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2018年8月の記事一覧

[ KNOWS Now! ] 42号

【KNOWS なう~KNOWS の中には今(NOW) がある~】
特定非営利法人KNOWS の子供たちの未来に橋をかけるメルマガ 

 猛暑や豪雨など「異常気象」が続いています。発信されている情報を的確に把握して、対処・対策をしてこの夏を乗り切りたいものです。

8月4日の総会でNPO法人「KNOWS」をNPO法人「学修デザイナー協会」とする名称の変更が議決されました。今後、諸機関への届け出などの手続きに入ります。経緯等については、次号で報告いたします。

8月5日に、【第7回の全国大会】が日本教育会館で開催されました。参加者をはじめ、カタン協会のスタッフの方々にもご協力をいただきました。ありがとうございました。 

今号では、村田理事長の挨拶(要旨)やアンケートの結果(抜粋)を3回にわたり掲載します。

◆◆◆◆目   次━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆

Ⅰ「第7回KNOWS教育研究全国大会」村田理事長の閉会の挨拶(要旨)

Ⅱ 全国大会のアンケートから<抜粋>(1/3)

Ⅲ「ここにあるものでできることを考えるがいい。」

ヘミングウェイ著「老人と海」の一節から    ◆◆◇◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◆◆

Ⅰ【全国大会】村田理事長の閉会挨拶(要旨)

「2050年、人類はAIに創造性を搾取される」と、イギリスの大学教授が述べています。「その時にはマインドが人類の武器になる」とのことです。

2050年に社会の中枢にいるのは、いまの小学生。いまの小学生のマインドを育成することは、重要な課題と言えます。

本日のボードゲーム「カタン」は、子どもたちのマインドを育てるのに、有効であると感じました。 

来年は「KNOWS教育研究全国大会」ではなく、「学修デザイナー協会」として全国大会を告知することになります。来年も奮ってご参加ください。

Ⅱ、【全国大会】アンケートの報告(1)

Q1 今回の全国大会で、あなたにとって最も印象に残ったのはどんなポイントでしたか?

・学修デザインの流れ、コンセプトが昨年の全国大会よりも腑に落ちたことです。

・学習者のこれからの姿を想像して、授業をデザインするという視点が印象に残りました。

・「カタン」のゲーム体験。夢中になっているうちに、自然に学びが身につく。 

Q2 ご参加を決めたポイントは何でしたか?また、ご参加の目的がありましたらお書きください。

・次世代教育のツールを、迷うことなく実践されている先生方の空気に触れるためです。

・実践者と直接会って、質問することができること。ワークショップ。

・多様な学びの手法、実践を知りたいと思い参加しました。

Q3「学修デザイナー養成講座」の説明について、ご意見・ご感想がありましたらお書きください。

・文科省が打ち出している「対話的な深い学び」とも対応してお話しされているのがわかりやすかったです。

・具体的な事例とその際の考え方(デザイン方法)を知りたい。

・デザインシートを活用して、授業を組み立てたいと思いました。

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Ⅲ「『砥石をもってくればよかったっけ』お前さん、いろんなものをもってくればよかったんだ、とかれは思う。だが、爺さん、お前は持ってこなかった。」

「冗談じゃない、いまは持ってこなかったもののことなんか考えているときじゃない。ここにあるものでできることを考えるがいい。」

ヘミングウェイ著「老人と海」(福田恆存訳)の一節から

一人っきりの海で、3日3晩かかって大魚を仕留めた爺さん(サンチャゴ)が、大魚を狙う鮫と戦っている時に、「ナイフを研ぐ石があれば」と、独白した後の文章。

アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)は、アメリカ生まれの小説家、詩人。1954年にノーベル文学賞を受賞。著書に「日はまた昇る」「武器よさらば」など。

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[KNOWSなう]第42号はいかがでしたか?

43号の発行予定は8月下旬となります。

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