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64号【ドイツで気づいたこと(3)】

 [ KNOWS Now! ] 64号【ドイツで気づいたこと(3)】

投稿日:2019年12月4日(水)
作成者:学修デザイナー協会: KNOWS Now!
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[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
誰もが夢中になれる学びをつくる
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 12月に入りましたが、中学高校では「校則」を見直す気運が高まっているようです。「校則」は中高生が学校生活を送る上での決まりであり、集団生活には不可欠なものかもしれません。
 
 ただあまりにも細かすぎたり、理不尽な規則であったりするようなら変えていく必要がありそうです。「誰もが夢中になれる学びをつくる」ことを目指している私たちも「校則」の問題は注視していこうと思っています。楽しい「学び」は、居心地のよい学校の中でこそ体験できると信じています。
 
11月30日に「授業リデザイン講座(学修デザインシート活用講座)」が、表参道のアクションセンターで行われました。参加者は小学校や大学の教員を含めた6名で、「学修デザインシート」を使って授業をリデザインすることに挑戦しました。後半はITC教育に関連して、Flip Grid という最新のビデオメッセージアプリの紹介があり、それを活用した授業づくりをする方もいました。3時間の講座が短く感じた、これからも学修デザインシートを使ってみたい、などの感想をいただきました。
さて今号は、村田理事長の「ドイツで気づいたこと(3)」を掲載します。


 ━━━━ 目 次 ━━━━
1「ドイツで気づいたこと(3)」

2「『みんな』という言葉にまどわされてはならない。『みんな』はどこにも存在しないし、『みんな』は決して何もしてくれない。」

ヘンリー・D・ソロー著「孤独の愉しみ方」から

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1ドイツで気づいたこと(3) ~トイレ~

「ドイツでは50セントコインをいつも用意しておくように」
ドイツへ行くための事前研修会でアドバイスがありました。トイレが有料のところがあって、大体は50セントが必要になるというのです。

駅や公園などのいわゆる公衆トイレは無料ですが、デパートやレストランの中のトイレは50セントが必要でした。多くはトイレの入り口のところにお皿が置いてあって、トイレの番人みたいな人がいます。特に50セントコインでなければならないということではありません。10セントや5セントのコインを集めて50セントでも構いません。

ドイツに着いて3日目にハンバーガーショップで食事をとりトイレに入ろうとしたところ、案の定お皿が置いてありました。誰もいないのでそのまま用を足し出てきたところで、大声で何か話しているアラブ系とみられる男性がいて、50セントをお皿に入れたら静かになりました。
私の勝手な推測ですが、どうやらトイレをきれいに維持したりするための費用(人件費も含めて)として、50セントを徴収しているのかもしれません。それはそれでお国柄と割り切ってしまうしかありません。

同行した学生の一人が、友だちが飲み終えたペットボトルをもらっていました。ドイツではエコ対策として、ペットボトルを店に持ち込むと25セントで回収してくれます。2本あればトイレ代になります。なるほど、名案ですね。

自分のサイフの中の50セントコインが少なくなってきたので、買い物をしたついでに2ユーロ硬貨を50セント硬貨4枚と交換してもらいました。ドイツ語ができない私は、iPhoneのGoogle翻訳アプリを使ってそれを店の人に見せたら、オーケーと。

自動翻訳アプリの威力を感じました。

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2 「『みんな』という言葉にまどわされてはならない。『みんな』はどこにも存在しないし、『みんな』は決して何もしてくれない」
ヘンリー・D・ソロー著「孤独の愉しみ方」から
 
ソローが新しい服をあつらえようと、「いつもの仕立屋に頼むと、彼女はおごそかに、『最近はみなさん、そんな風にはされませんよ』とのたまう」と書いている。
 
 子どもが親にスマホをねだるときには、「クラスのみんなが持っているよ」と言い、スカート丈を短くしたり髪を染めるときは、「みんながやっているよ」と言う。子どもは、「みんな」を味方につけると願いが叶う可能性が高いことを知っている。
 
それは、「同調圧力」という言葉にも通じるのかもしれない。どこかに見えない「みんな」が隠れている。あらためて「みんな」をよく見極める必要がある。
 
ヘンリー・D・ソロー氏は、1817年にアメリカで生まれる。作家、博物学者、代表作に「ウォールデン 森の生活者」がある。1862年死去。

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