2020年10月の記事一覧
85号 「全国大会」アンケートから(3)
[ KNOWS Now! ]85号 「全国大会」アンケートから(3)
投稿日:2020年10月21日(水)
作成者:学修デザイナー協会
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
誰もが夢中になれる学びをつくる
「晴れた日は、外に出よう!」
閉じこもる生活が続いたので、なるべく外に出ようとしています。近所の家の庭隅に植えられた柿の木に、小さな実がたわわになっていました。珍しいものを「発見!」したような気になりました。
近くの植物園には、92品種100本余の柿の木が植えられたくだもの園があります。一昨年の台風の塩害で多くの枝葉を伐採したため、樹勢も実のなり具合も少し寂しい感じがします。そんな柿の木の枝に「わたしたちがしゅうかくしますので、とらないでください。〇〇〇養護学校」という段ボールの表示が何枚かありました。
その枝の高さは、ちょうど子どもたちの手に届くのでしょうか。晴れた日に子どもたちが元気な声を上げながら、柿の実を収穫している様子が目に浮かびました。少し元気をもらったような気がしました。
ヨーロッパでは、再びコロナウィルスの感染が拡大しているようです。気を許さずにこの見えない敵と戦い続けなければなりません。
今号も、全国大会に寄せられたアンケート(3)を掲載します。
━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のアンケートから (3)<抜粋>
Q4 研究協議(2)の平井聡一郎氏の御講演について
2 ~言の葉スクランブル~
「レスピレーター (respirator)」ってなに?
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Q4 研究協議(2)の平井聡一郎氏の御講演について感想をお願いいたします。
- 学ぶ場所の多様化、学び方の多様化→ドリルはAI、知識はオンデマンド、対面がオンラインという新たな学び方について、これからの世代には一斉一律ではなく個別な対応ができる教育が必要と感じました。自治体や教育委員会の内情なども参考になりました。
- わかりやすかったです。
- GIGA スクール構想のツボが良くわかりました! 個別最適化の学びをひろげてほしい。
- コロナをチャンスととらえてICT 化を推進する空気。ぜひ進めていきたいと思います。
- 貴重なキーワードをいろいろ伺えて、元気をいただきました。
- 日常使いのオンライン教育をハード、ソフト両面で整備していく必要性を痛感させられるお話でした。平井先生の情熱がひしひしと伝わってきて、襟を正す思いで聞かせていただきました。
- やはり一番おおきな課題が、持ち帰りと日常的な利用をどう実現するかである、ということがよくわかりました。
- 内容は大変学びになりましたが、ICT万歳的な姿勢が少し気になりました。オンライン活用の基本には、アナログでしか学べない基底の能力が必須であると私は考えておりますが、そのバランスについてのお考えを聞いてみたかったです。(「環境が整わない学校はやめなさい」という表現は大変気になりました。そういう場所こそ救わなければならないのではと思います。)
- 痛快なお話が気持ち良かったです。自分の職場にいてもらえたらなと思ってしまいました!
- 平井先生のお話は、特に心に響きました。おんぶにだっこというわけにはいきませんが、次代の子供たちのために、親という立場で参加可能ことを、これからも考えていきたいと思います。
- 率直な言葉で現状の問題と課題を挙げていただきよかったです。
- チーム作りで苦労しているので、うらやましく感じました
- ずばっと問題点を指摘していただき気持ちのよい講演でした。共に風通しと資金力不足の状況を辛く感じました。しかし、打破の道はあると信じて進みたいと思います。
- とにかく痛快の一言に尽きる。言いたいけど言えなかったことを言ってくれた。コロナの休校時のときとこれからの日常の中のICT は全然違う。そしてこれからくるインフルエンザの学級閉鎖でも対応をする必要があるし、それは、ケガや病気で入院して学校に来られない生徒に対しても同じ。できることからとにかくどんどんやっていく必要があると思った。管理職にはならないけど、管理職を裏から動かす養護教諭になる!
- これまで、ICT 化が進んでいない真相がわかった気がしました。
- GIGA スクール構想の意図がとてもよくわかりました。
- 職場で早速お話したいと思います。来年2月に自治体から情報端末が一人一台貸与されます。その大前提となる考え方を理解するのに役立ちました。
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2 ~言の葉スクランブル~
「レスピレーター (respirator)」ってなに?
「人工呼吸器」と言えば、聞いたことのある言葉だと思います。新型コロナに感染した患者の治療のためにレスピレーターやエクモ( ECMO)が使われました。特にECMOは、医療関係者以外の人には耳新しい言葉だったのではないでしょうか。
ぜひ近い将来、絶大な効き目を発揮する「ワクチン」が開発され、その名前と共に「終息」という言葉が専門家から発せられる日を待ちわびています。
「三密」や「ロックダウン」「濃厚接触」などの「言葉」が遠い記憶になるように願っています。
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[KNOWSなう] 第85号は、いかがでしたか?第86号は11月上旬の配信を予定しています。
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84号 「全国大会」アンケートから(2)
[ KNOWS Now! ]84号 「全国大会」アンケートから(2)
投稿日:2020年10月8日(木)
作成者:学修デザイナー協会
[ KNOWS Now!(学修デザイナー協会メルマガ)]
誰もが夢中になれる学びをつくる
季節を感じるときは、人によって様々だと思います。草花の開花や枯れていく様子だったり、長袖を羽織る気温の変化だったり・・・。
先日、ラジオの気象情報で「秋雨前線(あきさめぜんせん)」という言葉を聞いたとき、しみじみと秋の気配を感じたような気がしました。そういえば夕方に虫の声に耳を傾けたり、夜空に満月を探していました。
いよいよWITHコロナの生活が本格的に始まりました。人々が動き始めて、この見えないウィルスとのたたかいです。なんとかコロナウィルスを抑え込んで、日常生活を取り戻したいと思います。
今号も、全国大会に寄せられたアンケートを掲載します。
━━━━ 目 次 ━━━━
1 全国大会のアンケートから (2)<抜粋>
Q2 全国大会への御参加の理由・目的をお聞かせください。
Q3 研究協議(1)『探究の実践』についての感想を一言お願いいたします。
2 ~言の葉スクランブル~
「ポジショントーク(position talk)」ってなに?
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Q2 全国大会への御参加の理由・目的をお聞かせください。
- 以前から教育は変革の時期にあると感じ、また変革しなくてはならないところに来ていると思っていました。そこにコロナで加速され、チャンスが到来したと実感しています。しかし、何をどこからはじめていいのかわからず、この研究会のイベント参加で何かを得たい、今後の変革のきっかけになると確信したからです。
- GIGAスクール構想でどんなことを使用としている確認するため
- 探求とGIGA スクール構想について見識を深めたいと考えたからです。
- 各地での学校の取り組みを知るため。ICT の導入・活用状況を知るため。
- 授業で活かすため(2名)
- 教育に携わる者として、魅力ある授業にしていくために何が必要かを常に考えているのですが、何かしらの示唆や刺激を得られればと思い、参加させていただきました。
- 教育の現場で実際に起きていることについて、実感を持つヒントを得たいため。
- オンラインとアナログのよりよい交わり方について学んでみたいと思いました。
- デザインシートの作成方法を学びたいと考えたからです。
- 新しいことを模索している教員の方のお話を聞きたかったので
- 脳が喜ぶ教育ってなに?という好奇心
- 総合的な探求の時間の実践で困っているから
- トップランナーの先生たちはどうIT を活用しているのか知りたかったこれまで座談会に参加してきて、とても学ばせていただいたので、ぜひ全国大会に参加してみたいと思った。
- コロナ時代には新たな学修デザインが必須だと思ったので、体験してみたいと思った。
- 時代を先ゆくアイディアを得られるから。(2017 年のSDGs のときもそうでした)
Q3 研究協議(1)『探究の実践』についての感想を一言お願いいたします。
- 物事の本質を探ること、答えのない問題などに関しての具体的な授業の紹介が参考になりました。『死に山』の本をポチりました。
- 学びはなんのため? 教育はなんのため? 未来社会へつながる教育をぜひ!
- 子どもたちがどのように探究学習を行っているのか。ひじょうに興味深かったです。
- メンチメーターは自分も使っていますが、選択肢ばかりだったので、今度自由に書いてもらう方式をやってみます。
- 荒康義先生のお話のテーマも然ることながら、話の組み立て方が素晴らしく、聞き手を飽きさせない工夫が随所に盛り込んであって、惹きつけられました。
- 荒先生の「理想を描くほど課題が生まれる」というお言葉が印象に残りました。今後の学校が担う役割について、考えさせられました。
- 実践例がとても響きました。探求についての本質が全国に広まればよいと感じました。
- 面白い先生、高校でした!印象と事実を分けて考える、実践したいと思います。
- 実践事例に関して、具体例も多く、非常に参考になりました。
- 参考になりました。進路につなげていていいですね。
- 探求という部分はやはりリアルタイムである事や顔を合わせてできる環境が必要だと感じました。探求できる場所と時間が子どもたちには少ないように感じています。探求できれば開ける未来もたくさんあると思いました。
- これまでの勉強も大切、そのうえで探求も大切というスタンスでのスタートが共感できた。事実と印象を分けて考えることもとても大事。生徒たちの考えをひとつひとつ試していく仮説検証が探求なのかなと思った。
- 今の探究学習はこんなに進んでいるのか!と勉強になりました。高齢者向けの美容は、とてもニーズあると思います。美容メーカーと介護産業がとても関心を持ちそうですね。
- 内容が深く,とても勉強になりました。3 年生の日々の授業の中でもこの考え方を取り入れていきます。
- 生徒さんたちが自分が考えたアイディアを実現しながら検証する姿に衝撃を受けました。
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2 ~言の葉スクランブル~
「ポジショントーク(position talk)」ってなに?
先日、夜のニュース番組で解説者が口にした言葉です。その時は、「立場に基づいた話をすること」程度の理解で聞き流していました。少し調べてみると、元々は「金融界」で使われていた言葉のようです。
ただ日常のニュースで使われたことを考えると、役職による立場から発した言葉と理解した方が良さそうな気がしました。「仕事の責任者としての言葉」や「教師や医者としての言葉」、少し広げて「親として子どもを躾けるときの言葉」など・・。
和製英語のようですが、多くの人が場や状況に応じて、ポジションを意識した言動をしているように思えてきました。「本音」の言葉はどこへ行ったのだろう?
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[KNOWSなう] 第84号は、いかがでしたか?第85号は10月下旬の配信を予定しています。
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