 北川智子は、1980年福岡県生まれ。著書「ハーバード白熱日本史教室」には、高校でも大学でも理系の学生だった著者が、ハーバード大学で日本史の先生になるまでのことが書かれています。

男社会の「ザ・サムライ」で語られてきた日本史は、「半分史」だと考え、Lady samuraiについて研究し、日本史を書き換えようと試みます。

「史実」も光の当て方によって隠れていた「事実」が浮かび上がり、確かに「歴史」の見方を変えることを促されます。

アクティブラーニングを取り入れた教授法を実践する著者は、意欲的に学習する学生たちとともに成長していきます。著者のエネルギッシュな言動に静かな感動を覚えました。

そして、「『やってみるか!』に年齢なし」という、今朝の新聞の見出しに目がとまりました。
 
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[KNOWSなう]第24号はいかがでしたか?

25号の発行予定は11月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 23号

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みなさま、こんにちは!

北からの紅葉の便りを楽しみにしていましたが、南から超大型の台風21号が列島を縦断していきました。各地に大きな被害をもたらしました。皆様の地域ではいかがでしたでしょうか。

また北海道では、初雪が降ったとのこと。ゆっくり秋の紅葉を楽しむ暇もなく、冬になってしまうのではと思えるような今日この頃です。

急激な気温の変化にも、こまめに衣服を調節して快適な毎日を、そして天気のよい日には戸外に出て体を動かし、リフレッシュしたいものです。

さて今号は、コミュニケーションスタイルの一つ「アサーション」について、お伝えします。

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Ⅰ 「アサーション」について

Ⅱ 「だめやなと思うた時点で、もうあかんのです。」宮大工棟梁、西岡常一のことば

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Ⅰ「アサーション」について

「アサーションの心」(平木典子著)では「アサーションは、自分の考えや気持ちを正直に伝えると同時に、相手の思いも大切にして応答しようとする相互尊重のスタイルであり・・・、」と記述されています。

また、アサーティブという語句も頻繁に使われていますが、「アサーティブ」(岩舩展子共著)には、「自分を大切にし、相手も同じように大切にすることを“アサーティブ”(Assertive)な態度と言います。」となっています。

以上の語句の意味をふまえて、「アサーションの心」(P38~P40)から具体的な会話を引用します。

帰宅時間をめぐる会話
残業で夜中に帰宅した夫に、妻が「どうしてこんなに遅いの?」と言い始めた。夫の三つの反応の可能性は、

*非主張的
①妻のいらだちを感じて、「残業でね」と言い訳する。
②「上司の命令に背けず、自分と家庭が犠牲になるしかない」と思っているので、残業は仕方がないことにしている。

*攻撃的
①「残業なんだからしかたないだろ!」と自分には責任がないかのような反論をする。
②「残業も仕事のうち。仕事をしている自分は文句を言われる筋合いはない」言わんばかりに、「仕事、仕事」と言い張る。
③「うるさいな。疲れているんだ!」と一方的に話を打ち切ろうとする。

*アサーティブ
①妻のいらだちを感じて、「毎日、残業だもんな」と共感する。
②家族を放っているつもりはないので、「自分も家族と過ごす時間がほしい」と自分の気持ちを伝える。
③その後、残業の理由もかいつまんで説明する。

「アサーションの心」では、そのあとに「妻の三通りの反応」も書かれていますが、省略します。
ある程度「アサーション」というコミュニケーションスタイルは理解していただけたでしょうか?

会社での同僚や上司・部下との会話の時や、学校での児童生徒への言葉がけにも、「アサーティブ」な態度や気持ちでコミュニケーションができたら、誤解や不平や不満が少し軽減できるのではと、考えたりしました。

〇引用文献
「アサーションの心」平木典子著(朝日新聞出版)
「アサーティブ」岩舩展子・渋谷武子著(PHP)

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Ⅱ 1908年に奈良県で生まれた西岡常一は、法隆寺金堂、薬師寺金堂、法輪寺三重塔などを、檜の巨木を使って復興を果たした最後の宮大工棟梁と言われています。

「仕事を覚えるのは義務教育やないんです。途中で自分はだめやなと思うて辞めていく人はいます。だめやなと思うた時点で、もうあかんのです。」

「その代わり辞めずに、覚えが悪くても覚えようという者にはじっくりつきあいます。だがこのときも、褒めたり、おだてたりはしません。」

職人の世界、「徒弟制度」の師匠と弟子の関係の中での師匠の言葉です。

「人間も木と同じですわ。一人一人性格が違いますし、それに応じて育て方も違うんです。刃物を研いでいるうちに自分に癖があることを知りますし、それを直さな研げんということもわかりますのや。」

西岡常一「木のいのち木のこころ(天)」聞き書き塩野米松 

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[ KNOWS Now! ] 22号

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みなさま、こんにちは!

10月に入り、天候は少し落ち着いたように感じます。急激な雲の変化に行動を早めたり、傘をさして歩かなくていい日は、少し気持ちに余裕が持てるような気もします。

「衣替え」の時期でもあります。地域によっては1ヶ月くらいズレがあるようですが、気候や気温に相応しい服装で活動できると、やはり気持ちのいいものです。

 「秋」は、人々の活動に適しており、自然の恵みなどをもたらしてくれる時期です。スポーツ・読書・芸術、食欲などいろいろな修飾語をつけて呼ばれます。季節の巡りを意識して楽しみたいものです。

今号は「学修デザイン」について、お伝えします。

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Ⅰ 学修デザイン研究会について

Ⅱ KNOWS関東地区研究会の開催について

Ⅲ 「・・・。みんな自分の狭い専門の枠ばかりに首をつっこんで・・・。」レイチェル・カーソンの言葉

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Ⅰ 学修デザイン研究会(10月28日(土))について

10月28日(土) 13:00〜16:00、アクションセンターにて 「学修デザイン研究会」を開催します。
生き生きとした授業づくりを模索している先生、ご自身のスキルをさらに向上させたいと願っている先生、実績につながる企業研修を担当されている方へ、「誰もが夢中になれる学びづくり」を体験できる学修デザイン研究会を開催します。
アクティブラーニングや主体的・対話的で深い学びについて、これまでもKNOWS全国大会などで部分的に紹介させていただいた「学習サイクル」をもとに、具体的な実践のイメージをつかめるような内容、構成になっています。
当日のアクティビティーのいくつかは、そのまま現場で活用できます。何よりも学修デザインを体験することで、日頃の実践を見直すことができます。
「学修デザイン研究会」は教育の現場をより楽しくしたいという教員やビジネスパーソンの情報交換の場として、皆様のご参加を心からお待ちしております。

日時:10月28日(土) 13:00~16:00
会場:Action Center 表参道
(ALMACREATIONS セミナールーム)
 http://www.almacreations.jp/seminar_map/map.pdf

 東京都渋谷区 神宮前 4-11-13 バルビゾン 30
参加費:3000円(当日受付にてお支払い下さいませ)
締切:10月23日(月)
お申し込みはコチラからお願いいたします。
https://form.os7.biz/f/2de761c6/

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Ⅱ KNOWS関東地区研究会の開催について
10月29日(日) 10:00〜16:00 KNOWS関東地区研究会を開催します。
場所は、アクションセンターです。

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Ⅱ 「・・・。みんな自分の狭い専門の枠ばかりに首をつっこんで全体がどうなるのか気がつかない。いやわざと考えようとしない人もいる。またいまは産業の時代だ。ともかく金をもうけることが、神聖な不文律になっている。・・・・」

少し長い文章ですが、これはアメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンが1962年に発表した著書、「沈黙の春」の中の一節です。

「沈黙の春」は、殺虫剤や除草剤などの化学薬品の乱用により、自然は破壊され人体は蝕まれると、その恐ろしさを告発した書物です。

「雑草」を根絶やしにするために、「害虫」を殺して作物を実らせるために・・。自然の摂理を制御(コントロール)するために、大量の除草剤や殺虫剤が撒かれていたことは、私たちも知っています。

50年以上前に著した彼女の著書が、増刷(新潮文庫、平成27年6月77刷)を繰り返して読み継がれていることを重く受け止めたいと思います。

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[KNOWSなう]第22号はいかがでしたか?

23号の発行予定は10月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 21号

【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
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みなさま、こんにちは!

台風18号は、日本列島を縦断して広範囲の地域に多くの被害をもたらしました。皆様の地域はいかがでしたでしょうか。

それでも確実に秋の気配が感じられる風が吹き、各地から草花や行事の便りが届いています。荒天により予定していた催しなどが中止にならないことを、心から祈っております。

関西KNOWS研究会の予定と、図工全国大会(岡山大会)のお知らせが届きましたのでお伝えします。また、引き続き全国大会で使われた用語について説明します。

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Ⅰ 関西KNOWS研究会の予定

Ⅱ 図工全国大会(岡山大会)のお知らせ

Ⅱ 用語の説明=ボードゲーム「カタン」と交渉・交渉術

Ⅲ 「この部屋にとじこもっていてはだめだ。・・・」
山田かまちの言葉

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Ⅰ 第7回 関西KNOWS研究会 ”でんがな~” やりまっせ!

今回は話題のプログラミング言語、Scratch(スクラッチ)体験会をやってみたいと思います。NotePC,MacBook,タブレットがあれば実際に触ってやれますので、少し気になっている方は、この機会に是非。

【プログラム 予定】
☆ オープニング
 開会のあいさつ
 磯西先生の「理事でっせ」
 全国大会の件

☆ミニ 事例発表(調整中)
 磯西先生(小学校教員)
 尾瀬先生(進学塾塾長)

☆Scratch(スクラッチ)事例発表+体験会
担当:KIDSPG代表 みとり せいこ先生

【日 程】
2017年10月15日(日)
13時00分~16時30分(受付 12:45)
(終了時間は若干分前後する場合があります)
終了後、希望者にて懇親会を予定(実費)

【場 所】 神戸市内の会場
【持ち物】 筆記用具、飲みなれた飲み物。(できればノートPC、MAC bookor タブレットをお持ちください。pcとタブレットで内容が異なります。)

【研究費:場所&備品など】
社会人 3,000円(税込)
リピータの方 2,000円(税込)
学生 無料
現地でお支払いください。

【申し込み方法】
イベントページにて”参加”表明(ボタンポッチ)をお願いします。
https://www.facebook.com/events/1870589366291809/?active_tab=about

【主催】
 KNOWS 理事 磯西重行
 会員 尾瀬嘉美 、林 貴昭
【協力】
 Kobe MindMap Lover

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Ⅱ 図工全国大会(岡山大会)のお知らせ

11月14日(火)、15日(水)にKNOWS理事の佐久間賢志さんが学修デザイン(アクセラメンツのデザイン)に沿った授業を、図工の全国大会で公開します。大会の申し込み締め切りは10月13日(金)です。詳しくはこちらを参照して下さい。


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Ⅲ 全国大会の発表の中で使われた用語
ボードゲーム「カタン」=無人島を複数の入植者たちが開拓していき、最も繁栄したプレイヤーが勝利するというドイツ発祥のボードゲーム。

ゲームを有利に進めるためには、対戦相手と協力して資源を獲得したり、時には陣地の獲得競争を行うこともあります。
その時に、相手との駆け引きや交渉が勝負の重要な要素になります。

「カタン」のボードゲームを通して、楽しみながら「交渉術」を学ぶ授業が大学や高校で行われています。今回の全国大会で大阪公立高校の佐々木裕美子氏が「カタン」を使った授業での取り組みを発表してくれました。

「交渉術」とは「相手と取り決めるために話し合うこと。掛け合い、談判」などをするための「スキル」と考えてよいと思います。

また1980年代にハーバード大学のロジャー・フィッシャー教授の交渉学の授業を受けた田村次朗氏が、2015年に一般社団法人「交渉学協会」を立ち上げました。

同協会では、「交渉」について「自分の利害、相手の利害、全体の利害をバランスよく尊重することによって、持続可能な信頼関係を生み出すこと。それが『交渉』の本来の目的です。」と書かれています。

交渉学協会は次のURLからアクセスできます。 https://negotiaclub.com/vision.html

ボードゲーム「カタン」については、(株)ジーピーのホームページに「初心者のための公式ビデオ」が公開されています。

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Ⅳ 「この部屋にとじこもっていてはだめだ。『この部屋にとじこもっていた歌』ができてしまう」
(「17歳のポケット」集英社文庫より)

これは、山田かまちが17歳の時にノートに書いた言葉です。

 山田かまちは、1960(昭和35)年に群馬県高崎で生まれ、中学校卒業後一浪して入った高崎高校1年の夏(1977年)に、エレキギターの練習中に感電死しました。

彼の死後、ベッドの下から絵や日記、そして18冊のノートが見つかりました。小さいときから絵や文を書くことが好きで、熱中すると止まらない少年であったようです。

「ぼくには(一日が)24時間では足りないよ」というのが口癖であった少年は、17歳で短い生涯を閉じました。

彼の死後、恩師を含めた周囲の人の尽力で、1992年に「山田かまち水彩デッサン美術館」を開館。2014年4月に、「高崎市山田かまち美術館」としてリニューアルオープンをしました。

「この部屋にとじこもっていてはだめだ。・・・」
少年の叫びを私たちは、どのように聞くのだろうか?

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[KNOWSなう]第21号はいかがでしたか?

22号の発行予定は10月上旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 20号

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みなさま、こんにちは!

9月に入り、不安定な天候も少し穏やかになり、東京でも朝夕の風に秋の気配を感じるようになりました。皆様のお住まいの地域は、いかがでしょうか。

今回は、全国大会でのアンケートから、参加を決めたポイントや目的、そしてご感想やご意見を掲載して、報告のまとめとします。

引き続き全国大会の発表の中で使われた用語について説明します。


◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 第6回全国大会のアンケート用紙から(最終回)

Ⅱ 用語の説明=多層指導モデルMIM(ミム)

Ⅲ 「おまえは ほんとに何が歌いたいんだ・・・」
矢沢永吉の言葉

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Ⅰ第6回全国大会のアンケート用紙から(最終回)

「Q2(全国大会の)ご参加を決めたポイントは何でしたか?または、ご参加の目的がありましたらお書きください。」

・昨年も参加させていただき、大変勉強になりました。継続して学校現場で行われていること、現場の先生方がどのように感じられているのかを知りたいと思い、参加させていただきました。

・マインドマップを授業に取り入れて久しくなりますが、最近の皆さんの活動はどのような方向に向かっているかと思いまして、参加しました。
・「カタン」を使って交渉力を高める話を聞きたくて参加しました。

・昨年参加し、新しい視点をいただいたため
・授業、学生指導のスキル向上
・新しい教育方法やその実践方法を知り、自分の講義に反映すること。

・友人を連れてきたかったから。久々に理事の皆さんに会いたかったから。
・全国で活躍されている先生方に会いたい。その実践を聞きたい。
・意欲的な方々にお会いすることで、様々な刺激を受けると考えたからです。

・同志とLiveで交流すること
・ここにくるとOne Step上がれるからです。
・全国の同じ志の方と会えるから

「Q7 その他、ご感想やご意見がございましたらお聞かせください。」

・楽しい一日でした。2学期に向けてのやる気がUPしました。
・温泉のようにそこにいるだけで体が温まり、リラックスしていろんなアイデアが湧いてきました♪
・楽しい!ですね。自分を解放して語り合う学び合う。この経験を生かしたいと思います。

・教育とは本当に大変だと思います。色々な気づきがありました。
・今年も多くの方と知り合うことができ、有意義な時間を過ごせました。

〇その他にいくつかのご指摘もいただきました。
・時間管理がよくなるともっとよいと思う。
・人数が減少傾向にある感じで気になりました。
・もう少し授業実践などの話が聞けるとうれしかったです。
・初めての人が入りやすい雰囲気だとよりよいと思いました。
・いかに今回参加されたメンバー以外の人を巻き込めていけるか?大きな飛躍を期待しています。

ありがとうございました。一部感謝の言葉等は省略させていただきました。3回にわたって掲載しましたアンケートについては、次回開催の参考にさせていただきます。

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Ⅱ 全国大会の発表の中で使われた用語

多層指導モデルMIM(ミム)=MIMは(Multilayer Instruction Model)の略。
通常の学級で、異なる学力層の子どものニーズに対応した指導・支援を提供していく指導法の形態です。特に、子どもが学習につまずく前やつまずきが重篤化する前に指導・支援することを目指しています。

基本的には、3層構造になっており、1stステージでは「通常学級内での効果的な指導」、2ndステージでは「通常学級内での補足的な指導」、3rdステージでは、「個に応じて特化した指導」といった構造です。

それぞれのニーズは、定期的なアセスメントの結果をもとに判断しています。MIMの指導教材は、「読みのアセスメント・指導パッケージ~つまずきのある読みを流暢な読みへ~」として用意されています。

セット内容は、「ガイドブック」「データライブラリー」「アセスメント用プリント集」「かきとりしゅう」「ことば絵カード」などです。

この文章は、国立特別支援教育総合研究所のサイトを参考にして書きました。詳しくは次のURLで検索してください。
http://forum.nise.go.jp/mim/?page_id=15

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Ⅲ 「おまえは ほんとに何が歌いたいんだ その問にオレは答えてる 十万の目の前で汗をふりしぼって答える」

これは、矢沢永吉が28歳の時に書いた激論集「成りあがり」の中の言葉です。

この本の最初のページ「読者へ」で「・・オレは、だれもがBIGになれる“道”を持っていると信じている。」と記し、
最後に自分(読者)への問いとして発し答えたのが、冒頭の言葉です。

また20年後に書いた「アー・ユー・ハッピー?」を読むと
“波瀾万丈”だが、ぶれないYAZAWAの生き方をつぶさに知ることができます。

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[KNOWSなう]第20号はいかがでしたか?

21号の発行予定は9月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 19号

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みなさま、こんにちは!

不安定な天候が続いたまま、8月も終わろうとしています。
太陽の出番が少なく、日照時間が不足して農作物などにも影響が出ているようです。

夏の縁日や花火大会、そしてレジャーの予定なども変更を余儀なくされたのではないでしょうか?あらためて穏やかな日常のありがたさを感じた夏になりました。

さて、引き続き全国大会のアンケートの一部を紹介します。また、全国大会の発表の中で使われた用語について説明します。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ 第6回全国大会の報告―その2―(アンケートから)

Ⅱ 用語の説明=「SDGs」(持続可能な開発目標)

Ⅲ 「善きことはカタツムリの速度で動く」ガンジーの言葉

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Ⅰ「Q1 今回の全国大会で、あなたにとって最も印象に残ったのはどんなポイントでしたか?

〇よみかきが苦手だと思われていた子への最新のアプローチ、ただ苦手面倒くさいではなかった。

〇学習の中で安心・安全な場づくりが大切であること、学習のメカニズムについての話が印象的でした。

〇学習障害についての細かい特徴やそれに対する対策が、様々な視点で語られていたことです。

〇原田先生の多層指導モデルのお話が参考になりました。現在、悩み中のことだったので。

〇多様なアイデアを持った方の集まりで刺激的でした。

〇Speak、Listen、認め合うという“安全の場”、サイレントマジョリティ、“読みの力”など多くありました。

〇その他、SDGsワークやカタンの交渉学、参加型授業、多様なアイデアなどが印象に残ったとの記述もありました。

Q5 KNOWSワークショップ「SDGsを考える」について、ご感想をお書きください。

〇楽しくワークショップに参加できました。マインドマッププラス付箋を使う方法使わせて頂きます。

〇フーチャーマッピングも活用してみたらどうなるだろう?

〇まるで「KNOWS学園」でした!壮大な目標で、とてもよかったです。

〇めまぐるしい時間でしたが、有意義な時間でした。具体的(実際)の進め方を体験的に学べてよかったです。

〇皆でわいわいがやがやとやるワーク、これが学びの大切さだと改めて思いました。KNOWSらしいワークでした。

〇答えのないことを考えることは楽しかったです。時間をもっととった方がよかったです。

〇内容はよかったが、テーマが大きすぎて、時間が少ないように感じた。学修デザインとの関係も紹介いただければよかった。

〇その他にも「時間が足りなかった」「もう少しじっくりと、取り組んでみたい」などの記載がありました。また「むずかしいワークだった」「プランの変更が多すぎます。」などのご指摘もありました。

忌憚のないご意見・ご指摘を多数いただきました。今後に生かしたいと思っております。ありがとうございました。

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Ⅱ 全国大会の発表の中で使われた用語

SDGs(エスディージーズ)=Sustainable Development Goalsの略称で、「持続可能な開発目標」と訳されています。地球環境と人々の暮らしを持続的なものとするため、すべての国連加盟国が2030年までに取り組む17分野の目標のことです。

2015年国際連合の「国連持続可能な開発サミット」で採択され、地球の未来を切り開く「鍵」として注目されています。

17の分野には、貧困や飢餓をなくすことに加え、雇用環境、生産と消費の見直し、資源保護なども入れられ、グローバルなパートナーシップと協力に向けた強い決意による実現を目指しています。その中のいくつかをご紹介します。

目標1:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ。
目標2:飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を促進する。

目標4:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。
目標10:国内及び国家間の不平等を是正する。

目標13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る。
など17の目標に、169のターゲットが付記されています。 

詳しくは、国連広報センターのWebページをご覧ください。
http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/15775/

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Ⅲ 「善きことはカタツムリの速度で動く。」

これは、「インド独立の父」といわれるガンジーの言葉です。

ガンジーの生涯を繙(ひもと)くと、まさに「逆境との闘い」です。しかし、彼は「束縛」や「悲しみ」や「涙」の中でも強い意志を貫き通します。

「善きこと」もそれが人々や社会に「根づく」には、カタツムリの歩みの速度であるといっているのだと思います。

「根づく」ための行為や活動を丁寧に進めていくことが大事であるのかと、あらためて気づかされました。

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[KNOWSなう]第19号はいかがでしたか?

20号の発行予定は9月上旬となります。

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みなさま、こんにちは!
台風がいつまでも日本列島近辺に居座って、豪雨や強風で大きな被害が出ている地域があります。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

暑さも尋常ではなく、この細長い列島の各地は異常気象に晒され、日常生活が脅かされています。物心両面の備えを怠らず8月を乗り越えたいものです。

第6回の全国大会も無事終了しました。今回は分科会発表に対するアンケートから大会の様子をお伝えします。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━

Ⅰ 第6回全国大会の報告

Ⅱ KNOWS広報誌第6号の発行

Ⅲ 「いまやらねばいつできる・・・」平櫛田中の言葉

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Ⅰ分科会の発表と参加者の声(アンケートから)

①「マインドマップを全国の学校で伝え続けて感じる次世代の教育手法普及について」                       
発表者 内山雅人氏・・・「マイノリティ、マジョリティの考え方がすごく腑に落ちました。」

②「読みのアセスメントと読書時の視覚移動の特徴」~多層指導モデルMINの活用とLD児の指導法について~        
発表者 村山慎二郎氏・・・「どこでつまずいているのか、計測できることはすばらしいと思いました。」

③「会社を辞めないキャリア教育~フューチャーマッピングによる新人研修の事例~」発表者=増野裕明氏・・・「自己肯定感を確かめて、すてきな社会人にしていく道すじが見えました。」

④「ええやんゲームボード『カタン』から始める交渉学」
発表者=佐々木裕美子氏・・・「ボードゲームを用いて、児童のコミュニケーション能力向上というのが面白かったです。遊びながら学べるというのがいいと思いました。」

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Ⅱ KNOWS広報誌第6号について

スペシャルインタビューは、香川大学教育学部教授の高倉良一先生です。

先生の教育方針は、「いかに学び、どう生きるか」ということを常に考えながら、人間が人間らしく生きることができる
社会を構築しようと志す学生を育てたい、ということです。

そのために使えるものは何でも使おうと考えているそうです。
マインドマップ、フーチャーマッピング、KJ法など。幼少期からの生い立ちなども披露してくださいました。

KNOWS研究論文(学修デザイン学研究)のページが新設されました。今回は「小学校教員志望学生におけるマインドマップの導入効果に関する研究―「理科教育法」における実践事例より―」が掲載されています。

執筆は鹿江宏明比治山大学現代文化学部教授と村田孝二NPO法人KNOWS理事長です。

「学修デザイン学研究」執筆要項も掲載されています。日々の授業実践を題材とした研究論文を募集しています。詳細は事務局までお問い合わせください。

また、昨年の第5回全国大会で注目された4名の方の研究レポートも掲載されています。
第6号広報誌のPDFは、NPO法人KNOWSのホームページから見ることができます。(HOME/活動内容/広報誌)

http://knowslearning.org/activities/public_relations_magazines/

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Ⅲ 「いまやらねばいつできる。わしがやらねばだれがやる。」

これは、岡山県出身の彫刻家・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の言葉です。

この言葉の前に、「人間いたずらに多事、人生いたずらに年をとる、」とあり、多忙の中で時間だけが足早に過ぎていくことを実感しているのがわかります。

そうした現状を意識しつつ、自分自身の使命感・責任感を鼓舞して、仕事に没入したのではないかと想像できます。そんな彫刻家の作品を見たときに、鬼気迫るものを感じました。

「いまやらねば・・・、わしがやらねば・・・」
物事を先送りにし、誰かに頼ろうとしている自分自身への言葉と受け止めると、反省と同時に少し力が湧いてきませんか?

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[KNOWSなう]第18号はいかがでしたか?

19号の発行予定は8月下旬となります。

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[ KNOWS Now! ] 17号

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みなさま、こんにちは!
集中豪雨による甚大な被害が各地で出ました。お住まいの地域はいかがでしょうか。あらためて自然の脅威を知らされました。被害に遭われた地域の一日も早い復旧を願っております。

さて第6回KNOWS教育研究会全国大会も迫ってきました。16号に続き開催案内と申し込み方法をお知らせします。

それと15号で予告した「関西KNOWS」の活動報告をお届けします。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━

Ⅰ 引き続き第6回全国大会の参加申し込み方法

Ⅱ 全国大会分科会のテーマと発表者

Ⅲ 関西KNOWSの活動報告

Ⅳ ヘンリー・D・ソローの言葉
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Ⅰ 第6回KNOWS教育研究会全国大会を8月5日(土)に開催します。大会日程等については、下記のホームページで見ることができます。

http://knowslearning.org/activities/全国大会/第6回-knows教育研究会全国大会(文部科学省後援)/

参加申し込み方法について、ご連絡いたします。申込期日(7月31日)が迫っています。

〇一般参加で懇親会に参加しない方は、参加費は5500円(大会参加費4000円、昼食代1500円)になります。下記のURLでお申し込みください。

★一般・懇親会なし
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=3753&semno=1

〇一般参加で懇親会に参加する方は、参加費は11500円(大会参加費4000円、昼食代1500円、懇親会費6000円)になります。下記のURLでお申し込みください。
★一般・懇親会付き
http://www.almacreations.jp/seminar/semdetail.html?mode=view&pmid=3753&semno=2

最寄り駅までのアクセスと会場周辺マップは、リンク先に表示してありますのでご覧ください。また、宿泊を希望される方は早めのご予約をおすすめいたします。

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Ⅱ 分科会のテーマと発表者

分科会1(11:00~12:30)

「マインドマップを全国の学校で伝え続けて感じる次世代の教育手法普及について」                       
発表者 内山雅人(一般社団法人学びコミュニケーション代表理事、Senior ThinkBuzan Licensed Instructor)

「読みのアセスメントと読書時の視覚移動の特徴」~多層指導モデルMINの活用とLD児の指導法について~        
発表者 村山慎二郎(筑波大学附属視覚支援学校専攻科非常勤講師、NPO視覚障害者パソコンアシストネットワーク理事など) 原田浩司(宇都宮大学教職大学院 准教授、
LD学会第26回栃木大会 大会副会長、元鹿沼市立みなみ小学校長 )

分科会2(13:30~15:00)

「会社を辞めないキャリア教育~フューチャーマッピングによる新人研修の事例~」
発表者=増野裕明(株式会社KMS代表、一般社団法人日本表現力育成協会代表理事)

「ええやんゲームボード『カタン』から始める交渉学」
発表者=佐々木裕美子(大阪公立高校教諭)

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Ⅲ 「第6回関西KNOWS研究会“でんがな~”&カタン体験会」おもしろかったで~!

5月27日の土曜日に、第6回関西KNOWS研究会“でんがな~”&カタン体験会が開催されました。“でんがな~”の活動期間はいつの間にかもう2年、開催回数も6回となりました。

今回は午前中に関連講座として、Kobe MindMap Loverによる「第11回ビジネスモデル研究会『○○の価値』を考えよう」を開催し、午後に同じ会場で行いました。

プログラムは、尾瀬さんから「すべての大人が教育の当事者である」と題して、4月のクロスリーダーズサミットでの受賞報告がありました。

次に磯西先生と尾瀬先生から、各々の小学校と進学塾での小ネタの活動報告があり、どちらも活動の道具として付箋を利用されていました。

そして、今回のメインプレゼンターである佐々木先生からは高校での「カタンで学ぶ交渉術」として、交渉学の授業やボードゲームカタンを取り入れた実践報告がありました。

その後のワークとして、関西カタンクラブさんによるカタン体験会を行いました。普段のワークショップやダイアログと違い、参加者全員が童心にかえり、時間を忘れボードゲームに熱中していました。

なお、8月の全国大会では、佐々木先生が「ええやんゲームボード『カタン』から始める交渉学」の発表をされます。
関西KNOWS研究会では、教育関係者だけでなく、一般の方々や学生さんにも役に立つ内容をモットーに企画運営しています。

第7回は秋ごろにプログラミング学習について計画しており、年末にも昨年好評であった親子マインドマップ講座を予定しています。

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Ⅳ 「大人の多くは、型にはまって生きている。だから、真の可能性に気づかない。」

これは「森の生活(ウォールデン)」を書いたアメリカの作家・思想家であるヘンリー・ディビット・ソローの言葉です。

前後の文脈は紹介しませんが、多くの大人が日々暮らす中で「型にはまった生活」をすることに慣れ、安逸な日々を過ごしていることを指摘しているようです。そうした意識が「真の可能性」の芽を摘んでいるのかもしれません。

森の生活者ソローの言葉で、私も新たな「学び」や「可能性」に挑戦する一歩を踏み出すために、背中を押してもらったような気がします。

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[KNOWSなう]第17号はいかがでしたか?

18号の発行予定は8月上旬となります。

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