2017年9月の記事一覧
[ KNOWS Now! ] 21号
【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ
みなさま、こんにちは!
台風18号は、日本列島を縦断して広範囲の地域に多くの被害をもたらしました。皆様の地域はいかがでしたでしょうか。
それでも確実に秋の気配が感じられる風が吹き、各地から草花や行事の便りが届いています。荒天により予定していた催しなどが中止にならないことを、心から祈っております。
関西KNOWS研究会の予定と、図工全国大会(岡山大会)のお知らせが届きましたのでお伝えします。また、引き続き全国大会で使われた用語について説明します。
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Ⅰ 関西KNOWS研究会の予定
Ⅱ 図工全国大会(岡山大会)のお知らせ
Ⅱ 用語の説明=ボードゲーム「カタン」と交渉・交渉術
Ⅲ 「この部屋にとじこもっていてはだめだ。・・・」
山田かまちの言葉
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Ⅰ 第7回 関西KNOWS研究会 ”でんがな~” やりまっせ!
今回は話題のプログラミング言語、Scratch(スクラッチ)体験会をやってみたいと思います。NotePC,MacBook,タブレットがあれば実際に触ってやれますので、少し気になっている方は、この機会に是非。
【プログラム 予定】
☆ オープニング
開会のあいさつ
磯西先生の「理事でっせ」
全国大会の件
☆ミニ 事例発表(調整中)
磯西先生(小学校教員)
尾瀬先生(進学塾塾長)
☆Scratch(スクラッチ)事例発表+体験会
担当:KIDSPG代表 みとり せいこ先生
【日 程】
2017年10月15日(日)
13時00分~16時30分(受付 12:45)
(終了時間は若干分前後する場合があります)
終了後、希望者にて懇親会を予定(実費)
【場 所】 神戸市内の会場
【持ち物】 筆記用具、飲みなれた飲み物。(できればノートPC、MAC bookor タブレットをお持ちください。pcとタブレットで内容が異なります。)
【研究費:場所&備品など】
社会人 3,000円(税込)
リピータの方 2,000円(税込)
学生 無料
現地でお支払いください。
【申し込み方法】
イベントページにて”参加”表明(ボタンポッチ)をお願いします。
https://www.facebook.com/events/1870589366291809/?active_tab=about
【主催】
KNOWS 理事 磯西重行
会員 尾瀬嘉美 、林 貴昭
【協力】
Kobe MindMap Lover
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Ⅱ 図工全国大会(岡山大会)のお知らせ
11月14日(火)、15日(水)にKNOWS理事の佐久間賢志さんが学修デザイン(アクセラメンツのデザイン)に沿った授業を、図工の全国大会で公開します。大会の申し込み締め切りは10月13日(金)です。詳しくはこちらを参照して下さい。
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Ⅲ 全国大会の発表の中で使われた用語
ボードゲーム「カタン」=無人島を複数の入植者たちが開拓していき、最も繁栄したプレイヤーが勝利するというドイツ発祥のボードゲーム。
ゲームを有利に進めるためには、対戦相手と協力して資源を獲得したり、時には陣地の獲得競争を行うこともあります。
その時に、相手との駆け引きや交渉が勝負の重要な要素になります。
「カタン」のボードゲームを通して、楽しみながら「交渉術」を学ぶ授業が大学や高校で行われています。今回の全国大会で大阪公立高校の佐々木裕美子氏が「カタン」を使った授業での取り組みを発表してくれました。
「交渉術」とは「相手と取り決めるために話し合うこと。掛け合い、談判」などをするための「スキル」と考えてよいと思います。
また1980年代にハーバード大学のロジャー・フィッシャー教授の交渉学の授業を受けた田村次朗氏が、2015年に一般社団法人「交渉学協会」を立ち上げました。
同協会では、「交渉」について「自分の利害、相手の利害、全体の利害をバランスよく尊重することによって、持続可能な信頼関係を生み出すこと。それが『交渉』の本来の目的です。」と書かれています。
交渉学協会は次のURLからアクセスできます。 https://negotiaclub.com/vision.html
ボードゲーム「カタン」については、(株)ジーピーのホームページに「初心者のための公式ビデオ」が公開されています。
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Ⅳ 「この部屋にとじこもっていてはだめだ。『この部屋にとじこもっていた歌』ができてしまう」
(「17歳のポケット」集英社文庫より)
これは、山田かまちが17歳の時にノートに書いた言葉です。
山田かまちは、1960(昭和35)年に群馬県高崎で生まれ、中学校卒業後一浪して入った高崎高校1年の夏(1977年)に、エレキギターの練習中に感電死しました。
彼の死後、ベッドの下から絵や日記、そして18冊のノートが見つかりました。小さいときから絵や文を書くことが好きで、熱中すると止まらない少年であったようです。
「ぼくには(一日が)24時間では足りないよ」というのが口癖であった少年は、17歳で短い生涯を閉じました。
彼の死後、恩師を含めた周囲の人の尽力で、1992年に「山田かまち水彩デッサン美術館」を開館。2014年4月に、「高崎市山田かまち美術館」としてリニューアルオープンをしました。
「この部屋にとじこもっていてはだめだ。・・・」
少年の叫びを私たちは、どのように聞くのだろうか?
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[KNOWSなう]第21号はいかがでしたか?
22号の発行予定は10月上旬となります。
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[ KNOWS Now! ] 20号
【 KNOWS なう~ KNOWS の中には今 (NOW) がある~】
特定非営利法人 KNOWS の子供たちの未来に橋を架けるメルマガ
みなさま、こんにちは!
9月に入り、不安定な天候も少し穏やかになり、東京でも朝夕の風に秋の気配を感じるようになりました。皆様のお住まいの地域は、いかがでしょうか。
今回は、全国大会でのアンケートから、参加を決めたポイントや目的、そしてご感想やご意見を掲載して、報告のまとめとします。
引き続き全国大会の発表の中で使われた用語について説明します。
◆◆◆◆目 次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆
Ⅰ 第6回全国大会のアンケート用紙から(最終回)
Ⅱ 用語の説明=多層指導モデルMIM(ミム)
Ⅲ 「おまえは ほんとに何が歌いたいんだ・・・」
矢沢永吉の言葉
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Ⅰ第6回全国大会のアンケート用紙から(最終回)
「Q2(全国大会の)ご参加を決めたポイントは何でしたか?または、ご参加の目的がありましたらお書きください。」
・昨年も参加させていただき、大変勉強になりました。継続して学校現場で行われていること、現場の先生方がどのように感じられているのかを知りたいと思い、参加させていただきました。
・マインドマップを授業に取り入れて久しくなりますが、最近の皆さんの活動はどのような方向に向かっているかと思いまして、参加しました。
・「カタン」を使って交渉力を高める話を聞きたくて参加しました。
・昨年参加し、新しい視点をいただいたため
・授業、学生指導のスキル向上
・新しい教育方法やその実践方法を知り、自分の講義に反映すること。
・友人を連れてきたかったから。久々に理事の皆さんに会いたかったから。
・全国で活躍されている先生方に会いたい。その実践を聞きたい。
・意欲的な方々にお会いすることで、様々な刺激を受けると考えたからです。
・同志とLiveで交流すること
・ここにくるとOne Step上がれるからです。
・全国の同じ志の方と会えるから
「Q7 その他、ご感想やご意見がございましたらお聞かせください。」
・楽しい一日でした。2学期に向けてのやる気がUPしました。
・温泉のようにそこにいるだけで体が温まり、リラックスしていろんなアイデアが湧いてきました♪
・楽しい!ですね。自分を解放して語り合う学び合う。この経験を生かしたいと思います。
・教育とは本当に大変だと思います。色々な気づきがありました。
・今年も多くの方と知り合うことができ、有意義な時間を過ごせました。
〇その他にいくつかのご指摘もいただきました。
・時間管理がよくなるともっとよいと思う。
・人数が減少傾向にある感じで気になりました。
・もう少し授業実践などの話が聞けるとうれしかったです。
・初めての人が入りやすい雰囲気だとよりよいと思いました。
・いかに今回参加されたメンバー以外の人を巻き込めていけるか?大きな飛躍を期待しています。
ありがとうございました。一部感謝の言葉等は省略させていただきました。3回にわたって掲載しましたアンケートについては、次回開催の参考にさせていただきます。
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Ⅱ 全国大会の発表の中で使われた用語
多層指導モデルMIM(ミム)=MIMは(Multilayer Instruction Model)の略。
通常の学級で、異なる学力層の子どものニーズに対応した指導・支援を提供していく指導法の形態です。特に、子どもが学習につまずく前やつまずきが重篤化する前に指導・支援することを目指しています。
基本的には、3層構造になっており、1stステージでは「通常学級内での効果的な指導」、2ndステージでは「通常学級内での補足的な指導」、3rdステージでは、「個に応じて特化した指導」といった構造です。
それぞれのニーズは、定期的なアセスメントの結果をもとに判断しています。MIMの指導教材は、「読みのアセスメント・指導パッケージ~つまずきのある読みを流暢な読みへ~」として用意されています。
セット内容は、「ガイドブック」「データライブラリー」「アセスメント用プリント集」「かきとりしゅう」「ことば絵カード」などです。
この文章は、国立特別支援教育総合研究所のサイトを参考にして書きました。詳しくは次のURLで検索してください。
http://forum.nise.go.jp/mim/?page_id=15
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Ⅲ 「おまえは ほんとに何が歌いたいんだ その問にオレは答えてる 十万の目の前で汗をふりしぼって答える」
これは、矢沢永吉が28歳の時に書いた激論集「成りあがり」の中の言葉です。
この本の最初のページ「読者へ」で「・・オレは、だれもがBIGになれる“道”を持っていると信じている。」と記し、
最後に自分(読者)への問いとして発し答えたのが、冒頭の言葉です。
また20年後に書いた「アー・ユー・ハッピー?」を読むと
“波瀾万丈”だが、ぶれないYAZAWAの生き方をつぶさに知ることができます。
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[KNOWSなう]第20号はいかがでしたか?
21号の発行予定は9月下旬となります。
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